Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンダンスアイドル シーズン4 トップ8

2010-01-19 00:06:58 | アメリカンダンスアイドル
トップ8のゲスト審査員はコリオグラファー、トニー・バジル。

今回はまた、新しいペアで2つのダンス、そしてソロのダンスも。

1組目、ウィリアムとコートニー。
ジャン・マーク&フランスの振り付けでサンバ。
腰の振り方が特徴だそう。
曲は、Che'Nelle "I Fell In Love With The DJ"
2人の相性も良く、一人一人も率なくブラジルの情熱溢れるサンバダンサーを演じた。

ソロの1人目はコンフォート。
男子に交じってヒップホップを子供の頃から踊っていて、その後ダンススクールに行き、
バレエやジャズダンスを学んだ。
Simian Mobile Disco "I Got This Down"

2組目はトゥイッチとケイティ。
ミアの振り付けでコンテ。
大道具にドアを使い、その両側から、強烈なキャラの女の子と彼女を拒む男を演じた。
引き込まれる演技。
曲は、Duffy "Mercy"
エキセントリックな女にてこずるトゥイッチの姿、観ていて笑える。

2人目のソロはウィリアム。
ウィルがダンスに興味を持ったきっかけは映画の「ダーティーダンシング」だったそうだ。
ヒップホップ、タップ、体操、その後、ダンス教室でデビー・アレンにスカウトされ、
彼女に師事を受ける。
James Brown "Get Up Otta That Thing"
ジェームズ・ブラウンに変装して、登場。
JBの味を生かしつつ、ファンキーなウィルのダンスに会場は沸き、スタンディングオベーション。

3組目はマークとコンフォート。
タバサ&ナポレオンの振り付けでヒップホップ。
Fergie "Party People"
教室で居残りさせられた悪ガキ達のふざけている様子のダンス。
この2人の相性も最高。ヒップホップ専門のコンフォートを柔軟性のあるマークが
しっかりと受けて立っている。
観ていて飽きない楽しいダンス。

ソロの3人目はケイティ。
タップやバレエを今までやってきたそうだ。
曲は、セリーヌ・ディオン「テーキング チャンス」
振付師のいないソロのダンス、それぞれ今の自分の気持ち、自分の意外な一面とか、
訴えてきている。

4組目、ジョシュアとチェルシー。
シーズン2のファイナリスト、デミトリの振り付けでアルゼンチンタンゴ。
場末のクラブでの男女の出会いを描いた。
A Los Amigos "Forever Tango"
ジョシュアの役の入り込み方にはいつも感心させられる。
この2人も息がぴったり合っていて、ホットなダンスを見せた。

ソロの4人目はマーク。
ハワイで育ち、「オペラ座の怪人」を観て、舞台芸術専門学校に入学したそうだ。
そこで、唯一の男子生徒。

5組目はコートニーとウィル。
タバサ&ナポレオンの振り付けでスローなヒップホップ。
亡くなった恋人がゴーストになって彼女に寄り添う物語。
Alicia Keys "Like You Never See Me Again"
この2人もまた、相性も演技も抜群。
ウィルは今シーズン中、最も才能あるダンサーだ。
そして相手の女性も輝かせることができる。

ソロの5人目はチェルシー。
9歳から社交ダンスをずっとやってきた。そしてこの日は彼女の19才の誕生日。

2ラウンド目。

6組目、ケイティとトゥイッチ。
タイスのブロードウェイ。
近所の男の子に思いを寄せる女の子の物語。
Bubbling Brown Sugar "Sweet Georgia"
思いっきり弾けるパーフォーマンス。
「トゥイッチのダンスはリアリティーがある。その点でブロードウェイダンサーを上回るかも。」

ソロの6人目はジョシュア。
小学校三年の時、授業中に踊っていて、担任の教師からダンスオーディションに推薦された。
今の自分が在るのは、その先生のお陰と。
曲は、"Shawty Get loose" Lil Mama Ft. T Pain&Chris Brown

7人目、コートニー。
三才から踊っていた。「ダンサーをやれる期間は短い。だからこそ挑戦してみたかった。」
"Where I Stood" Wissy Higgins
それぞれ、自分の今の気持ちをソロにぶつけている。

8人目、トゥイッチ。
高校三年からダンスを始めて、大学でも専攻。
韓国に9ヶ月間ダンス教師として滞在したこともあるそうだ。
Kay L "G6 T Work"
大柄なトゥイッチのソロは華やかに見応えがある。
シーズン3で日本出身のホクに破れてトップ20に入れず、
それから一年間ヒップホップ以外のダンスの技術を磨き再挑戦、ここまで来た。

8組目、チェルシーとジョシュア。
ドリアナ・サンチェスの振り付けでディスコ。
Gloria Estefan "Ever Lasting Love"
前半、ジョシュアの動きが演技ではない部分で止まってしまいがち。
リフトの連発。緊張感のせいだろうか。
しかし、大きな技がいくつも決まり、審査員には絶賛される。
チェルシーも相手を信じて、高いリフトを堂々と迷いもなくこなしたこと誉められた。

結果発表。
1/10の夜に見損ねて、後日の楽しみにとっておいたところ、
「アメリカンダンスアイドル ウィル 落選理由」
という検索を掛けた方が私のブログにヒットしたらしく、朝パソコンを開くと、
このブログのアクセス解析、検索語句に・・・

ウィルが落選してしまったのか~。
優勝候補とさえ思っていたのに。

オープニングは、Common "Universal Mind Control"
チャック・マクドナルドの初振付。

ワースト4、コンフォート、ウィル、コートニー、トゥイッチのソロダンス。
コンフォート、Mims "Like This"
ウィル、Goapele "Closer"
コートニー、Kreesha Turner "Passion"
トゥイッチ、Kool & The Gang "Hollywood Swinging"

LLクールJのパーフォーマンス、"Baby"

女性の落選は、コンフォート。
一度、落選した後、ジェシカの棄権で復活してここまでやってきた。
男性は、ウィル。
ナーバスになっていたトゥイッチと較べると落ち着いた様子で受け止めていた。
「必死で練習に励めば、誰でもこの番組に出ることは可能だ。
そして海に終わりがないように、ずっと泳ぎ続けるんだ。
こんな機会を与えられたことに、感謝している。
トップ6のみんな、頑張って。応援している!」
ウィルが笑顔で話すほどに観ているこちらは涙腺に来てしまう。

『アメリカンアイドル』の投票者は9750万人に対し『アメリカンダンスアイドル』は4000万だそうだ。
この番組がダンスのコンペティションでありながら、ダンサーの人気投票。
投票するのは10代前後が多い。
そういう意味でウィルはテクニックはあってもこの年代にアピールする力が弱かったのか。
アフリカ系3人の中での人気度がジョシュアやトゥイッチに較べると低かったのだろうか。

ウィルとコンフォートがハグ。
そこにトゥイッチとジョシュアが加わる。
遠慮がちに近づいたマークもトゥイッチが肩に手を掛ける。
全員が一つの輪になる。

シーズン3から通して観て感じること。
『アメリカンアイドル』とは違い『アメリカンダンスアイドル』、
ダンサー達は深い絆で結ばれている。