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テニスのこと

2016-12-26 20:15:22 | シニアの暮らし-過去と今と
 昨日まで1週間ぐらい暖かだったが、今日からこの時期の気候になった。北海道は50年ぶりの大雪。飛行機が飛べなくて2日間飛行場待合室で足止めの人もいるとのことだ。
 鳥インフルエンザがいくつかの地域で流行し、大量の処分をし流行拡大を防いでいる。ノロウィルスが何件か発生しているとのこと。

 テニスはコーチの入れ替えがよくある。テニスのコーチは、他のスポーツのコーチと違って、レッスン生とプレーを共にする場合が多い。レッスンを受ける人は様々な目的を持っている。ジュニアーは技術向上が目的だし、シニアはテニスという文化を楽しみながら運動体験をする、といったことだろうか。楽しむためには技術の向上が底流になければならないだろうが、それに比重をかけすぎると苦痛体験となってしまう場合もある。

 今のあるコーチはジュニア対象のように基礎技術のメニューを提示する。長い間やっている高齢者は何らかの癖があるものだ。
 ぼくの場合は「脊柱管狭窄」という腰の病を抱えている。そのためそこをかばって、足を広げて腰の回転を使わず腕で撃つようにしている。それにひざを痛めているのでかばうため走らない。ということはテニスをやるには無理があるのだ。
 腰は、整形外科のリハビリをやめて毎日ストレッチで症状が顕在化しないでいる。脊柱管狭窄も何とか収まっている。腕のしびれを感じながら、もっぱらウオーキングとストレッチでしのいでいる。
 そんなぼくがコーチの提示するストロークの基礎のメニューをやる。これまで主として腕だけで打っていた変則フォームをやめて、横に構えて足の体重移動をして腰をひねって打つことを迫られた。今のところからだの異変はなく、プレーは向上したようだ。しかしからだの故障を気にかけている。
 先日はフォアストロークを「ラケットを少し引いてから打つように」といわれて実行した。するとコーチや相手する人が「ボールの威力がすごくなった」と言われる。同じぐらいのレベルの男性にしか使わないようにしているが、からだの故障を気にかけながらだ。
 プレイ中のランニングもするようになった。今のところひざの違和感がない。膝付近の筋肉をつけるストレッチを3年ぐらい続けているのと体重が最高時より6キロ減量して10カ月位維持できている。飲む、食べる楽しみがなくなってしまった。テニスを楽しむことがぼくの健康維持の中核活動と考えているので、やむを得ない。

 今更テニスをうまくならなくてもよいと思いつつ。すっかり宿っている向上心をくすぐられているのだ。老いるということは、様々なことを縮小、あるいは捨てることでもあると考えているのだが、簡単ではないのだな・・・。人間は厄介な自分と対話しながら、老人は生きていくのか・・・。


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