ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

「納豆の日」生まれのあぐりさん

2006-07-10 21:53:51 | その他の雑記

本日はゴロ合わせで「納豆の日」なんだそう。
納豆はワシの大好物、平日はほぼ毎日食べている。最近は「めかぶ」かけて、いちだんと体によさそう、と自己満足している。

で、明治40年(1907年)の7月10日、岡山に生まれ、きょう満99歳の白寿を迎えられたのが、吉行あぐりさん。
NHKTVの連続ドラマ『あぐり』のモデルともなり、共に芥川賞作家である吉行淳之介・吉行理恵両氏(ともに故人)の母である。長女は現在も活躍中の女優・吉行和子さん。

好奇心旺盛で旅好きのあぐりさんが、娘の和子さんと初めて一緒に旅行に行ったのが91歳の時のメキシコ旅行だというから驚く。
お2人の共著『あぐり 白寿の旅』(集英社刊) を読むと、超長年にわたって美容師として活躍してこられたスーパーキャリアウ-マンとしての側面と、好奇心あふれヒョウキンで楽天的なお人柄がにじみ出て、実におもしろい。

初めての母娘旅となった91歳のメキシコ旅行はさぞや思い出がたくさんあるかと思いきや、わずか本文19行。
和子さんもあきれながら、「母の書いているメキシコ旅行の、何と簡単なこと。いかのもあぐりさんらしいと笑ってしまった。あぐり91歳、ここから私達のニ人旅は始まったのだ」と振り返っている。

あぐりさんは、この冬、用心に用心をかさねていたのに自宅内で転倒。和子さんに発見されて救急車で入院。現在リハビリ中。

「今度はどこへいらっしゃいますの、と聞かれます度に、さあ、きっと天国ではないでせうか、とお答えしています。
とうとう99歳が近づいています。ここで転んでは寝たきり老人になる、私の一番恐れていることです。
毎日、気をつけて部屋の中で歩いていましたのに、通い慣れた廊下であっと云ふ間に転倒、お尻をいやと云ふ程打ちました。
天国行きの旅が急に方向転換、病院行きの旅となりました。
あんなに用心していましたのに、こんなことが起こるなんて。
あれこれ考えても仕方ないことです。さあ、病院への旅に出かけませう」

んー、この「前向き」の姿勢、ポジティブ思考こそが、元気で長寿の源なんだなあと、つくづく思う、ともするとネガティブ・後ろ向き発想になりがちなオヤジであった。

朝、走休。ステップ運動20分、心拍104。
夜、新聞突き破りなど定番トレ。

ところで、刀水ACでご指導いただいているFコーチは、アミノバリューランニングクラブin栃木(主としてホノルルマラソン完走をめざすランナーが参加) のコーチも務めておられ、その練習会の様子がアップされていて興味深く読ませていただいた。

走り方の基本重視、とくに丹田の重心を意識、足裏全体と拇指球で地面をしっかりとらえる、といった点はFコーチが日頃から再三にわたって強調されているところ。
ダウンジョグは思川(おもいがわ、という叙情的な名の川が流れている。なつかしい)の河川敷の芝生を裸足で走ったとのこと。参加者から感激のコメントが寄せられていた。なかなか裸足で走る機会は少ないので、感動する方も多いと思う。初めは怖いけれど、慣れてくると楽しさがこみ上げてくるのが裸足走。

 思川 われも行きたし 裸足走

コメント (2)
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