週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#061 -’15. お参りの仕方(坂東札所巡り)

2015年02月21日 17時13分40秒 | ご朱印・納経(神社仏閣)
二度目の坂東三十三所謹行の時期が近づいてきた。

タイトルに有るように、一般的な無神論者に近い仏教徒の自分。
正確な神社仏閣へのお参りの仕方も知らなかった。
今回はお寺のみであるが、トラッピックスで頂いたA3判を二つ折りした物から引用させてもらいます。
団体での巡礼に参加しなければ、先達さんや添乗員さんの説明を聞く機会も無くスタンプラリーの如くの巡礼になっていたかもしれない。
形式に捉われる必要は無いが、知ると知らないでは御本尊に向き合う時の自分自身の心構えが異なる。

お参りの前に

○ 納経 お経を唱えた証として納経所にて御宝印を頂けます。
     頂けるのは、賭軸・納経帳・笈摺
  

○ 十善戒
 不殺生  殺さない。
 不偸盗  盗まない。
 不邪婬  異性に対し邪な行為にふけらない。
 不妄語  誤った言葉、悪意や敵意をもって言葉を表さない。
 不綺語  飾った言葉をつかったり、媚へつらわない。
 不悪口  人を傷つける言葉を使わない。
 不両舌  二枚舌を使わない。
 不慳貧  貧りや飽くなき欲望を捨てます。
 不瞋恚  怒りを忘れ、常に穏やかな心を持ちます。
 不邪見  邪な見方をせず、ありのままを見ます。


ベン・ハーの十戒は知っていても仏教の十善戒は全く知らなかった。
今回のツアーで少し仏教の心に触れる事が出来たかも。
朝晩、ツアーで頂いた坂東三十三所謹行次第で朝のお勤めと、夜のお勤めで「般若心経」を唱えている。
特段、仏教に帰依した訳ではないが、少しでも○○が高められればと思っている。


○ お参りの順序

□ 参道にて  左側通行が原則です。
□ 山門にて  合掌して、一礼する。
【仏様が山門まで迎えに来て下さっていると感じます。帰るときも、見送って下さいます。】

□ 手水場   手と口を清めます。
□ 本堂にて
【線香(三本)、ロウソク(一本)、納め札、供物料としてお賽銭を納めます。】


□ 合掌・礼拝しお経を唱えます。
□ 納経所で御宝印を頂きます。
□ 山門にて合掌・一礼して静かに退出します。

○ お参りのマナー
 
□ 数 珠  首からかけないようにしましょう。
□ 和袈裟  食事・お手洗いの際は外しましょう。
□ 鐘 楼  出る時はつきません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

#060 -’15. うららかな春の如きに思うこと

2015年02月21日 12時53分18秒 | 別荘生活
毎日が休日の我が身にとってそれ程、土日が重要な意味合いを持たなくなって久しい。

以前で有れば土曜日の到来を指折り数えていた。
それと言うのも、金曜日の夜か土曜日の早朝に原村の峠の我が家に向かう為であった。
東京に帰宅した日曜日の夜に次に行ける日を夢見たいたのが遠い遠い過去になってしまった。
少しの変化は有っても、一年サイクルの歳時記の如くの時の移ろいも脳裏に記憶されているし、写真のデータとしてもファイルされている。
今の時期の凛とした早朝の静けさも、瞬時に脳裏に浮かぶ。
その「森は生きている」の如き静寂の中の白い雪一面の景色は捨てがたい。
なのに、人間の何とうつろ気のことよ。

そんな事を考えたのも土曜日である事を意識したからに相違ない。
我が家の近所でも車の行き来も少なくなり、時間の流れが緩やかに感じられる土曜日の昼下がり。
麗らかな春を感じさせる長閑さだ。
気温も10℃を超えてポカポカと春を感じずにはいられない。

原村を故郷と思えば、「故郷は遠くにありておもうもの」でしょうか。
それ程、遠くに感じる原村なりや。


15年におよぶ原村の生活を終える気はありませんが、遠くに遠くになるのは事実。
田舎生活を最初から夢見ていなかった自分であるが、時と共に心の変化は如何ともしがたい。


リタイヤ後、田舎生活を夢見た人も時の変遷と共に心が変わり、田舎を去るか? or 都会と決別して田舎に残るか? 決断の時が訪れるのだろうか。

本日の日経の夕刊に田舎暮らしの記事が載っていた。
この項を含めて後日アップする予定。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンター