ゴキブリに似ている
妙にこの夏接近遭遇する虫といえばノコギリカミキリ。
ヒヨドリバナの葉に付いているのを見つけたのが少し前。
次は地面を這い、その次にはクヌギの幹をよじ登っていました。
そして昨日は落ち葉をかき分けていました。
10日の間に4回も見れば多少なりとも興味を覚えます。
名前しか知らないこの虫がどんな生態をしているのか調べてみました。
大きな物は5センチ弱にもなり、国産の仲間の中では大型の部類に入ります。
一般的なカミキリムシは長細いスレンダーな体型と長い触角が特徴的ですが、ノコギリカミキリは
その定義にははまりません。
横幅のあるずんぐり体型をしているので暗がりで見ればゴキブリと間違えるかもしれません。
触角も身体より長いものを持つ種がある中で、比較的短め。
でも形は独特です。
まるで三角形をズラリと繋ぎ合わせたかの様な姿をしていて、そのギザギザした形状から「のこぎり」
の名前が付きました。
眼は上を向いて着いていて、歯は飼育ケースを噛みちぎる程に丈夫です。
しかし性格は温厚で他の種類と一緒にしてもまず喧嘩にはなりません。
脚には粘着性があるので足場の悪いところにも吸着できます。(自然のチカラ より)
そしてこの脚が意外なほどに速いのです。
捨て台詞を吐く
<大きくて真っ黒な体は、黒一色の中に艶のある部分と艶消しの部分とが混じり合っている。>
(Jewel Insect Life より)
その美しさに魅了される人がいる一方で、ノコギリに限らずカミキリムシ全般の人気は余り高く
ありません。
どれ程度なのかを「何でも調査団」の好きな虫ランキングで見てみましょう。
堂々の1位は淡い光を放つホタル、2位はすいすい宙を飛ぶトンボ、3位は虫の王者カブトムシ。
クワガタが4位で5位はチョウ。
以下スズムシ、セミ、テントウムシ、カマキリ、バッタと続いてベスト10には出て来ません。
漸く12位に現れますがその下にいるメジャーな存在はアメンボとハチくらい。
甲虫類のライバルに大きな差を付けられているカミキリムシですが、その中にあってノコギリ
カミキリは更に人気が薄い存在なのだとか。
原始的なタイプなのでカミキリムシ独特の特徴を備えていないのがその理由だと言います。
この夏何度も出会ったノコギリカミキリは、意外にもというべきか思った通りというべきか、
人気の薄い虫でした。
おっと!
地面を駆け抜ける人気薄の虫をまたもや発見!
誰にも振り向かれないのは可愛そうだから相手をしてやろう、そう思って手を伸ばしたけれど
動きの何とも速いこと。
伸ばした指先をすり抜けてさっさと草むらに姿を消してしまいました。
人気なんて別に気にしていないけれど、多分そう言い残して。
妙にこの夏接近遭遇する虫といえばノコギリカミキリ。
ヒヨドリバナの葉に付いているのを見つけたのが少し前。
次は地面を這い、その次にはクヌギの幹をよじ登っていました。
そして昨日は落ち葉をかき分けていました。
10日の間に4回も見れば多少なりとも興味を覚えます。
名前しか知らないこの虫がどんな生態をしているのか調べてみました。
大きな物は5センチ弱にもなり、国産の仲間の中では大型の部類に入ります。
一般的なカミキリムシは長細いスレンダーな体型と長い触角が特徴的ですが、ノコギリカミキリは
その定義にははまりません。
横幅のあるずんぐり体型をしているので暗がりで見ればゴキブリと間違えるかもしれません。
触角も身体より長いものを持つ種がある中で、比較的短め。
でも形は独特です。
まるで三角形をズラリと繋ぎ合わせたかの様な姿をしていて、そのギザギザした形状から「のこぎり」
の名前が付きました。
眼は上を向いて着いていて、歯は飼育ケースを噛みちぎる程に丈夫です。
しかし性格は温厚で他の種類と一緒にしてもまず喧嘩にはなりません。
脚には粘着性があるので足場の悪いところにも吸着できます。(自然のチカラ より)
そしてこの脚が意外なほどに速いのです。
捨て台詞を吐く
<大きくて真っ黒な体は、黒一色の中に艶のある部分と艶消しの部分とが混じり合っている。>
(Jewel Insect Life より)
その美しさに魅了される人がいる一方で、ノコギリに限らずカミキリムシ全般の人気は余り高く
ありません。
どれ程度なのかを「何でも調査団」の好きな虫ランキングで見てみましょう。
堂々の1位は淡い光を放つホタル、2位はすいすい宙を飛ぶトンボ、3位は虫の王者カブトムシ。
クワガタが4位で5位はチョウ。
以下スズムシ、セミ、テントウムシ、カマキリ、バッタと続いてベスト10には出て来ません。
漸く12位に現れますがその下にいるメジャーな存在はアメンボとハチくらい。
甲虫類のライバルに大きな差を付けられているカミキリムシですが、その中にあってノコギリ
カミキリは更に人気が薄い存在なのだとか。
原始的なタイプなのでカミキリムシ独特の特徴を備えていないのがその理由だと言います。
この夏何度も出会ったノコギリカミキリは、意外にもというべきか思った通りというべきか、
人気の薄い虫でした。
おっと!
地面を駆け抜ける人気薄の虫をまたもや発見!
誰にも振り向かれないのは可愛そうだから相手をしてやろう、そう思って手を伸ばしたけれど
動きの何とも速いこと。
伸ばした指先をすり抜けてさっさと草むらに姿を消してしまいました。
人気なんて別に気にしていないけれど、多分そう言い残して。