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U23ウズベキスタンが優勝

2018-01-28 14:24:53 | サッカー
 AFCU23の決勝は、ウズベキスタンVSベトナムで、昨日(27日)17:00(現地19:00?)にキックオフされた。雪が強い冷たい風が選手にたたきつけるよう降り続くコンデである。ピッチはラインの雪をかいた状態だ。

 冷えていようでピッチが不安定で冷たい強い風が吹きつけつけているのでので、セットプレーがカギを握るのではないか、と思われていた。8分、ウズベキスタンがコーナキックからヘッドで得点をしてそれが現実になった。
 雪は降り続いて積もってラインが見えなくなり、20分過ぎにはタイムと取って雪をよけた。
 ベトナムは5バックのようにディフェンスを固めることを続けたので、ポゼッションはウズベキスタンが65%でシュートも多く、優位に進行した。
 ベトナムのカウンター攻撃は、縦へボールを出したりドリブルで進めるが、ディフェンシブにしているので攻撃の枚数が足りず、得点の気配はしない。押され気味でシュートが枠に来るのを、キーパーが阻んで得点を許さない。
 41分、ベトナムがペナルティーアークから1メートルぐらい離れた左側でフリーキックを得た。それを左隅の上に決めて得点をし、同点となった。このフリーキックは長身ぞろいのウズベキスタンの壁の上を超えて決めた見事なものだった。
 雪は降り続きラインが見えなくなったので、20分過ぎ中断してまたラインの雪かきをした。

  
 雪は降り続いて湿った冷たい雪でピッチが真っ白になった。その雪をよけてやる方針だったようだが、ハーフタイム10分過ぎからピッチ全体の雪かきを開始した。そのため後半はハーフタイムに入って1時間ぐらい経て後半が始まった。
 ベトナムは大勢のサポータが国旗を持ちスタンドをまっ赤にそめ、笛を鳴らし続けて応援していた。首相からメッセージが届いたとのことで、とにかく国を挙げて応援するぐらい重大なことが起きている試合だったのだ。

 雪かきをして緑が見えるようになったピッチで、後半が始まった。ウズベキスタンの攻勢が続いて、いつ追加点をしてもおかしくないと思われた。しかしピッチコンデションがわるいため、大雑把なボールコントロールとなるし、ベトナムの硬いディフェンスで守りぬき、延長戦となった。

 雪のコンデションでプレーが思うにまかせないし、疲労で選手にとって酷な試合であろう。前半15分は得点なしで、後半も得点がなくPK戦と思われた。ところが終了間際の14分にウズベキスタンが左からのコーナキックを得た。ボールを中央に出したのを交代で入った選手が、ダイレクトで左足で決めた。そして終了の笛が鳴り、ウズベキスタンの優勝が決まった。

 過酷な環境での試合だった。オマーン審判は、雪の経験はないはずだし、笛を吹いたのは初めでだろう。それにベトナムは都市では雪が降らないので、雪そのものの経験がない。ましてや試合をするということは、はじめてに違いない。
 ウズベキスタンは地球儀を見て想像するに、アフガニスタンの北側なので積雪地域のようだ。しかし湿った雪と強い風の中試合をすることはないだろう、と。

 ウズベキスタンはA代表はW杯最終予選は出たことはあったが、ベトナムはない。ウズベキスタンは身長が高い選手が多く、今後はアジアで上位クラスになるかもしれない。
 ベトナムはからだがしっかししていて、テクニックに走力があり、強いメンタルもそなえていた。想像していたように負けないサッカーをの戦術で試合をして、決勝を戦うという歴史的な大会とした。
 ナショナリズムが強い国だけに、サッカー熱が一層強まり、東南アジアでタイと肩を並べ、るあるいは上位を維持するのではないだろうか。キーパーは正面からのポールへの反応が非凡なものがあるように見えた。ついでにJ2水戸にいた選手が10番をつけて出ていた。



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