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ギャラリー樟楠&あるぴいの銀花ギャラリー日記

作家の紹介から展覧会の様子。 ギャラリーのあるアルピーノ村の季節のお知らせ。

穂高隆児さんのおいしい器

2019年04月12日 12時53分24秒 | ギャラリー樟楠
 


穂高隆児さんのおいしい器
 
ギャラリー樟楠では、何度かご紹介させていただいている穂高隆児さん。
茨城県笠間市に工房を構え、元料理人という異例の肩書きは有名なので 今回は書きません(知りたい方はご来店くださいませ)。
朝焼&月夜シリーズのシックな色合いをベースに、幅広い作風を見せてくれいる今回の出品作。

 


定番の織部鉢。
 



代表作の蓮の葉皿は白ベースも登場。
 



勢いのある刷毛目に鉄と織部のポイントが魅力の赤絵シリーズ。

 


色の強い食材をナチュラルに惹きたてる鉄灰釉の長角皿。
 



刷毛目に際立つ赤絵と金彩を繋ぐパラジウムの控えめな輝きが魅力の彩刷毛目シリーズ。
 



鉄と藁灰の釉薬が絡み、重なるグラデーションが美しい朝鮮唐津。
 



穂高さんにしては珍しい、立ち上がった三つ足に遊び心を感じる蓮花小鉢は半磁器でできております。
 



落ち付いた黒に角度によって輝くパラジウムが魅力の月夜シリーズは、鉢物だけなく注器やショットサイズのカップも。
 



内側に輝く上品なブロンズカラーは、うつわを包むマットな赤絵の狭間にも見え隠れする玄人好みの朝焼シリーズ。
 
和食のイメージが強い(ラーメン大好きだけど)穂高さん。
今回のテーマは「おいしい器 洋食編」ということで、値札に付けられた料理も
「桜エビのチーズリゾット」「鶏レバーと春キャベツのテリーヌ」など
作風のイメージを吹き飛ばして、普段使いの幅を広げてくれる展示となっております。
 
 
もう、今年の桜は見飽きているころでしょう。
この週末までの展示となります。
想像力を豊かに おいしい器展を お楽しみください。
 
 
おいしい器 〜洋食と洋酒編〜
→4/14sun
11:00-18:00(最終日16時まで)

伊藤千穂
稲垣直
篠原希
野田里美 4/6在廊
廣川温 4/14在廊
穂高隆児

ギャラリー樟楠
さいたま市大宮区北袋町 1-147
048-641-9156
 
 
 

 
コメント
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