コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

雲取山 ~ とても静かでした

2022-01-26 19:54:50 | 登山

冬山へも行けそうな気象条件でしたが
今日はのんびり気楽に歩きたい気持ちを優先して、行きなれた雲取山へ。
遠出も考えていて早起きしていたので、まだ暗い時間帯に着いてしまった・・・・・









車の中でゴロゴロして、薄明るくなった東の空を眺めていたら
知らないうちに宵から明けに変わっていた金星が見えてきました。
少し明るくなってきた6時30分出発。他に車はナシ。










石尾根に朝日。

途中の水場は凍っていた。










七ツ石小屋に9時、ほぼいつも道理です。

軽い朝ごはん休憩










上段巻道へ・・・・小屋の上の水場は使えました。

このあたりから雪道ですがチェーンスパイクは小雲取山の下から着けました。










上段巻道の中間あたりに七ツ石山に向かって伸びているような
作業道があります。この看板が目印です。









今日はここを上へと寄り道してみます。














すんなり七ツ石山に到着。
よく踏まれていて、ほぼ直登で山頂まで続いていました。

これから縦走する雲取山が見えます。










まだそれなりに距離があります。

ブナ坂へ一度下ります。










・・・・・・心やすらぐ、のんびり石尾根歩き

今日は青空に雲の変化がとても見ごたえある縦走になりました。





























青空にチョークで線を引いたような飛行機雲。









もうすぐ山頂です。










いつもの日だまりベンチで・・・・・・










一人擦違っただけで誰もいませんね。

後から単独行の男性、女性の一人づつ到着されました。
今日は私を入れて4名の雲取山。

小屋の玄関の気温は1度でした。後から到着した男性は2時のバスに乗りたい
といって、すぐに下山されました。
時計を見ると12時、どうやったら2時間でバス停まで下りられるのか・・・・・

12時30分、単独の女性と入れ替わり、下山します。



・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



北側の巻道は積雪も多く、鹿の足跡だらけ。







樹皮剥ぎも目立ちます。昨年より多くみました。










下段巻道の小さな滝は凍っていました。










雲取山に危険箇所はありませんが、この時期の巻道だけは
滑らないように要注意です。

途中から小走りに飛ばして戻ってきました。








それでも駐車場までで2時間45分でした。

さらに下のバス停まで2時間はトレランの域ですね。

車で着かえようとしたら、単独の女性がもう下りてきました。
彼女は私以上に小走りで駆け下りたのか・・・・・

この時期に単独で入山する登山者は半端ないです。(-_-;)















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天狗岳 ~ 唐沢鉱泉から周回

2022-01-21 18:46:33 | 登山

日本列島がすっぽりと寒気に覆われて寒い毎日ですが
冬型の気圧配置が一時的に緩んで、等圧線の間隔が広がる予報でしたので
なるなるさんを誘って、唐沢鉱泉から八ヶ岳の天狗岳を歩いてきました。

日の出前の時間帯に中央高速の勝沼インターあたりを走っていたら
甲府盆地の先、南アルプスがビーナスバンドの中に見えてきました。
地球影も見えます。今日は良い天気が期待できそうです。












・-・-・-・-・-・-・-・-・-





唐沢鉱泉は営業を終えましたが、林道は除雪されていたので
四駆にスタッドレスなら安心して走れました。

ゆっくり準備してから9時にスタートしましたが、極寒の駐車場で準備するより(-15度)
以前のように八ヶ岳パーキングで準備を終えてしまい、着いたらすぐスタート・・・・
の方が良いことを再認識しました・・・・・・反時計まわりで周回します。

冬の天狗岳は11年ぶりになります。
北八ヶ岳の中では少しアルペン的な雰囲気もあり
晴れた日なら、初心者でも比較的安心して歩けるコースです。
















ここ数年は雪が少なく、3月に南岸低気圧が通過すると
ようやく雪山らしくなっていた八ヶ岳でしたが、今年は今までの足りなかった分を
埋め合わせするくらいの積雪量です。

昨日は吹雪いたので、トレースは期待できないと思いワカンを着けて
二人で雪にまみれて一日終えることもアリ・・・・と思っていましたが
駐車場に到着したら、すでに何台も車が止まっていました。

どうやらトレースはしっかりとありそうでしたので、ワカンは車に置いてきました。
黒百合ヒュッテが通年営業していて、日帰りで比較的歩きやすいコースですので
平日でも晴れる日なら、それなりに入山者がいる感じです。

尾根に取り付いて約1時間、稜線に出たのか日射しが林床を照らします。










視界が開けてきました。第一展望台に到着。










・・・・風もなく良い天気

諏訪湖~中央アルプス、北アルプスも良く見えています。











南八ヶ岳方面






















凍りつくシャクナゲ。













第二展望台に到着すると西天狗岳が正面に見えます。

青空が深く眩しい・・・・・冬山らしい良い景色です。





















樹林帯を抜ける。


























西天狗岳に到着。

浅間山方面もよく見えます・・・・・青空に薄い雲のストライプ

北アルプスの稜線は雲に覆われはじめてきました。

明日はまた荒れる天気ですので、今日一日だけの八ヶ岳ブルーです。
時間があれば何処までも縦走して行きたくなる景色です。


















東天狗岳へプチ縦走。










































東天狗岳に到着。


晴れて透き通る青空と雪景色の中を歩いたので
すっかりガス抜きができて、心もリフレッシュできたかな・・・・・




























平日ですが、20人位の登山者と出会いました。

行者小屋~赤岳鉱泉でも多くの人と出会うことがありますが
バリルートやアイスクライミングの人も多いので、途中でバラけて
それぞれのルートへと別るので、最終的に歩く時間帯が違うと出会う
ことも少なかったりします。

ここ天狗岳は冬山の景色を楽しみに、同じルートを歩く人だけですので
入山者=出会う人に近いと思います。

14時、山頂を後にします。日射しが傾いてきました。













周辺は風が抜ける場所ですが、やけに顔が辛く寒いので
ザックの温度計を見てみたら-14度でした。
スッポリ寒気に覆われているので、日中でも気温は上がりません。















森の中へ・・・・











樹幹にも雪が凍りついています。

真っ白になった樹々が美しい・・・・
吹き荒れると森の中も風を遮ることができなさそうです。












黒百合ヒュッテに到着。














ベンチで少し休憩して帰ります。

歩きやすい雪道をスタスタと下り、16時に戻ってきました。

ずっと冷凍庫の中を歩くような気温でしたが、日射しがあり風も弱く
トレースがしっかりとあったので、景色を眺めながら楽しく歩くことができました。
トレースが無かったら、どうだったかな・・・・・
第一展望台から先、第二展望台~西天狗との鞍部まではルート選択が難しい
箇所がありました。かなり苦労して通過には時間が掛かったと思います。

次は昨年のリベンジで、苦労しそうな杣添尾根へ行ってみたくなりました。





















コメント (2)
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渋谷 ~ ぶらり散策

2022-01-04 18:57:06 | 登山

正月明けの4日ならトレースもあるので、天候さえ良ければ雪山へ
行きたかったのですが、今回は無理そうな感じでした。
また近場の半日散策でもと思いましたが、どうも気が乗らなかったので
たまには街歩き・・・・再開発で大きく変わった渋谷周辺を歩いてみようと思います。
まだ仕事始めといっても、それほど混雑していないだろうと思い、自宅から
裏道、路地裏を適当に選んで行って見ました。











恵比寿方面から歩いています。

まだ休みの店も多い感じで、人通りも少なそう・・・・









































しっかり調べてから行くべきでした。

またリニューアルしたら訪問します。
都バス渋谷営業所の隣にあります。
入館料は、100円です。 60歳以上は無料ですよ・・・・










昔の駅にあったような、昭和の雰囲気たっぷりの時計ですね。

この路は、東急東横線の線路があった場所ですので、当時の物を使っている
のかもしれません。




















目黒川と違い、沢水のような透明感がある流れの渋谷川。










そういうことですか・・・・


途中で小さな公園のトイレに寄ったら、ホテル並みの綺麗さにビックリ!










公園のモチの木、赤い実の付きが良いですね。















こんな所に駅の入り口ができていた。
新南口ですか・・・・















まだまだ開発中です。























新しく完成した高層ビル群と駅とが、地下深くから地上2~3回まで
複雑に結ばれていています。

とても近代アートを見ているような建造物も多く、多くの店舗が入る通路も
今の時代を反映していていている店舗が多いので、あまり興味がない私でも
キョロキョロして歩いてしまいます。


まるで万国博のパビリオンを歩き回っているような・・・・・・

・・・・なんとも古い表現でした。 (--;

GPSがないと方向感覚を失います。

若い頃、初めての渋谷駅で東横線から井の頭線に乗り換える時
スムーズに歩けるようになるまで時間が掛かりましたが
当時は、あくまでも二次元の移動でした。
今の渋谷は三次元的に移動しなければなりません。

この後は公園通りでも歩いてから帰ろうと思いましたが
ビル風が冷たく吹いていて、なれない街歩きで疲れたので
電車で帰ることにしました。


1月4日











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奥高尾山 ~ 半日散策

2022-01-02 23:03:55 | 登山







今年も自分ペースで歩き、その季節の風景や花でもアップできればと
思っています。




・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





正月2日、家でゴロゴロしていても・・・・・と思い
早朝の高尾山周辺でも半日歩こうかと、小仏峠下の駐車場へ。

7時前に到着したら、既にほぼ満車状態でした。

考えていることは、皆同じか・・・・・・何とか隅に止めて出発します。









峠へ向かう人が多かったので、少し戻って景信山へ

厚い雲に覆われていて、日射しもなく寒い朝です。(-5度)









薄着でスタートしたので、体が温まるハイペースで行きます。
1時間かからないで景信山山頂。














奥に見えるのは日光連山かな・・・・





陣馬山ピストンと思っていましたが
展望を期待できなく、巻道を陣馬方面に行く人が多かったので
堂所山から関場峠へ。
















冷え込んだので、シモバシラが多く見られました。
















メインルートを外れると静かな奥高尾。














この爪痕、本当に熊がいたんだ・・・・










小下沢経由で戻ります。

随分と荒れていました。










セリバオウレン?










凍える沢沿いにスミレの花。

エイザンスミレかな・・・









熊だけでなく、ニホンジカもいるようです。










植物の宝庫を歌う高尾山ですが
気配を感じた時に手を打たないと手遅れになりそうな・・・・・

万里の長城のように、膨大な距離を囲ってしまうか
冬の間は入山禁止にして徹底的に狩猟で・・・・・

だぶん、どれも無理だと思うので、なるようになるか・・・・・











12時前には戻ってきました。

小下沢沿いは氷点下の寒さでした。
この季節は、展望の良い尾根道の日だまりハイキングがよろしいかと・・・・・

3年ぶりの高尾山でしたが、相変わらずの人気で早朝から人も多かったです。
食害を見たのは、今回が初めてでした。









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