Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

横浜~仙台~苫小牧

2003年09月13日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月13日(土)
横浜~仙台~苫小牧

・0時33分出発

東映助監督採用試験に応募するための文書執筆で、
旅の3日前からとても寝てなかった。
それなのに今回の旅供であるA氏(当時24歳)に、
前夜0時に起こされ、
MDLP320分の作成なんて無邪気に依頼されたり、
今日も仕事で30度近い炎天下の中、
スーツ姿で横浜の関内周辺を自転車1周なんてしたもんだから、
実は出発時点で、重度に眠い。

・銀座

信号待ちの交差点にて見張り中の刑事に呼び止められる。
これでもう旅も終わりか、と思ったら、
A氏の北九州ナンバーと私のバイクに興味があっただけらしい。
ビビらせないでくださいよ。ホントに。
で、頑張ってこい、言われた。
走り出した直後、この刑事の名前を聞いておけば、と後悔した。
北海道で何かあった場合、本庁のなんとかさんに言われたと言えば、
なんとか逃げ延びれそうな気がしたからだ。
所轄と本店。
テレビドラマの影響は根深い。

・国道4号乗ってすぐ、上野辺りで休憩

おにぎりが二種類三個しか売ってない、
奇跡のファミリーマート。
国道4号トラック多すぎ、惑わせすぎ

・宇都宮手前10kmコンビニ

国道4号みんな早い。平均100km以上。
取り締まる気はなさそうだけど電子掲示板だけ凝ってる。
ここで肉でない100円ハンバーガー、韓国焼肉おにぎり、甘い飲み物、
そして後々の命綱ブラックブラックガムを買う。
これなきゃ確実に死んでた。

・黒磯セブン

手前で奈良ナンバーの250ccオフロードバイク女子に抜かれ、
ちょっとちくしょっな気分。
けどよく考えると、お供してるA氏のバイクも250cc。
まぁしょうがない。
それにしても自分より非力なものと女子ライダーに負けるのが悔しいだなんて、
私はほとほと差別主義というか、変な自尊心だけ強い男だ。
だからモテない。わかってる。
ちなみにその女子は、
おしゃれなセルメガネにオレンジバンダナを口に巻いてて、
顔は謎だけど、勝手にカワイイと妄想。
そういう中学生な妄想は今でも大好き。常に楽しくです。
このセブンでかなり眠いのを、バニラバーでごまかす。

・福島セブン

ここまでの間、時折意識失いながら運転。
大型でなかったら安定しなくて、バランス崩して倒れてた思う。
それを助けてくれたのが、ブラックブラックガム。
信号止まる旅に補給する作業が仙台まで続く。
味ある限り、眠さは飛ぶ。ある種ドラッグ。

・仙台直前GS

飛行機と電車のバイク輸送例から、
フェリー内はガソリン入れて乗っちゃいけないと思って、
私だけ給油せず。後々ごめんなさい。

・仙台駅

地下2階に駐輪場があったりする。
エレベータとスロープの2手段あるのだけど、
私はエレベータ、A氏はスロープを選択。
A氏、疲労のため壊れる。

・ずんだ餅ZUNDASARYO

さすが本場。
あ゛ぁ度がより強い。
アソビでしか食わん。

・牛たん利久

美味しくて量が多い。素晴らしい。
肉がえらい厚い。麦飯によくあう。
牛たん、麦飯、テールスープ、
そして付け合せにきゅうり、青唐辛子の辛子味噌和え、
それだけって単純さも嬉しい。
これはいい。また絶対食べる。

・フェリー外

ビビるほどデカイ。
船に弱い私はA氏のいないとこで何度も嗚咽。
乗る前から想像酔いである。

・フェリー内部

2等部屋がビビるほど狭い。
和室に雑魚寝なのだが、私の持ちスペースは肩幅分もない。
寝返りうつと、右なら知らん男子、左ならA氏に接吻しそう。
風呂は広くて共感持てる。
けど揺れはどうにもならん。
寝転べばなんとかなりそうだが、
本もGBAもPCもできない。したらやられる。
もう寝るしかない。ひたすら横たわる。
でも眠れない私は、色んな物語を考えて耐える。
映画3本分くらい。揺れで覚えてはられなかったけど。
フェリーは精神世界への旅だ。と私だけ思う。