Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

厚岸~釧路~阿寒湖

2003年09月17日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月17日(水)
厚岸~釧路~阿寒湖

・アイカップ岬

厚岸にそういう岬があるので、
朝日でも観に行こうかと思ってましたが、
曇ってたので諦めました。
胸はそんなになくてもいいな、
と関係ないことを想いました。

・和商市場

釧路にある海産物を主に扱った生鮮食品の市場で、
好きな魚介類をご飯に少しずつ載せて食べる、
勝手丼というのが名物になっています。
私達もそんな勝手丼を食べたのですが、
魚介類の質が本当によく、どれを食べても美味しいんです。
これは素晴らしい。
その後、花咲ガニを1杯買って、
ふたり分け合って食べました。
A先生は福岡出身ということで、
カニにあまり触れることがなかったらしいのですが、
お気に召されたようで、実家にカニを送ってました。
ともかく口にするもの全てが美味しかったです。

・釧路湿原

北海道出身の友から、
釧路湿原をトレッキングしろ、
なんて指令が前日に届いていたので、
2.5kmの道程を歩いてみる。
それなりに面白かったが、正直ツラかった。
息が切れた。運動不足ここに極まり。

・阿寒湖の定休日

さて今日の定休日情報です。
ヒメマス料理のお店と、
焼がきを食べさせてくれるお店が、
謎に定休日でした。あぁ。

・まりも

阿寒湖を一周する観光船に乗りつつ、
湖内の島の上にある、まりも展示館を観ました。
が、島に上陸してる時間が限られていて、
まりもを観られるのは15分のみ。
そりゃないですよ、お奉行。

・まりもソフト

ほんのり翠色のソフトの中に、
食べられるまりもが入っているという、
チャレンジメニューだったわけですが、
ソフト部分は薄味バニラで、
まりもも単なる丸い翠色ゼリー。
不味くはなく、あまり盛り上がりがなく終了。

・ライダーハウス

初のライダーハウス。
何十年か前に建てられたような、
二階建てのボロ家にテキトーに雑魚寝しあう。

何部屋かあり、
私達はふたりで部屋を占領した。

500円で宿泊できるのだが、
味噌煮込みうどんと焼鮭にごはん、
っていう謎のうどん定食であるものの、
夕食までついてきたりして、
とても安上がりだと思う。

この日は宿泊者数が多く、10人くらい泊まっていた。
中には自転車で北海道を回ってる人もいた。

空間として嫌いではないけど、
ひとり旅してて淋しかった人特有の、
というか、ひとり旅する精神の持ち主特有の、
人の話聞かずに自分の話を話し続けたい病になっていて、
こちらが話しを違う方向に振っても響かない。
こういう場で私は聞く側になるのですが、
表面上の会話をするには、あまりに疲れてました。
食事を一緒にとり、TVを一緒に観るので精一杯です。
酒盛りをしてる部屋に、
自ら入っていったA先生は立派です。

・アイヌコタン

アイヌの街並みを観光的に再現した街。
木彫りだらけ。
なんだか奇妙な音楽が流れていた。
喩えるなら、ビョークかレディオヘッドか。
ともかくこの種の音楽が古来の日本にあるなんて思わなかった。
思わずその元となる楽器、ムックリを買ってしまった。
穴の開いた竹を口にあて弾きつつ吹いたり吸ったりすることで音が出る。
楽器を売ってくれたカワイイ女性の前では上手く吹けたのだが、
A先生に聞かせようと思ったら吹けなくなっていた。
席順が1列男女混合になった高1から気付いているのだが、
つくづく私は、女性が隣にいないとなんにも出来なくなる人間である。

アイヌ料理を食べた。
じゃがいもの粉を冷凍保存して、
その粉を練って焼いた餅というかなんというかなものである。
パンの代わりの料理らしい。ふむ。

その後、アイヌ古来の踊りを観た。
やはりいい音楽だし、衣装もカッコイイ。
アイヌ民族を主題にした歴史映画を撮ると面白いかもしれない。
その踊りの中で、観客が舞台に上がって一緒に踊るというイベントがあった。
すると、A先生が率先して舞台に上った。
やはりまつり好きな福岡県人の血なのかな、と思った。
自動的に私は写真係になった。
A先生、お上手ですよ。