終わりも始まりも意識しない、
意図の見えない服装で、年度末を終えたかった。
昨日作業を終え、少しの残作業をこなす、
どこかスタッフロールのような1日を。。。
そんな今日の前、29、30日と、長い電車移動の時間中、
重松清さんの「その日のまえに」を読んでいた。
お友達さんに薦められて読んだのだけど、
読み進む中で、知らぬ間に目が潤んでいた。
電車の中でなかったら、涙が流れていただろう。
心の触れられないところを、そっと触れてきた。
優しい言葉で、そっと温かく。
旅立つ側と、旅立たれる側。
私の場合、どちらの側にも立てるから、
尚更、思うところが増えるのかもしれない。
書かれてない相手側の想いを、実体験から書き足せる。
本を読めない私だから、こうも感動したのか、
本を読める人ならば、もっと感動するのかわからないけど、
ともかく大切なものが見つかる本だと思えた。
大切なものがわからなくなりかけてる人は、
ぜひ読むべきだと思う。
お薦めしてくれて、本当にありがとう。
…ところで最近の私は、
胸の辺りがずっと張り続け、痛み続けている。
去年の初夏から症状が弱まったり強まったりしてたものの、
無理に無理を重ねた今月を経た、今週は特に酷く、
呼吸するのも疲れるくらいで、飲み物も吹きこぼしてる。
私は生まれついてのバカだから、
悲劇的な方が、カッコイイと思い込んでる。
実際オスカー獲るのもシリアス作品だし、
世間的にも悲劇に淡い憧れを抱いてしまうのではないのかな。
自分のことにさえ、ならなければ。
でも今回「その日のまえに」を読んだら、
もう少しだけ自分を大切に生きたくなったわけで。
今年度の目標は、検査入院すること、なんて、
冗談でなく思ってるくらい。去年ずるっこで逃げたし。
不安が症状を生んでる可能性もあるし、
始まりに帰れば、もう一度自分を始められる気がする。
もしそうなると4度目の人生になるのかな。面白いな。
そんな体で過ごした昨年度は、
仕事の中で実績を諦め、体調を1番に考えた上で出来る、
3つの目標を立てていた。
1つ目は、より良い絵を描いて黙らせてやること。
一昨年度、私にしか出来ない絵と開発との繋ぎ役をしたのに、
評価されないどころか批判までされたので、
より良い絵を描いて、絵の大切さをわからせてやろうと。
その試みは色んな場所で誉められ、大成功したけど、
評価を下す上司だけが依然わからず屋という。
2つ目は、チームの雰囲気を明るくすること。
職場が、30人単位のユニットとしては明るいのだけど、
所属チームだけはピリピリ仕事の話以外してなくて、
軒並み体調崩す日々が続いてたので、私がピエロになって、
心の管理をしてあげようと、積極的に話しかけた。
この試みも、最初は浮いてたものの、
今では笑顔で雑談を話しかけてくるようになっているし、
体調不良な人も減って成功したように思える。
けど評価を下す上司には遊んでるように見えて、
評価は下がるのかもしれない。
3つ目は、私がいなくなってもいい準備をすること。
体調が悪い中でも、仕事に出続けようと思ってしまうのは、
私がいなくてはならない、責任ある要素があったから。
その要素を少しずつ薄めてきた。皆勤賞が正義だと思ってる心も含めて。
いつしか友人がいなくなっても、なんとも思わなくなっていた。
少し淋しい話だけど、依存をなくした成果はあった。
…という感じで過ごした昨年度。
変わる勇気と変える勇気、どちらが強いのかはわからないけど、
私は変わる前に変えたいと思った。
なにも変えられないようなら、
変わっても、なにも変わらないと思ってるから。
どれも達成できたから、もう思い残すことはない。
すぐ辞めるみたいだけど、そういう意味でなく、ね。
ちなみに、ひとつ付け加えると、
評価する上司は悪い人ではない。
自分の言葉でガツガツと責め立て、
人を思うように操りたいリーダーシップがある人と、
他人の言葉に、そっと自分の言葉を注ぎ込み、
人の個性を生かしつつリーダーシップをとりたい人。
その差が大きいだけ。
後者な私は、前者で力の強い人にガツガツされると、
争わずそうしたければそうすればいいじゃん、になってしまう。
タッチ世代らしく、汗を流して戦うとかめんどくさい、って。
だから私の方が悪いという見方が正しい気もする。
私は過保護よりも、放り投げられた方が良く育つ子だと、
2年目くらいで気付くと思ったんだけどな。
ともあれ、来年度も来年度でこっそり目標を立てて、
日々を楽しんで、遊んでいきましょ。
意図の見えない服装で、年度末を終えたかった。
昨日作業を終え、少しの残作業をこなす、
どこかスタッフロールのような1日を。。。
そんな今日の前、29、30日と、長い電車移動の時間中、
重松清さんの「その日のまえに」を読んでいた。
お友達さんに薦められて読んだのだけど、
読み進む中で、知らぬ間に目が潤んでいた。
電車の中でなかったら、涙が流れていただろう。
心の触れられないところを、そっと触れてきた。
優しい言葉で、そっと温かく。
旅立つ側と、旅立たれる側。
私の場合、どちらの側にも立てるから、
尚更、思うところが増えるのかもしれない。
書かれてない相手側の想いを、実体験から書き足せる。
本を読めない私だから、こうも感動したのか、
本を読める人ならば、もっと感動するのかわからないけど、
ともかく大切なものが見つかる本だと思えた。
大切なものがわからなくなりかけてる人は、
ぜひ読むべきだと思う。
お薦めしてくれて、本当にありがとう。
…ところで最近の私は、
胸の辺りがずっと張り続け、痛み続けている。
去年の初夏から症状が弱まったり強まったりしてたものの、
無理に無理を重ねた今月を経た、今週は特に酷く、
呼吸するのも疲れるくらいで、飲み物も吹きこぼしてる。
私は生まれついてのバカだから、
悲劇的な方が、カッコイイと思い込んでる。
実際オスカー獲るのもシリアス作品だし、
世間的にも悲劇に淡い憧れを抱いてしまうのではないのかな。
自分のことにさえ、ならなければ。
でも今回「その日のまえに」を読んだら、
もう少しだけ自分を大切に生きたくなったわけで。
今年度の目標は、検査入院すること、なんて、
冗談でなく思ってるくらい。去年ずるっこで逃げたし。
不安が症状を生んでる可能性もあるし、
始まりに帰れば、もう一度自分を始められる気がする。
もしそうなると4度目の人生になるのかな。面白いな。
そんな体で過ごした昨年度は、
仕事の中で実績を諦め、体調を1番に考えた上で出来る、
3つの目標を立てていた。
1つ目は、より良い絵を描いて黙らせてやること。
一昨年度、私にしか出来ない絵と開発との繋ぎ役をしたのに、
評価されないどころか批判までされたので、
より良い絵を描いて、絵の大切さをわからせてやろうと。
その試みは色んな場所で誉められ、大成功したけど、
評価を下す上司だけが依然わからず屋という。
2つ目は、チームの雰囲気を明るくすること。
職場が、30人単位のユニットとしては明るいのだけど、
所属チームだけはピリピリ仕事の話以外してなくて、
軒並み体調崩す日々が続いてたので、私がピエロになって、
心の管理をしてあげようと、積極的に話しかけた。
この試みも、最初は浮いてたものの、
今では笑顔で雑談を話しかけてくるようになっているし、
体調不良な人も減って成功したように思える。
けど評価を下す上司には遊んでるように見えて、
評価は下がるのかもしれない。
3つ目は、私がいなくなってもいい準備をすること。
体調が悪い中でも、仕事に出続けようと思ってしまうのは、
私がいなくてはならない、責任ある要素があったから。
その要素を少しずつ薄めてきた。皆勤賞が正義だと思ってる心も含めて。
いつしか友人がいなくなっても、なんとも思わなくなっていた。
少し淋しい話だけど、依存をなくした成果はあった。
…という感じで過ごした昨年度。
変わる勇気と変える勇気、どちらが強いのかはわからないけど、
私は変わる前に変えたいと思った。
なにも変えられないようなら、
変わっても、なにも変わらないと思ってるから。
どれも達成できたから、もう思い残すことはない。
すぐ辞めるみたいだけど、そういう意味でなく、ね。
ちなみに、ひとつ付け加えると、
評価する上司は悪い人ではない。
自分の言葉でガツガツと責め立て、
人を思うように操りたいリーダーシップがある人と、
他人の言葉に、そっと自分の言葉を注ぎ込み、
人の個性を生かしつつリーダーシップをとりたい人。
その差が大きいだけ。
後者な私は、前者で力の強い人にガツガツされると、
争わずそうしたければそうすればいいじゃん、になってしまう。
タッチ世代らしく、汗を流して戦うとかめんどくさい、って。
だから私の方が悪いという見方が正しい気もする。
私は過保護よりも、放り投げられた方が良く育つ子だと、
2年目くらいで気付くと思ったんだけどな。
ともあれ、来年度も来年度でこっそり目標を立てて、
日々を楽しんで、遊んでいきましょ。