コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

北八ヶ岳 ~ 縞枯山、茶臼山

2022-12-29 19:37:43 | 日記
冬型の気圧配置が緩んで晴れる予報になったので
冬靴の慣らしを兼ねて北八ヶ岳へ・・・・
週末のクリスマスに八ヶ岳にしては大雪が降ったので
しっかり雪山になっていると思います。

ピラタス蓼科スノーリゾートの広い駐車場の脇にある登山口近くの
スペースに止めさせてもらいます。

今日は真っ白な雪景色と展望を楽しみに、縞枯山~茶臼山を歩こうかと思います。
気合いを入れて行く赤岳、阿弥陀岳ではないので、家をゆっくり奥多摩時間に
出てきて、AM9時 駐車場に到着。 気温-12度、暖かい車内で準備をして出発。
ストックとチェーンスパイクだけで大丈夫だと思いますが、アイゼン、ワカンなども
括り付け、あえてザックを重くしました。















蓼科山は真っ白です。キラキラに樹々が凍りつき
空は眩しいほどの濃いブルー、先週に続けて素晴らしい天気に
恵まれたことに感謝です。
















この景色をロープウェイに乗ってスルーするのはもったいなさ過ぎる・・・・・・

振り返ると御岳山。
























風もないので日射しを受けて登っていると、もう汗汗💦

冬山最初の一回目は、ついつい厚着しがちで、今回もインナーを少し厚手にしてしまい
上着、ニット帽がすぐ邪魔になりました。
凍える日陰の南沢と違い、日射しの当たるルートは暑くなります。
ただ上着ナシで歩くと、樹から落雪の直撃を受けた時に雪まみれになる
リスクがあります。







縞枯山が見えてきました。






ロープウェイ終点の坪庭に到着。
ゆっくり写真を撮ったり、立ち止まって休憩したりして2時間40分でした。

縞枯れ山、雨池峠方面へ・・・・















外国からの登山者もいたりして、ここはカナダ
か北欧の森を歩いているのかと思ってしまう景色です。
・・・・行ったことはありませんが・・・・・・


雨池峠を右、縞枯山方面へ。
雪の中へ潜って行くような感じです。












スノーシュウのツアーなどが通って雪を踏み固めたのか
フラットな雪面にチェーンスパイクがよく効いて登りやすいです。
縞枯山のピークは知らないうちに過ぎて、眺めのよい稜線になります。











中央アルプス~御嶽~乗鞍
一度樹林帯に入り展望台へ。







南八ヶ岳までは針葉樹の森が続いている。

一度鞍部に降りて茶臼山へ。













冬靴が足に馴染んできて、茶臼山へは一登りで到着。
茶臼山の展望台の方が足場がよく、眺めも良さそうな感じです。
















北アルプス方面








風もないので、腰を下ろしてユックリ眺めていると
大きなザックを背負ったテント泊の方が到着したので
写真を撮ってもらいました。







年が明けたら南ヤツにも行きたいです。

帰りは五辻経由で・・・・



















陽が落ちていくと山々や樹々が夕焼け色に染まっていく。



















12月27日

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・・・・また雲取山へ

2022-12-21 19:20:02 | 日記
久しぶりに快晴の予報で八ヶ岳へも行けそうでしたが
前回に続いて今回もまた雲取山へ・・・前回に少し足を痛めたので
今日は足の具合を見ながら歩幅を変えたり、姿勢などに気をつけながら
石尾根をノンビリ歩こうかと思います。
小袖から雲取山へは急登もなく、歩きに近い感覚で登れますので
こんな時には丁度良いコースだと思います。

小袖の駐車場には車が7台止まっていました。
快晴の登山日和ですが冬の平日はこんなくらいだったかな・・・・

7時50分出発、気温-5度、自分のペースで行くと13時頃に到着予定です。









樹々の隙間から久しぶりに富士山がクッキリ見えました。
午後も快晴の予報ですので、石尾根では富士山と一緒に歩けそうです。







七ツ石小屋で少し休んで、上段巻道でブナ坂へ
今日は南アルプスもよく見えています。



















ブナ坂に到着。

日射しが当たって雪が溶けた縦走路には強い食圧を受けた笹が
地べたにロゼットのようになっていて、あとは小さなオオバコの葉を点々と見ます。













前回は視界がなく、雪の石尾根でしたので
同じ所へまた来たという感じはしないです。








幾重にも山々が重なる景色を眺めながら歩くのが石尾根の好きな所です。








風がないので、日射しを浴びるともう上着はいらないくらいです。

もうすぐ到着。









時計を見ながらペースを合わせた訳ではないですが
予定どうり13時に着きました。














反対側の甲武信岳方面

都心のビル群から浅間山・・・赤岳も少しだけ見えました。













いつものベンチで軽いお昼。








気温は0度、ガスに覆われた雪の日と同じです。
ただ今日は日射しがあるので日陰は寒いのですが
ベンチの端は日射しが当っていてとても暖かいです。

前回と同じ、13時30分下山開始。








下の巻道を行くと周辺には巣箱が多く付けられていました。









こんな登山道沿いの目線の位置に巣箱を付けて
野鳥が子育てするのかな?
2~30mくらいの間隔にあって、全部で100箱近く付けてある感じです。
こんなに多くの巣箱を目線の位置に付けるなんて素人が勝手につけたのかな・・・・・・



下段の巻道には凍結した所が一か所あるので、ここは通行注意です。
今日はチェーンスパイクを着けることはありませんでしたが
今後は凍結も多くなると思いますので、使わないにしろ持っていくべきです。








堂所あたりから登山道は斜面の巻道を歩いていきますが
少し尾根(のぼり尾根)を歩いてみると小さな祠もあったりします。
昔は尾根の上が道だったのかもしれません。







三頭山が暮れていきます。










やっぱり前回と同じ時間に帰ってきました。
何とか歩けたので良かったです。
年齢的にもう駆け下りたりしないようにして
常にこのペースで歩くのがベストのようです。








私の車1台だけ残っていました。

以前と比べると途中の案内板が増えたり、変に巣箱が多くあったりしたので
たまには日原側の冨田新道とかヨモギ尾根などを歩こうかと思ったり
しますが、広々とした尾根歩きの楽しさや無理はしない程度に
しっかり一日歩ける充実感でまた来てしまいそうです。


12月20日






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雲取山 ~ 北ヤツのような雪景色に

2022-12-07 15:32:30 | 日記
予報では早朝には雨も上がり、午後は晴れの天気でしたので
石尾根の雪景色を期待して雲取山へ。

7時30分頃に到着しましたが、まだ小雨が降る天気。
ゆっくり準備しているうちに雨も上がるかと思い車内で
着替えて用意しようと荷室を見るとザックが見あたらない (-_-;)
・・・・・まさかのザック積忘れ。

サッカーの結果を見たり、天気の様子が気になって
早朝に何度も雲の動きをパソコンで確認しているうちに積んだ
つもりで出発してしまったようです・・・・・・

幸い登山靴、ストック、ロングスパッツなどは常に積んでいるので
買い物などに使うリュックにお茶とパン1つ入れて、車用のヘッデンに
チェーンを取りつける為にある厚手の手袋を出して・・・・・

服装は、チノパンにユニクロフリース、薄手のヤッケを着て
小雨の中を出発・・・・まあ~何とか行けるかと思います。

濡れた落葉をフミフミ堂所を過ぎたあたりで見上げると
稜線下の樹々が真白に雪化粧しているのが見えました。

カメラ、スマホもザックに入っていたので、今日は写真もナシと
諦めていたら・・・・そういえばガラケーがあった!
液晶が見えづらく上手く撮れているか不安でしたが
なんとか写っていました。


巻道分岐あたりからは周辺の樹々が真っ白に・・・







ガラケーですので縦長です。
サイズ比を変えることもできるのかもしれません。
七ツ石小屋で休憩。ミゾレに変わっていた雨がようやく止んできました。
上段巻道でブナ坂に到着。ペラペラのヤッケですが風がないので助かります。
霧と雪でモノトーンの石尾根を雲取山へ縦走。

振り返って撮影、










墨絵のような景色です。





























風がないので寒さは感じませんです。
青空の中、富士山を見ながらブラブラ歩くのが石尾根の定番ですが
こんな雪景色にはナカナカ巡りあわないのでユックリ楽しみます。
雲取山の標高だと前日の降雪では着雪した雪は翌日には溶けてしまうので
朝のうちに稜線に上がらなければ溶けてしまって見られません。
今日のような雨のち晴れの天気が巡ってきたのが良かったです。

小雲取山の登りになると雪の量も少し増えてきました。
空が少し明るくなったかと思うと、雲が一瞬切れて青空が広り
周りの景色が明るく輝いてキラキラの景色になります。













・・・・・冬の北八ヶ岳を歩いているかのようです。



























13時過ぎ、山頂に到着。


























気温は0度、いつもの小屋の入り口にあるベンチで
持ってきたパンを1つ食べながらの休憩。





  





  





13時30分山頂を後に。















相変わらず時々雲か切れて青空が見える感じです。
途中で背後から日射しが入り、目の前の霧にブロッケンが現れたりしました。








16時40分、駐車場に戻ってきました。
意外と疲れもなくスタスタ降りてこられたのは、ほぼ空身で歩いたからでしょう。
自分のザックの中には、万が一・・・の物がイッパイはいっていて
どうしても重くなっています。
バリルート、冬山以外でメインルートを歩く時、今日のように
最低限の物だけ持って歩くのもアリかもしれません。

前回の石尾根では誰にも会いませんでしたが、今回はこんな天気でしたが十数人出会いました。
雲取山荘が営業しているので帰りの道でも女性のソロ2名出会いました。
ここなら女性1人でも安心して歩けるルートですね。


12月6日











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