地域によって違うが、啓蟄(けいちつ)からが春だといわれている。啓蟄は、冬ごもりの虫がはいでる意味で、太陽暦で3月6日頃に当たるという。今年は5日である。わたしの住むところの季節にぴったりのようである。
隣の子どもたち海とふきが、今朝6時30分に玄関ドアをドンドンとたたいた。半年振りの早朝の訪問である。睡眠が早寝早起きで、季節の影響を受けるタイプである。ずっと途絶えていた早朝訪問が、今日から再開された。まるで啓蟄と同じである。
■昨日海が友だちの兄弟をわが家のサンルーム部分に招きいれ、じっと庭をうかがった。ムクドリ、ヒヨドリとくるのを見て、「いいでしょう、ムクドリだよ」といった調子で、バードウオッチングである。メジロは室内の動きがあっても逃げないので、じっくり見られた。最初状況をつかめなかった友だちは、だんだん野鳥を見入るようになった。
普段興味を示しているふうでもなかったが、ちゃんと他人に説明するほど心得ているのだった。それも自分が説明を受けたのを、まねしている言い回しであった。
■ふきは5歳半ぐらいから文字を読むようになったが、今は『さっちゃんのまほうの』(偕成社)くらいの長いもの(読み聞かせをすると20分ぐらい)も読みこなす。いわゆる拾い読みではなく、わかちがきごとに言葉あるいは文章として読んでいる。
今朝は『さかなはさかな』を持ってきて、
「レオ・レオニだよ」
という。作家名をいうことにわたしは驚いて、
「どうしてレオ・レオニって知ってるの」
と思わず言ってしまった。すると
「ようちえんからかりてきてるのもレオ・レオニだよ」
といって家に取りに行って『ぼくのだ!わたしのよ!』をもってきた。
「レオ・レオニはえがうまいからわかる」
というではないか。『さかなはさかな』がクレヨンであり、『ぼくのだ!わたしのよ!』はコラージュで表現されており、普通は同一作家と気がつかないぐらいだ。どうしてわかるのだろう。
どうやら担任ではない年配の先生と、絵本、草花、鳥について話しているとのことだ。
隣の子どもたち海とふきが、今朝6時30分に玄関ドアをドンドンとたたいた。半年振りの早朝の訪問である。睡眠が早寝早起きで、季節の影響を受けるタイプである。ずっと途絶えていた早朝訪問が、今日から再開された。まるで啓蟄と同じである。
■昨日海が友だちの兄弟をわが家のサンルーム部分に招きいれ、じっと庭をうかがった。ムクドリ、ヒヨドリとくるのを見て、「いいでしょう、ムクドリだよ」といった調子で、バードウオッチングである。メジロは室内の動きがあっても逃げないので、じっくり見られた。最初状況をつかめなかった友だちは、だんだん野鳥を見入るようになった。
普段興味を示しているふうでもなかったが、ちゃんと他人に説明するほど心得ているのだった。それも自分が説明を受けたのを、まねしている言い回しであった。
■ふきは5歳半ぐらいから文字を読むようになったが、今は『さっちゃんのまほうの』(偕成社)くらいの長いもの(読み聞かせをすると20分ぐらい)も読みこなす。いわゆる拾い読みではなく、わかちがきごとに言葉あるいは文章として読んでいる。
今朝は『さかなはさかな』を持ってきて、
「レオ・レオニだよ」
という。作家名をいうことにわたしは驚いて、
「どうしてレオ・レオニって知ってるの」
と思わず言ってしまった。すると
「ようちえんからかりてきてるのもレオ・レオニだよ」
といって家に取りに行って『ぼくのだ!わたしのよ!』をもってきた。
「レオ・レオニはえがうまいからわかる」
というではないか。『さかなはさかな』がクレヨンであり、『ぼくのだ!わたしのよ!』はコラージュで表現されており、普通は同一作家と気がつかないぐらいだ。どうしてわかるのだろう。
どうやら担任ではない年配の先生と、絵本、草花、鳥について話しているとのことだ。