Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンダンスアイドル シーズン4 トップ10

2010-01-14 00:16:21 | アメリカンダンスアイドル
トップ10からはすべて視聴者の投票。
審査員の判定はなくなる。
そしてペアではなくて、一人づつの投票。

番組の最初にジェシカが棄権することになったとキャットが紹介し、
本人から挨拶がある。
落ち着いた表情でずっとわき腹に痛みがあり、診察の結果、肋骨2本が折れ、
1本はひびが入っていることがわかった、1ヶ月の運動を止められたので、休むことに決めたと。
番組としては、前回落選したコンフォートを呼び戻すことにしたそうだ。

コンフォートも肩を痛めながらも演技を続けていた。
足の骨折ならともかく肋骨の骨折で棄権。
トップ10に入ればツアーもある。
それもコンフォートに譲ることになる。

ジェシカはずっとウィルと組んでいてそのことで、実力がないのに上位まで来ていると、
批判され続けてきた。
それをバネに頑張ってきた彼女だが、やはり前回のミア・マイケルズの一言、
「ウィルもいい加減、あなたにうんざり。相手を変えたいと思ってるわね。」
あれが強烈だった。
最初はジェシカが辞退したのは、番組側の策略かとさえ深読みしたが、
今回からはペアも改めて組まれ、個人の投票になるので、そこまでする必要もない。
客席から見守るジェシカのさっぱりした表情に本人の意思かと受け止めた。

ゲスト審査員はリル・C。
見た目は強面だが、批評は優しい。
口癖が"It's buck!"「やばい!」

この日はペアで2つのダンスの他に個人で1つの演技も入る。

1組目、ジョシュアとコートニー。
デイブ・スコットの振り付けでヒップホップ。
ホッピングは始めてとコートニー。
曲は、Mario "Skippin"
ジョシュアが専門だけに冴える。そしてコートニーも違和感なく溶け込んでいる。
息が合っているだけでなく、それぞれの個性も出ていた。

2組目、ケーリントンとマークでシーステップ。
これは番組初登場のカーボーイ風のダンス。
振り付けはロン、ブランディ、曲は、"Kick Bck"
難しいダンスらしいが軽快な感じが出てなくて楽しく見られない。
ケーリントンがトゥイッチとのペアからマークに変わり、調子を崩している。

3組目、コンフォートとトゥイッチ。
ハンター・ジョンソンの振り付けでスムースワルツ。
前回に落選したコンフォートがジェシカの棄権で戻ってきた。
Journy "Open Arms"
コンフォートも優雅でトゥイッチも堂々としているが、感情移入が充分にできてないと指摘される。

4組目、ケイティーとウィリアムでブロードウェイ。
振り付けはタイス、曲は、"Sit Down Rocking Boat"
ステージのボートを大道具に2人のコミカルな演技。
ウィルの真面目なイメージがケイティーと組んだことで、新しい一面が引き出される。
ギリギリでトップ20に入ったケイティーは今や番組の華。

5組目、チェルシーとゲブ。
ソーニャの振り付けでコンテンポラリー。
Otis Redding "These Arms Of Mine"
ソウルメイトとして離れていても心が一つの男女の愛が描かれる。

6組目、コートニーとジョシュア。
ジャン・マークの振り付けでルンバ。
Enrique Igresias "Hero"
この2人、組む相手が変わっても全く怯むことなく驀進している。
2人とも番組を通して大きく成長している。

この後、ケイティーの個人演技。
曲はMaxwell "This Woman's Work"

7組目、ケーリントンとマーク。
タイスの振り付けでジャズ。物語はなく単純に楽しめる演技にするとタイス。
Jamiroqual "Canned Heart"
ケーリントンがトゥイッチと離れてすっかり魅力を失ってしまっている。
ダンスは踊れているのだけれど。
マークは健闘しているが、彼女にとってはトゥイッチのようにはいかないようだ。
メアリー、「人を楽しませるためには控えめ過ぎてもやり過ぎてもダメ。」

ウィルの個人演技。
Luther Vandross "Dance With My Father"

8組目、コンフォートとトゥイッチ。
デーブ・スコットの振り付けでヒップホップ。
Cris Brown "Forever"
ヒップホップ専門の2人に掛かると2人の張り合いの凄まじいダンス合戦になった。
「振付師にとって最高の誉め言葉は、『振り付けしているように見えない』、
2人のダンスはまさにそのものだった。」

9組目、ウィルとケイティー。
モダンバレー界のトップ、ドワイト、そしてデズモンドの振り付けでパ・ド・トゥ。
この番組を通していろいろな分野のダンスが紹介されるが、
これはバレーのカテゴリーの中でも踊りを通して2人の思考が重なるテーマを持つ。
曲は、ジョン・レノンではなく、アメリカンアイドル準優勝者、デビッド・アーチュレッタのバージョンで"Imagine"
この2人はもう完璧に近いダンサー。
難しい題材もいとも簡単に演じ切る。
飛びついてきたケイティーをスピンさせてウィルが受け止めたのは吃驚した。

ジョシュアの個人演技は、Michael Jackson "Jam"

10組目は、チェルシーとゲブ。
ジャン・マークの振り付けでジャイブ。
キック、派手な技の連発。
Brian Setzer "The House Is Rockin'"
チェルシーを相手にゲブも良く健闘した。

結果発表のオープニングは全員でボリウッド。
インド映画のダンス。
女性全員がとても良く調和して雰囲気が良く出ている。
アフリカ系、イタリア系、アジア系、ブロンドが2人と人種も様々。

ミアの振り付けで女性だけのコンテ。
セリーヌ・ディオンの「アヴェ・マリア」
5人とも粒が揃って一つになっている。
この中で誰かが落選していく。

ワースト2人、女性は、コンフォートとケーリントン。
毎回、ワーストのコンフォート、良く耐えて頑張っている。

男性5人はナイジェルの振り付けで、曲は、Joe Jackson "Five Guys Named Moe"
男性のワースト2人は、マークとゲブ。

コンフォートは落選したのに、またジェシカの棄権で復活した。
ナイジェル「それはダンサーの日常生活そのものだよ。」
メアリー「そういうチャンスを与えられて、そしてそれを生かせすことができた、
そんなことができる人は滅多にいない。」
リル「例え、今回落ちても君の頑張りには頭が下がる。」

女性の落選はケーリントン。
ブロンドで笑顔の美しい人。
以前の相性ぴったりだったパートナー、トゥイッチと別れた後、次のペア、マークと、
打ち解けることはできなかったのが敗因か。

男性の落選はゲブ。
ソロでもペアでも良い演技を残したが、他の人達の持つ存在感を前に敗退した。

トップ10に漏れたコンフォート、ジェシカの棄権で復活し、その上、トップ8へと進むことになる。