コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

 塩水橋から丹沢主脈 ~ 鬼ヶ岩手前まで

2016-11-23 18:56:25 | 登山


昨夜からの雨も明け方近くには止む予報ですので丹沢の主脈を歩いてきました。
早朝まで天気が気になり何処へいこうかと迷ってしまい出発が少し遅くなってしまいました。
登山口の塩水橋には7時に到着・・・・
・・・・ 県道70号線は宮ケ瀬から塩水橋の先で工事の為、通行止めになっています。
本降りの中、家を出ましたが宮ケ瀬あたりで小雨になり、塩水橋に到着すると丁度
雨は上がりました。 こんな天気ですので他には車はいないと思っていましたが
しっかり手前に1台止まっていました。 

いつもは平日でも広めの路肩に2~3台駐車していますが、今日は一台も駐車していません。
迷惑駐車は控えるように一応看板がありますし、工事関係の人が止めるかもしれないので
路肩スペースは止めて、手前の駐車スペースに先行者の車の横に止めました。
蛭が岳を目指して7時20分出発します。










久しぶりに本谷林道から天王寺尾根経由でいきます。
ここは林道工事でしばらく通行止めでした。











雨上りの滑りやすい道を登って行くと青空が見え始めてきました。
低気圧の去り際に登ると雲海も見えるかな ・・・・期待が膨らみます。











薄暗い植林帯を抜けると、モミ、アセビが混じる落葉樹の森へ変わって行きます。

















濡れた落ち葉にくっ付いているのは虫コブかな・・・・










これは何だろうか?










登って行くとブナを中心とした森に変わってきます。
天気もすっかり回復して、青空が広がってきました。










この樹にはスギランが着生しています。












展望が開けてきました。雲海どころか都心まで青空が広がっていますね
天気は急速に回復したようです。もう2~3時間くらい早起きして
雨具を付けて登ってきたら素晴らしい朝日が見られたかもしれませんが
今日はそんなパワーは出てきませんでした。













天王寺尾根の最後は素晴らしいブナの森を抜けていきます。





















一度は新緑の時期に来たいと思っていますが、毎年晩秋から冬の時期ばかりです。
振り返って ・・・・

















いつも通り過ぎるだけでは、もったいない森ですので
上を眺めたりしてノンビリ歩くのですが、今日は遅いのでサッサと歩きます。

尾根を登り、丹沢山ミヤマ山荘に到着。

真っ赤に色づいたマユミの果実が綺麗です。




















あまり休まないで、素晴らしい展望の主脈縦走スタートです。

雲はありますが良い天気です。今日は小春日和というより歩いていると暑いくらいの陽気です。












先週の石尾根からの眺めも良いですけど、やはり丹沢からの富士山は
裾野まで見えてスケールが広いですね。




















鬼ヶ岩の手前にある笹原に着きました。 

主稜の蛭ヶ岳と檜洞丸の稜線の奥に大室山が見えます。
ここは主脈の縦走路で、私のお気に入りの場所です。
蛭ヶ岳に着いたらお昼にする予定でしたが、とても腹が空いてしまったので
ここでお昼にすることにしました。














傾斜のある険しい蛭ヶ岳の奥に、どっしりとした山容の大室山が良いです。












富士山の裾野は雲に隠れてしまいました。












お腹が満たされると、富士山周辺に湧いた雲は急速に主稜の山々に掛かり初めてきました。
風も出てきて、天候は急速に下り気味に・・・・
天気予報では、この後に真冬並みの寒気が入り明後日は関東は雪の予報です。
薄着で縦走できるのも今日が最後かもしれませんね。

お腹が満たされてゴロゴロしていたら、何だか帰りたいモードになってしまい
蛭ヶ岳も雲の中に隠れてしまったので、今回はここで引き返すことにしました。














丹沢山を登り返します。
登山道を整備中で新しい階段を設置しているようでした。
丹沢の主脈は、そう遠くないうちに全て木道~階段になると思います。
登山者も多いので、致し方ないですね。













蛭ヶ岳を振り返って。













ユーシン渓谷側から雲が湧き上がる。














玄倉川が鏡のように反射して・・・・













丹沢山を通過してブナ林を下る。













ガスが山を覆いはじめました。


















帰りは堂平~塩水林道で。











真っ白になってしまった。











帰りは一機に下ったので丹沢山から2時間位で帰ってきました。

この日は行きに一人、帰りは4人にしか会いませんでした。
紅葉も終わり、何処の山も静かな季節を向かえますね・・・・・・




11月22日









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奥多摩 ・・・ 奥集落 ~ 七ツ石山

2016-11-17 20:31:16 | 登山


やっと快晴になる天気予報でしたので、奥多摩の石尾根を歩いてきました。

ノンビリ歩ける奥集落からスタートです。
このあたりは、まだ残りの紅葉を楽しめました。











鳥居をくぐって浅間神社を通り・・・











薄暗い植林&鎮守の森を過ぎるとカラマツ林に・・(帰りに撮影)












一時間もしない内に落葉樹の明るい森になります。


















傾斜も緩く、ノンビリ歩けます。

避難小屋の下の水場は大丈夫でした。













振り返ると樹々の間から富士山が・・・












避難小屋が見えました。
石尾根に乗っかりましたね、ここまで約2時間です。











ここからは景色を眺めながら石尾根の縦走です。

最初のピーク、日陰名栗山はカヤトが広がっていて眺めは素晴らしいです。
今回こそ雲取まで・・・と思いましたが、スタートも遅く相変わらずのノンビリペース
ですので、ここで諦めて、しばらくゴロゴロ景色を眺めていました。























久しぶりの青空が眩しいです。














登って来た浅間尾根、下の方には奥多摩湖が見えます。












青空の中、景色をみながら長閑な縦走路を歩くのが石尾根の魅力ですね。











歩いてきた日陰名栗山~高丸山を振り返る。











マルバダケブキが多く咲くようです。
というか、食害でマルバダケブキしか咲かない尾根になりました。
以前は防火帯の広い尾根道にはヤナギランが多かったと登山者に聞いたことがあります。
更に昔の記録には、アツモリソウなども自生していたそうです。














千本ツツジあたりで初めて登山者に会いました。
このあたりは石尾根でも特に静かな山域です。



















七ツ石山に到着。


標柱が立派になりましたね。 御影石ですか・・・
雲取山の標柱が立派になったのはネットで知っていましたが、七ツ石までも立派になりました。

雲取山は2017mで来年の西暦と同じですので、バックに富士山を入れて
上手く新しい標柱も入れることができれば来年の年賀写真には丁度良いでしょうね。
きっと同じことを考えている人は多いでしょうから、例年ですと紅葉が終わると雲取山の
登山者も少なくなりますが、今年はまだ賑わうかもしれませんね。

お昼を食べて引き返します。
帰りは鷹ノ巣山へ寄っていこうと思います。

戻る途中、少し雲が出て来たな・・・と思っていたら、急に雲が湧いて来て稜線を包み込んで
しまいました。 
 




















陽射しが遮られると体に感じる気温も急に下がった気がします。
高丸山は巻いていこうと思います。

巻道の途中、木橋を渡った先が少し崩落していました。
傾斜が急な巻道ですので要注意です・・・・・振り返って撮影。













再び巻道から尾根道へ・・・日陰名栗山へは雲の中へ入って行く感じです。













避難小屋まで戻ってきました。
視界はなくなってしまったので、鷹ノ巣山はパス。
少し物足りない感じですが、ベンチで休憩してから帰ります。

何処から来たのが、一匹の犬がやってきました。
オヤツを欲しがっている様子・・・ 首輪には鈴と2本のアンテナがついています。
きっと猟犬でしょうね。 朝方に稜線の下の方で発砲音がしていました。
はぐれて稜線まで上がってきてしまったのかな・・・・














帰ろうと腰を上げると一緒に付いてきます・・・・・主を待ってなくていいのかな・・・・
結局、ずっ~と一緒に下りることになりました。
吠えることもなく、静かにヒタヒタと付いてくる相棒がいると、何となく楽しいもんですね。













樹々の影が長くなってきました。













西日が差すと樹々の紅葉が栄えます。












よく訓練された猟犬なのでしょうね。 時々渓の方に目をやりじっと眺めています。
何かを見つけたのか、ある場所で急な斜面を勢いよく下っていきました。
よく見ると何か見つけたようで口にくわえて振り回しています。
鹿の骨でも見つけたのかな・・・・・ここで彼と別れることになりました。

植林帯まで下りると、渓を隔てた反対側の斜面が美しく紅葉しています。












予定より早く3時に戻ってきました。このあたりの紅葉は終わりかけですね。
まだ陽があるので奥多摩湖周辺の紅葉を見ながら、ゆっくり帰路につきました。















11月16日







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ヤツシロランの森

2016-11-09 19:14:56 | 登山



ようやく今日は一日天気がもちそうでしたので紅葉を見ながら歩く予定でした。
しかし、どうも風邪気味で体調が今一つ・・・・なかなか上手くいかないもんです・・・・・

無理のない散策程度にしようと、温かい南房総をゆっくり休みながら歩いてきました。
早朝の都心は冷え込んでいて薄手のダウンを着て行きましたが、南房総は暖かいです。
歩き始めると暑くなり、上着はいりませんでした。












植林~竹林の混じる森を歩いていると、シロヨメナ、ツワブキなどが咲いていました。
竹林の中ではハラン、コクランがよく目立ちます。



















竹林の中はコクランには居心地が良いのか点々と何株も見ます。
果実も付けていますので花も咲いたようですね。

横に立ち上がっているのは・・・・ヤツシロランですね。












少し屈んで見渡してみると隠れるよう何株もいます。周辺にも多く見つかりました。


















シダやフウトウカズラに覆われた薄暗い森へと歩いて行きます。


















フウトウカズラの森の中でもヤツシロランは点々と・・・・


















やはりコクランとは相性が良いようです。











マテバシイ~ヤブコウジの森に変わっても点々といました。
薄暗い森だけかと思いましたが、少し明るい森にもいるのですね。












この株は50cm位ありそうです。












それ以外にはエビネやナギランなどに出会いました。


















シュスランの仲間はいないのかな・・・・とフウトウカズラの隙間などを
目線を落として探しているとカゲロウランが見つかりました。











カゲロウランが住んでいる森なんだとわかると何だか少し嬉しくなります。


周辺をよく探してみると結構多くの株が住んでいました。












これはオオシマシュスランですね。
カゲロウランの葉はもう少しスリムで、先は少し尖っている感じです。













こうして色々探している時でもヤツシロランはアチコチに点々といました。
これなら来年カゲロウランの花を見に来た時には、あちらこちらで花を見ることができるな~

・・・・・・・・と思うと甘いです。

数年前に郊外の公園で同じように何本か果実を持ったヤツシロランを見つけたので
次の年、気楽に花を見に行ってみました。
ところが、その場所に来て探してみましたが、花は何処にもありませんでした。
花は咲かなかったのだろうと思い諦めて帰りましたが、数日後にネットで同じ場所で開花
した花をアップしているサイトを見つけました。
・・・・・どうやら見落としていたんだ・・・、その時に初めてわかりました。

竹林の中の株なら見つかる気もしますが、このフウトウカズラが生い茂る森の中を
よつんばいになって探しても見つかる保証があるかどうかは怪しいかも・・・・

何か目印になりそうな物を見つけなければダメかもしれません。

歩いていてヤツシロランが特に多く見つかったのは倒木周辺でした。












あと写真で紹介したようにコクランと相性が良いです。
花の時期、まずは倒木の周辺を探して見ようと思います。

私の感ですが竹林周辺はアキザキヤツシロラン、それ以外はクロヤツシロランでは
ないかと思っています。
きっと着生ランを見つけるように花を探すには、ナレとコツがいるでしょうね。





11月8日
































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