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日々の愚問:電線に手りゅう弾

2019-07-20 06:39:07 | 日記
景色に異常

 ふと見上げた空の様子がおかしい。
でも運転中だったので振り返る事も出来ずにその時は通り過ぎました。
後日同じ場所を走った時に注意しながら見上げて、おかしさの理由が分かりました。
道路の上に張られた電線に見慣れない物が幾つも付いているのです。

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた、極々小さなどーでも良い愚問を取り上げています。
今週は「電線に付いた異物の正体」を探ります。

 異物は握りこぶし2~3個分の楕円形をした物体で、上部から細くて短い棒が突き出ています。
ハンディタイプのトランシーバーか戦争映画に出て来る手りゅう弾に似ています。
それが電線のおよそ10mの範囲にざっと見て30個くらいくっ付いています。
誰が何の目的でこんな物を付けたのか、理由が分かりません。
 ネットで検索していたら、正に私が見た光景と同じ写真が見つかりました。
その正体は「鳥よけ」
 <糞を落とされては困る場所の上を通る電線に取り付けて、鳥がとまれない様にする物。
電力会社に依頼すると取り付けてくれる。>(YAHOO!知恵袋 より)
 そんなありがたい話があるのだそうです。
車に落とされる汚れ物に悩んでいる我が家に吉報です。

コールセンターに電話

 そもそも鳥が電線にとまっても感電しないのは、電線以外の部分には一切触れていないから。
ところが人間の場合空中に浮かべないので、必ず地面などの何かに触れた状態で電線に触る
ことになります。
こうなると電気が通じてしまいます。(キッズエネルギー より)
だから電線にとまる鳥対策は電力会社に相談するしかありません。

 <手りゅう弾タイプの物は鳥がとまろうとするとゆらゆら揺れて驚かす。
他にも細いワイヤーを巡らす装置や電線を太く覆って鳥が乗れない様にする物など、相手の
大きさに応じて様々なタイプが用意されている。
どれも無料で設置してもらえる。>(素朴さが売りです。 より)
無料って部分が何とも魅力的です。
 ところが電力会社によって事情が異なるので、作業を受け付けてもらえない場合もある、
そんな書き込みを見つけてしまいました。
<敷地内にかかる電線は対象外とされる。>
この一言で意気消沈です。

 気を取り直しダメもとで中部電力に問い合わせてみました。
「近くの電柱の番号と鳥の種類を教えて下さい。
一度専門業者が下見に行った上で工事を行います。
ご要望が多いので約1カ月お待ちいただきますが、もちろん費用は無料です。」
 コールセンターに繋がった電話は長野市の営業拠点に転送されたうえでこう答えてくれました。
そして最後にありがたいひと言を。
「敷地内の電線もOKです」

コメント
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