コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

雲取山 2017

2017-01-25 20:45:16 | 登山



昨年から何度も行こうと思っていた雲取山。
やっと風邪も抜けた本日、小袖から登ってきました。

7時に小袖の駐車場に到着。
私の車を入れて8台です。R411から小袖までの道が気がかりで、凍結している
ようですと今のスタッドレスタイヤではまた登れないかもしれないので手前の駐車場で
タイヤチェーンを付けようと思っていましたが、所々凍結はしていましたが、何とか
駐車場までスタッドレスだけで行くことができました。










途中の奥多摩湖で-5度、今日も冷え込んでいます。
途中で降りて来た登山者の方は、日の出の時間は山頂で-15度だったと言っていました。

お昼の12時に山頂に到着を目指して7時20分スタート。

陽当たりの良い斜面には雪はありませんが、日陰は踏み固められた凍結路ですので
転ばないように注意して行きます。



















雲取山の登山道は傾斜が緩いので、防水が効いた靴に軽アイゼンか
チェーンスパイク持参で十分ですが、今日は冬靴に慣れるため1年ぶりに冬靴を履いて
行くことにしました。








雲が多いながらも良い天気に恵まれました。

最初は寒さで顔が痛く、冬用のヤッケを着て行きましたが、歩き始めると暑くなり
肌着に薄いフリースで十分な感じです。途中でお腹が空いたので雪のない斜面で遅い朝食。

樹々の間から富士山が見えました。








巻き道になると凍結している箇所が多くなり、谷側の傾斜が急ですので要注意です。
Wストックを使ってゆっくり行けば安心ですが帰りの下りは、この巻き道から
ずっとチェーンスパイクを付けて帰りました。少し不安を感じたら早めに滑り止め
を付けた方が賢明です。









ブナ坂に着きました。 ノンビリ景色を見ながら石尾根を行きます。

















石尾根を振り返る。










小雲取山を越えると雲取山はもうすぐです。











到着!   何とか12時前に着くことができました。















思っていたより風もなく、陽射しが暖かいです。
青い空に白い雲がいいな~ 誰もいないので景色を満喫できます。
先行者がいると思いますが、避難小屋の中でお昼ご飯でしょうね。
正午の気温は-5度でした。これくらいの気温で風がないと陽射しが暖かくゆっくりできます。

標柱は避難小屋の奥にありますので移動します。











七ツ石と同じく御影石の立派な標柱になりましたね。












標高と同じ2017年に記念して、新たな柱もありました。












本当はこれを今年の年賀ハガキにしたかったのですが・・・・・・


誰もいないし、せっかくだからタイマーを使って記念写真をパチリ。












飛龍、笠取、奥は国師、甲武信かな・・・・・

左奥には南アルプスも見えていますが雲が掛かっています。












景色を眺めながら岩に腰かけ、菓子パンを一つ食べたら帰ります。

12時25分、山頂を後にします。

スキーで一機に滑走できそうな斜面ですね。











石尾根を景色を眺めながら帰ります。























ブナ坂を過ぎて巻き道へ、ここからはチェーンスパイクを付けて行きます。
よそ見をして、うっかり滑って谷側へ落ちないように気を付けて行きます。
また、この辺りは落石も多く上に鹿を見かけたら要注意。

いつも岩から水が染み出ている所は小さな氷瀑のようになっています。


















だいぶ降りてきました。
巻き道の終わりから駐車場までが、なにげに遠いです。

正面に見えるのは三頭山と御前山かな・・・・

ここから眺めると立派な山容ですね。











何だかんだ一気に快調に降りてきました。

3時6分、駐車場に帰ってきました。














帰りは約2時間40分・・・・

これは今まででの最速タイムだ! トータルでも最速でした。

昨年の12月からしばらく運動らしいことは何もしていなかったのですが
秋頃からダイエットを心がけて、3か月半で6キロ減量することができました。

きっと、この効果が現れたのかもしれません。(^。^)v

普段の生活では感じませんでしたが、一日歩くと何となく体が軽いのを実感できました。
特に登りより降りの方が楽だったような感じで、膝への負担も少なかった気がします。

予定より早く帰れたので、のめこいの湯に寄って駐車場にある軽食411で笊蕎麦を食べて
帰りました。 あらかじめネットで100円の割引クーポンを印刷して持参していたので
お風呂が500円、笊蕎麦500円とお値打ちでした。


1月24日

















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歩き始めは房総へ

2017-01-19 14:23:55 | 登山



風邪をひいて、しばらくの間ゴロゴロしていました。

今日は天気も良いので久しぶりに出かけようと準備していましたが、朝起きるとまだ調子が
今一つのような感じがしたので予定していた雲取山を止めて房総をブラブラと・・・・・

暖かい印象の房総ですが、早朝は霜も降りてそれなりに寒いです。


















沢の底は更にヒンヤリと冷えていて法面にはツララが下がり、岩の上は凍っていました。
チェーンスパイクを付けて慎重に行きます。

これ以上進んでも高巻ができないし、足場も悪くなってきたので引き返そうと思っていたら
サツマイナモリが点々と自生しているのを発見。見上げると法面を覆い尽くすほどの群落も
ありました。



















蕾も点々と確認できますが、まだ固そうです。
一株くらい開花しているかも・・・・・と思い探してみますが
寒さが続いた影響でしょうか、開花している株はありませんでした。










沢から上り、森を探索。

見上げながら歩いていると何か着生している樹を見つけた!










もしかしたらカシノキランかなと思いましたが、よく双眼鏡で眺めてみるとカヤランのようです。











この樹にはクモランが一株いるような気がします。
最初はわかりませんでしたが何か着生していそうな雰囲気でしたので
ずっと眺めていたら気がつきました。以前なら気がつくことは無かったと思います。



















カシノキランとヨウラクランがいる!

何となく、そんな感じに見えましたが、カシノキランではなく蔓植物でした。










ヨウラクランは低い場所にも着生しています。




















カシノキランはカシノキの高い枝に多く着生していました。
擬態のようにカシの葉に紛れこんでしまうので、下から見上げても何にもわかりませんです。













西日が斜めに枝を照らすと見つけやすくなります。
以前も日中には見つけられなかった場所で夕方近くになって見つけたことがありました。

少し明るく露出補正して撮影すると見えてきます。












もう少しズームして・・・・























この場所も何でもないカシノキの枝にしか見えませんが・・・・・

よ~く見ると、ここにも多くの株が隠れています・・・・

見えるかな?


   (  ・ _ ・  )ジー











ズームして引っ張ってくると・・・・


枝の左側は葉っぱ、右側がカシノキランです。

下の方の株には果実も見えます。













蔓に着生している株










ゆっくり見上げながら歩いていたら時間が知らないうちに過ぎていき
もう午後を回っていました。

もう一カ所探索しようと思っていましたが、大事をとって今日はこれで返ることにします。




1月18日




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白樺湖 ~ 初滑り

2017-01-07 00:41:48 | 登山



初滑りと言って1シーズン一回だけです。












宿の窓から外を見ると昨年よりは雪が多い感じですが
それでも雪不足の感じで今年も人口雪のゲレンデでした。

宿からスキー場へと行く主要道路に出るには狭い林道の上り坂があり
昨年は雪も無かったので問題ありませんでしたが、今年はガリガリのアイスバーン状態。
6年目のスタッドレスでは登れなくて簡易チェーン(バイアスロン クイックイージー)
を付けましたが、途中で空転して登れず・・・・
全員降りてもらい、ゆっくりアクセルを踏むと何とか登って行きました。

全員で押すことにならなくで良かった~ 

14年目になるマイカー、次は四駆が欲しいです。
冬山へ行く時も、険しい稜線の通過より登山口までの運転が一番の緊張でした・・・・・
何てこと、以外と多いのです。


初日の4日は2in1、5日は白樺国際で滑りました。
人は少なく天気もマズマズで良かったのですが、滑落防止の訓練にでも使えそうな
アイスバーンの斜面があり、そこで勢いよく2回転倒して今だに腰と肘が痛いです。 








槍が岳遠望。

北アルプスは南部だけ見えていました。









白樺国際のゴンドラを降りた所は蓼科山の登山口で
朝は1グループが準備して蓼科山へ行くところでした。










八ヶ岳の稜線は雲が掛かり続けていて、スッキリと晴れて美しく眺めることが
できたのは、冬の空気に入れ替わった帰りの車窓からでした。











阿弥陀岳と後に赤岳。









行に小淵沢辺りから南斜面を見ると、権現岳と編笠山の山頂付近に
少し雪が付いている程度で冬山の感じがしませんでしたが。こちらから見ると
雪は少ない感じですが冬山の景色ですね。



甲斐駒ヶ岳










連休は変わりやすい天候の予報ですので、冬山へ行かれる方は
気負つけて行ってきて下さい。

私はもう少し体力を付けないと日帰りで行く自信がありません。
あと強打した腰と肘の腫れが引いてからになりそうです。








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