Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benet at Java Jazz Festival

2010-01-23 10:59:02 | エリック・ベネイライブ(日本以外)
2005年の3月、エリック・べネイは初めてインドネシアの地に降り立った。
エリックのマネージャーとジャワジャズフェスティバルのプロデューサー、ピーター・ゴンザと親交があり、
この話はまとまった。
ジャカルタのジャズフェスの映像、ペイテレビのものなのか、当初は下記の"Spiritual Thang"
最後まで歌う長いヴァージョン、そして"Hurricane"の映像もあったが、消去されてしまった。
日本でも、韓国でもその国の言葉で挨拶をしたエリックべネイ。
インドネシア語も連発していた。

その頃、アメリカで厳しいバッシングを受けていたエリック。
3rdアルバム、"Hurricane"を完成したものの発売日が中々決まらない中、
訪れたジャカルタの地で歓迎を受け、心から楽しそうにしている様子が良くわかる。

この時のバンドは2005年9月末から10月にかけての来日でも同じメンバー。
バックボーカルはステファニー1人だったので、もう一人映像に出てくる女性は、現地採用か?
日本でも現地採用のバックボーカル募集があったら、やりたい人、たくさんいるでしょ?
ドラムスは大阪公演まではいたが、どういうわけか東京では急遽別の人物にチャンジ。
ギタリストはこの当時、19歳、これは現在のドラムスのウェスの年齢をジョークにするのとは違い、
実年齢です。
この時のブルーノート、「大きな荷物はアーティスト側の希望により客席に持ち込まないで下さい。」
とフロントデスクに張り紙が。何か物々しいスタートだった。

ところで、ここ数年、こういうタイトなバンドのエリックを聴いていない。
フォーンもも入り、バックボーカルもいるエリックべネイのライブも観てみたいと思うが、
ジャカルタではどのような編成になるのだろうか。

ジャズフェスの後、エリックは同伴した娘のインディアとバリ島へと向かった。
エリックの事だから、プライベートプール付きの豪華なホテルか、
貸切の一軒家風コテージにでも滞在したかと思ったら、
大手の一般的なホテルに泊まり、インディアと2人で他の宿泊客とともにビーチで寛いでいる。
アメリカで気の休まることのなかったこの頃のエリックとインディアにとって、
かの地は忘れられないものになった。
その翌年もジャワジャズに参加し、インディアも同伴、それからずっと「好きな場所は?」と質問されると、
「バリ島。」と答えている。

風光明媚な土地を気に入っただけではなく、インドネシアではエリックはまだそれほど知名度がない。
その上、エリックの容貌はインドネシアの人たちに自然に溶け込める。
そんなこともあり、ここではリラックスして過ごせるのではないだろうか。
しかしながら、インドネシアはアメリカから行くのには、もの凄く遠い国だ。
それで、ここ数年、参加が叶わなかったのかもしれない。

今回のジャワジャズの参加、昨年はみっちり国内、日本、ヨーロッパでツアーを行ったエリック・べネイ。
インドネシアの地で楽しみながら、ゆっくりするのも悪くないかと
このフェスティバルにチェックインしたのでは?

さあ、ジャカルタに親戚やお友達がいる方、そして我こそはと思わん方は、
ぜひ、ここに行ってジャワジャズについて聞かせて下さいね。
私もなにかムズムズしていますよ。

予定表を見ると、エリックべネイの出番は3/6(土)の6時~7時15分のみ。
http://web.javajazzfestival.com/2010/artistdetail.php?action=detail&nid=1521
http://web.javajazzfestival.com/2010/sched_festival_2010.php?action=sat
たったこれだけの出番のためにエリックはインドネシアまで行くのか?
まさしく仕事というよりは、バカンスも兼ねているのでしょう。
また海外でのジャズフェスの参加は他のアーティスト達との交友の場にもなる。

せっかくアジアにまで足を延ばすなら、
途中降機して日本でもついでにライブをしてくれると嬉しんだけど。

03/5-7/10 - Jakarta, Indonesia Java Jazz Festival
http://www.javajazzfestival.com/

Eric Benet at Java Jazz Festival 2005