イタリアより

滞在日記

カタール航空ビジネスクラスQスイートに乗る!その2.

2024年03月10日 | カタール航空

ハマド国際空港にて

頭上には

ゲート間を結ぶ無人のシャトル電車が走る

2023.12.27撮影

カタール航空の東京発ミラノ行きの旅程は、先ずは羽田からドーハ・ハマド国際空港へ向かい、その後ミラノ行きの便に乗り継ぐスケジュールです。羽田を23時55分に出発だったので、搭乗と同時に就寝になりますが、それでもウェルカムドリンクの提供と、CAさんからはメニューの配付があって食事内容の説明を受けました。欲しいものがあれば、その折々に申し出れば良いシステムのようなのですが、さすがに深夜でもあるし、私には「寝る」ことが最優先事項なので今は何もいらない旨を伝えて早々に横になりました。

食事時には可愛いランプが灯され
丁寧なテーブルセッティングが嬉しかったです

そもそも、渡伊するにあたってビジネスクラスを利用したいと思い始めたのは、2017年の旅・機内での出来事がきっかけでした。痛い足を引きずって、お尻に走る激痛に耐えながらよくあの公園を歩けたものだと当時を振り返ってもそう思います。ニッコリ笑って記念写真まで撮っている…という訳で、身体を横にして休める、そんなシートを乞うようになったのでした。だから特別なサービスもいらないし、食事だってフツーでいい。楽な座席さえ確保できれば~なのですが、こんな旅行者は他にも居るはずで、いつか「楽々シート180」(kazu命名)なるものがリーズナブルな価格で提供されることを願ってやみません。

スープも美味

厳選素材で調理された「シェフのスープ」だそうな

とはいうものの、機内ステイも旅行の楽しみの一つで、中でも食事は大きなウエイトを占めますが、同航空の機内食はその評価にたがわず、どれもレストラン仕様の美味しさでした。往復ともに親切なCAさんに勧められるまま前菜からはじまって、スープやメイン料理、デザートもお願いしてしまいましたが、やっぱり一皿は多くて、決して小食という訳でもないのだけれど、頼んだ料理を完食するのは少々一苦労でもありました。それでも、以前搭乗した、今は無い「アリタリア」の雑な機内食を思えばもう極上です。ワインリストを見れば、機内で出されるメニューとは思えないほどの豊富な種類のワインが紹介されていて、愛飲家には更なる楽しみが加味されることだろうと思います。

余談

Diptyqueのアメニティ

手のひらに乗せるだけで
いい香りが漂います

配られたアメニティの質の良さにもビックリ。フランス・パリ発の「Diptyque(ディプティック)のローションとクリームその他がセットされていましたが、フェイスクリームが私にはよく合って重宝しました。手元にある、持ち帰った小箱を開けると今でも良い香りが漂います。さすがフレグランス・ブランドという感じ。

ロンドンのブランド「ザ・ホワイト・カンパニー」の長袖パジャマ

材質はポリエステルとコットンの混紡で

長パンツは襟ぐりと同色の紺色でした

身長155センチ体重48キロの私に

Sサイズはジャストフィット

又、パジャマも着心地がよく、洗濯してもへたらない。

-続く-

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カタール航空ビジネスクラスQスイートに乗る!その1.

2024年03月06日 | カタール航空

ハマド国際空港の巨大なキャラクター/黄色いクマさん

この空港に到着したら

乗り継ぎ客はこのモニュメントを

目指すらしいのに

どこにも見当たらず…
※このお話は後日

「月日は百代の過客にして、往き交う年も又旅人なり」と詠んだのは、松尾芭蕉。彼がたどったのは、みちのくの悪路で、なんと過酷な旅だったかと思います。翻って、飛行機でビューンと飛ぶだけの私の一人旅、それでも一歩一歩が未知であり、年月が経っても旅の途中にいるような感覚は、時空を超えた、芭蕉と同じ旅人としての心情かとも…。さすがに「日々旅にして旅を栖(すみか)とす」とまではいかないし、帰る場所があるからこそ、こうして旅を楽しめる等とつらつら思いながら、昨年の旅を振り返ってみたいと思います。それにしても、帰国からもう二か月以上も経つのですね。。。

■2023年12月16日

今回(2023.12月イタリア旅)は、チケットありきの旅だと書きました。何とか予算の組めるギリギリの範囲で取れたフルフラットになる席でしたが、これが ❛知る人ぞ知る❜ らしいカタール航空の「Qスィート」と称される席でした。

カタール航空「Qスィート」の座席

カタール航空のイメージカラ一に統一された座席には、キャビン毎に扉が付いていて開閉が可能です。さすがに頭上は閉じられはしないので通路からのぞき込まれれば、内部は見えるのだけれど、それでもプライベート空間は十分過ぎるほどに保たれて、ファーストクラス並み(乗ったことはないけど)の個室になりました。当キャビン初体験のわたしが、あれこれ稚拙な説明をするよりも、公式サイトを見れば一目瞭然で、全く以てカタール航空のアナウンスどおり、贅を尽くした客室でした。

扉が開閉可能で
閉めれば個室になる

羽田を夜中の23時55分に出発するので、私の住む地方から東京への移動も当日で間に合うのは楽でした。もっとも帰国日の到着時間は夜の10時半。羽田で一泊し翌日地方へ戻ることになるので、前泊か後泊かの相違だけで、相変わらず地方在住者は地の利を得ない悲哀を味わいます。

-続く-

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ルイ・ヴィトンラウンジにて

2023年12月27日 | ハマド国際空港

ハマド国際空港

2023.12.26撮影

ミラノから乗り継ぎ先のドーハに到着して

ハマド国際空港のラウンジにいます

世界各国から旅行者が行き交う巨大空港は

ゲート間にモノレールが走り 

煌びやかでアーティスティックな内装は

まるで近未来の都市のようです

ルイ・ヴィトンがプロデュースしたラウンジの入口

「Louis Vuitton Lounge by Yannick Alleno」
ルイ・ヴィトン  ラウンジ by ヤニック・アレノ

案内されたラウンジの規模の大きさとゴージャスな空間は

私の想像をはるかに超えて 世界一ラグジュアリーだと

賞賛されることにも納得です

特に今年五月にオープンした

ルイ・ヴィトンプロデュースの

ラウンジのぜいたくさは まるで五つ星ホテルの

ロビーかレストランと言っても過言でないほど

贅を尽くした異次元でした

ミシュランの三ツ星評価を受けたシェフ

ヤニック・アレノ氏監修の

国際色豊かな料理がずらりと並び

24時間いつだって提供される…

勿論 日本のお寿司もありました

わたしが頂いたお寿司

なかなか美味でした

ショーケースに飾られているサンプルを見て
オーダーすると席まで持ってきてくれます

たまたま手に入れたチケットのお陰で

こんな見聞ができて 今年のイタリア旅行は

ちょっとしたサプライズ付きでした

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帰国へ

2023年12月26日 | ミラノ

威風堂々とした

ミラノ中央駅

先ほど朝食を済ませてきました。いよいよ帰国の途につきますが、今回滞在したホテルは居心地がよく、周辺にも美味しいオステリアがあって、我ながら良い選択だったと悦に入りました。というのも、以前宿泊した駅のすぐ前のホテルは、倍近くに料金が上がっていて手が届かなかったのです。円安にくわえて何もかもが高騰しているこの国の状況では、旅行者はほんとに頭を悩ませます。

居心地の良かったホテルのロビー

そんな中で選んだホテルでしたが、連泊しただけに、このホテルの実情もちらほら垣間見えて面白かったです。スタッフの一人の男性は、私が日本人だと知ると、背広の胸のあたりをまさぐって、自身の首にかけていた銀のネックレスを引っ張り出しました。見せてくれたのは、日本漢字の「力」という文字の付いたペンダントトップ。とても大事にしているのだそうです。

毎朝お世話になったレストラン

自分で絞る人参のジュースが
甘くて美味しかったです
お馬さんの気持ちが良く分かりました

さて、そろそろ時間になりました。パスポートは持った!財布もバッグにある!部屋も片付けたし、これからチェックアウトしようと思います。日本まで、まだまだ続く旅ですが、生きて帰ることを目指します。

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Buon Natale!2023.

2023年12月26日 | ミラノ

ミラノ大聖堂

2023.12.25

ミラノのクリスマスに乾杯!

って自撮りをしていたら、お店の人がやってきて、こんなポーズ↓を取ってくれました。折しも今夜はクリスマス。『Signora Buon Natale!』シニョーラ、ボーンナターレ♩と、すこぶる大きくほがらかな声を掛けてもらって、とても明るい気分になりました。店内には「サンタが街にやってくる」や「ジングルベル」等軽快なクリスマスソングが流れています。

毎年のことなのですが、一人でクリスマスを迎えるのは仕方ない、だって一人なんだから。。。といつも言ってますよね(^^;

このカメリエーレさんは、忙しいにもかかわらず、食事中も何かと目配り気配りをしてくれて、少し迷ったけれど、思い切ってこの店のドアを開けて良かったです。それにしても、この白ワインは口当たりがよくて美味しい…グラス一杯(calice vino)が6ユーロのお手頃価格だけれど。

余談

ミラノ中央駅構内のフードコート入口
「il mercatoCENTRALE」

空港行のシャトルバス乗り場の横から入れます

日本でいうグルメ街のような
オシャレで美味しいお店が
ずらりと軒を連ねています

2023.12.25撮影

以前のこの国のクリスマスは、あちこち店が閉じられて、ミラノの様な都会でもどうかすると食事難民になりかねませんでした。が、本日2023.12.25現在、駅周辺のお店は結構開いていて、駅構内は全店営業しています。

一昨年満を持してオープンしたミラノ中央駅構内のフードコート「ilmercatoCENTRALE」(イル・メルカート・チェントラーレ)も営業していました。旅行者にとっては嬉しいかぎりです。

コメント (4)
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