今まで宿泊したお部屋の中でも一番のお気に入りかもしれない「菩提樹の間」です。HPから借用しました。
今回の旅は二泊三日の旅です。一泊目が宿坊の一乗院です。二日目は最近お気に入りになっているホテル・グランヴィア京都です。
東京を早朝に発って新大阪を経由して高野山ですから、宿坊に一泊では歩ききれないのは致し方ありません。
また、今度高野山に来る機会が有っても、宿坊は一乗院で、お部屋は菩提樹と決定するほど気に入りました。
我が家の菩提樹の対面に見えるお部屋は特別室です。お部屋の名称も 貴賓室 奥書院 です。こちらはお部屋にはお風呂も付いています。
一部リニューアルして10室のお部屋を檜風呂付のベットルーム4部屋に改装したようです。一乗院の全体の部屋数が4室に減った訳ではありません。
我が家のお部屋はお風呂が付いていないこと以外、何の不満もありませんでした。それより古さを感じさせる事も無く、風情があり好みに合った一番の部屋だったと思っています。
1 入口こそ簡素ですが、中は期待以上に立派でした。我が家の入口の左手は一乗院の本堂です。こちらで朝勤行を行いました。
2 入口を入ると逆L型の長い廊下は畳敷きでした。
3 お部屋から見える鯉の泳ぐ池を望む姿が続きます。右手に見えている廊下からも素敵な池が良く見えます。
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7 洗面台は広くて綺麗でした。
8 自動的に蓋が開閉するタイプのトイレでした。ウォシュレットの蓋が開いてしまいます。そのまま撮影しました。
9 これは「宝来」と言って注連縄の代わりにかける縁起物です。こちらは干支の宝来で龍です。比叡山延暦寺に行った時に、色々の所に元三大師(角大師様)の姿が張られて居たのを思い出しますた。魔除けの元三大師様と、こちらの床の間に前面に掲げられている宝来とは意味合いが全く異なります。
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11 六曲一双の屏風を襖絵に仕立て直した狩野興甫の襖絵です。素晴らしさに息を飲むほどの感動ものでした。1/3 と 2/3 に分かれている表壁画を繋ぎ合わせているのがわかりますでしょうか。夕食時に説明頂いた受け売りです。
12 落款です。
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17 こちらの床の間の「宝来」は宝珠です。
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22 少し低めの座椅子と言って良いのかわかりませんが、お庭を眺める事が出来るように庭向きに配置されていました。
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29 床の間に置かれていた香炉台と香炉です。
30 護摩など色々朝勤行で行って頂いた物を授かりました。
31 知人のお宅へのお土産としてお線香も購入しました。ここの脇に。
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