ステシコロ広場前のエトネア通りを行く観光トレイン
2019年12月23日撮影
2019年12月23日撮影
市内を手っ取り早く周遊するには最適の乗り物
乗れば良かったと後悔も…
イタリアを一人で旅する時に、知っておくと便利な、いや身を助ける言葉❛Scendo!(シェンド!)❜もっとも、この時の私には役に立たなかったけれど…
■2019年12月23日
イタリア(カターニア)に到着の翌日、モディカに向かったのは前述しましたが、その帰路のことでした。この町から訪ねたモディカやラグーサの町の急な坂道を上がったり下りたりして、さすがに疲れが出ていたのでしょう。車中ではこっくりこっくり居眠りをしていました。カターニア到着まで約2時間半。ぼんやり目を覚ました時、往時に乗ったバス停カターニアのボルセッリーノ広場が目に留まり、思わず「scendo!降りま~すっ」と叫び声をあげるはめになりました。が、バスは止まる気配を見せずにそれどころか無情にも、益々スピードを上げて走っていく…(運転手さんニヤリと笑った…気がする)
カターニア中心部のバスターミナル/ボルセッリーノ広場
そう、モディカからカターニアへ帰る(多分この表現は正しくない、単純にモディカからカターニャへの路線…)バスは、ボルセッリーノ広場には止まらなかったのです。そんなこと聞いてない、知らないと訴える先もなく、scendo!の声も車中にむなしく響いただけで、やがてバスが着いたのはFSカターニア駅前でした。今回、カターニアは周辺地域を回るための滞在先というだけで、大した下調べはしていません。カターニア駅のエリアも、治安はイマイチだし、見どころもなさそうで、そうして列車も利用する予定がなかったから関心さえも寄せていませんでした。
車中からボルセッリーノ広場を見送りました"(-""-)"ワナワナ
Scendoっー!
バスを降りた駅前からホテルまでどう帰ればいいのやら。駅のインフォメーションには人は居ず、取り合えず、近くにいた人に、件のアリバスのバス停「ステシコロ」、カターニアで唯一知るこのバス停名を挙げて、どう行けばいいかと聞くと、彼は「ステシコロなら地下鉄だ」と教えてくれました。ところが、そばで私たちの会話を聞いていたご老人が、「チェントロだ、バスで行け」と言うではありませんか。いや、バスは混むから地下鉄が早い、地下鉄なら一駅だなどとお二人は、私の両サイドから、身振り手振りを交えながら、それでも沢山の情報を提供してくれたのでした。
カターニア駅前
2019年12月23日
2019年12月23日
イタリアでは、いつだってこうした皆さんの熱い親切に出会います。中には、嘘も混じることがあるのだけれど、それは決して騙そうという意図なのではなく、ひたすら『教えてあげなきゃ』という親切心。結局、係の人が戻ったインフォメーションで尋ねてバスに乗りましたが、カターニアの人たちのあたたかさに触れた出来事でもありました。
カターニア駅前のインフォ
バスの切符も売っています
バスの切符も売っています
バスチケットは、1枚90分有効1ユーロでした(2020年12月23日現在)
しかしなぁ…田舎道にぽつんとあるバス停ではなくて、カターニア中心部の大きなバスターミナルのボルセッリーノ広場、しかもモディカに行く時には乗ったバス停なのに、復路は停まらないなんて思いもしなかった…まさか、意地悪をされたとは思わないけれど、どうも解せなくて、降り際に運転手さんに確かめもしましたが、答えは同じ、ボルセッリーノ広場には止まらないとのことでした。確かにバス会社の時刻表には「CATANIA11時20分到着」とだけあって、「P.ZZA.BORSELLINO」の表記はなかったし、かといって「FS.CATANIA」の表示もない。こんな場合の正確なところは、運転手さんに聞くしかなさげです。
イタリア各地でバスを乗りこなすのは今以て難しい。もっとも私の住む町でも、市営バスや私バスが混在していて、それぞれバス停が違うし経路も複雑。市民でさえ難解で、海外からの観光客の為にも改善しようとしていますが、ここはイタリア、迷える旅人のことは考えない…。
地下鉄路線
地下鉄駅「ステシコロ」が始発駅
カターニア駅は、FS.CATANIAではなく、
Giovanni XXIII/ジョヴァンニ二十三世駅と言います
カターニア駅は、FS.CATANIAではなく、
Giovanni XXIII/ジョヴァンニ二十三世駅と言います
なお、上記の会話に出てきた地下鉄「ステシコロ」は、駅から乗車すると次の駅の名称でもあります。地下鉄駅「ステシコロ」で降りて地上に上がれば、ステシコロ広場が目の前で、そこからエトネア通りが続きます。又、駅前からバスでエトネア通りやステシコロ広場付近に行くには、バス429番・442番・448番に乗ります(2019年12月現在/インフォの情報)。
ストリートビューより
黄色で囲った場所が地下鉄「ステシコロ駅」の乗降口
コルソ・シチリアにあります
私も一度利用しましたが改札口に切符売り場はありません。
チケットは改札口横の自販機で購入します。
チケットは、90分有効券一枚1ユーロ AMTバス共通120分有効券一枚1.2ユーロ
(2019年12月現在)
チケットは改札口横の自販機で購入します。
チケットは、90分有効券一枚1ユーロ AMTバス共通120分有効券一枚1.2ユーロ
(2019年12月現在)
私はまだ街間のバス移動はしたことがないので、シチリアの行程を作る時は頭が痛くなりそうでした。バスの時刻表を見ていると、例えばパレルモからタオルミーナへ向かう時は、カターニャで乗り換えるよりもカターニャ空港で乗り換えた方がいいとかわかってくることもあるんですが、すぐに行く訳じゃないから行く頃にはどうなってることか・・・。
行程ももう6つも作ってしまって、行けるようになったら春と秋に10日づつ行こうと思っていますが、実質8日いてもぎっしり詰めてしまうので、kazuさんのようにバスで眠ると思います。
Scendo、ですね!
昨日バラエティを見ていたら、長嶋茂雄さんは巨人の契約金で箱根に別荘を買われたらしく、その縁で一茂さんは箱根神社で挙式されたそうで、境内には長嶋茂雄さんや秋元康さんの名前の入った石の柱?があったり、時間がなくあまりゆっくりできなかったので残念でした。
それにしてもあのロープウェイ、早雲山から登ってその先に巨大な富士山が待っていたらとびくびくしましたが、見えたのは大涌谷の絶景でした(笑)
あとこの暖かさで富士山は山梨側が少し冠雪しているくらいで、景色的には残念でした。
もともと予定していた旅行でしたが、クーポンが使え、おまけに今年は私がイタリアへ行かなかったので、収支はトントンかな?😢
それにしてもテレビをつければコロナコロナで、これが冬中続くと思うと悲しい事件が起きなければいいと思います。
私はこれまで幾多の困難を乗り越えてきたのでちょっとやそっとではへこたれないのですが、来年の秋シチリアへ行きたいよう😢行けますかね?kazuさんは次はどちらの予定だったんですか?
私の今年の予定は、ブログにも少し書いていますが、まだ決めかねていて、今年のお正月明けに手にした先ずはミラノ行きのチケットありきでした。まだまだ先の旅行だとのんびりしていたら、あっという間にこんなことなって行きたいエリアさえ絞れないままでした・・・あー予定通りなら、今頃は出発までカウントダウンに入っていたのにな。あっつい愚痴ってしまいました。広島れもんさんは、沢山の行程を色々と立てられているから、いつでも出発できますね(^^)
先日ヴェネチアのローマ広場から空港までのシャトルバスの会社から2年間有効ですみたいなメールが来たのですが、ヴェネチアも北イタリアなので来秋は難しいかと悩みます。
そうそうマッシモ劇場のチケット、イタリア全土のいろいろな公演を扱っているサイトだったようで、月別の公演が掲載されていたのですが、ついに私の行く予定だった‟マノン・レスコー”はどこにもなく、諦めました😢何度も何度もチェックするのも精神衛生上よくないと思って(笑)
そしてへこたれない私は先日30ℓのバックパックを購入しました!イタリアの駅ってエレベーターがついていないところも多いみたいで、街から街へ移動する際に乗り換えのたびに大きなキャリーケースで階段を転がすんじゃあ体が持たないと思って。ローマやフィレンツェなどの街のホテルに荷物を置いて、2泊くらいは背負って移動しようとたくらんでいます(笑)いい年の自分が大きな荷物を背負ってるとこは想像したくないですが・・・
おーバックパック、いいですね。大きなスーツケースはほんとに面倒で、出来れば、機内持ち込みの小さなバッグだけで私も旅行したいです。かといって、若い人のように、着の身着のままで、という訳にもいかず、です。それにしても、次回の旅行に向けて、広島れもんさんのように、モノにもこだわって用意する、のは素敵。実現に向けての第一歩っていうところですね。