コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

権現岳 ~ 八ヶ岳

2013-01-30 18:58:45 | インポート









休みの日、やっと天気が良さそうでしたので
2年ぶりに、八ヶ岳の権現岳にいってきました。

毎回、美濃戸口からのアプローチでしたので
たまには、どこか違う場所にと思っていました。

天女山の駐車場までは、冬季閉鎖されていますので
手前の天女山入り口の路肩に車を置いて出発します。

5時過ぎには着きましたが
すでに1台、車がとまっていました。

私は、天女山の先にある 天の河原で日の出を見ようと
思っていましたので、逆算して、6時にスタートします。










ヘッドランプを付けて、車道の先を左に、天女山への登山道
に入ります。

この冬一番の寒気も、ようやく抜けてきたのか
それほど、寒い感じはありません。
標高は、美濃戸口より百数十メートル低い所からの出発です。



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30分位登ると、東の空が、明るくなってきました。
天女山を過ぎると、東南の方角に冨士山のシルエットが
見えてきました。



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甲斐駒、北岳には、一足早く、朝日があたってきました。



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立ち止まって待っていると、すぐに体温が奪われるような感じです。

ようやく、日が昇ってきました。




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山々に、日が差し込んで、朝を迎えます。



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しばらくは、緩い傾斜の広い尾根道を進みます。

スノーシューやスキーの通った跡もあり、登山以外の人も
楽しんでいるようです。

先週の大雪で、このあたりも踏み跡を外すと、膝上まで潜って
しまうので、ふみ跡を外さないように登っていきます。

美濃戸からのアプローチで見られる、霧氷や樹氷は見られませんが
南沢ルートと違い、陽射しの通る明るい気持ちの良い尾根道です。


見晴らしの良い場所から、これから向かう
権現岳が、白く輝いていました。

まず、一番左の前三ッ頭、その右の三ッ頭、権現岳の順番で縦走します。





















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前三ッ頭へ向かって登って行くと
だんだん傾斜が増して、雪の量も増えていきました。

どこでアイゼンを着けようか迷いました。

雪が絞まっていれば、すぐに着けるのですが、まだ柔らかい雪でしたので
がんばって、ツボ足で前三ッ頭か三ッ頭まで行くことにしました。

急傾斜でずり落ちたりしますが、いつも圧雪された雪道ばかり歩いて
いたので、なんだか新鮮な感じです。道を外して、膝までラッセル
してみたり・・・・・これが、だんだん ボディブローのように
後から効いてきて、徐々に体力を奪っていきます・・・・(--;












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だいぶ登ってきました。

前三ッ頭まで、もう少しです。

今日のコースは緊張感を持って登るルートではないですので
最初から、遊び半分で楽しめれば良い感じでしたが
この樹林帯、後半は急登ですので、途中でアイゼンを着けた方が
登るのに楽なような気がします。



 










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前三ッ頭に到着

とても澄んだ快晴で、中央アルプスもクッキリと見えます。



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南アルプスも今の時間ですと、クッキリ見えます。

日が昇ると逆光になり、撮影に向きません。
ここまで登ると、甲斐駒の奥に仙丈岳も、見えますね。



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今日は、天気は良いのですが、10メートル前後の風がありますので

この先、樹林帯以外の稜線では、フードを被ります。
今日、硫黄岳~横岳あたりに行っていたら、辛い縦走になった
と思います。



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風が当たらない所で休憩して、遅い朝食。

この先、三ッ頭までは、樹林帯ですが、深い雪中ですと
アイゼンが着けづらいので、ここで着けました。

トレースというより、踏み跡ていどの雪道を三ッ頭へ出発。
踏み跡を外すと、膝上まで潜るので、足跡を外さないように
行きます。


約1時間で、三ッ頭に到着、いつ見ても、素晴らしい展望です。
しかし、ここは午後、西日になり、山に影ができた時の方が
撮影には、向いています。



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また、帰りに、ゆっくり撮影します・・・・コンデジですが・・・









このあたりは、クラストしていて、ようやくアイゼンが有効ですが

権現岳へは、いったん樹林帯に下り、登り返します。








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三ッ頭から権現岳までは、1時間位です。

一箇所だけ、頂上直下の岩場の下をトラバースする箇所があり
ここだけは、唯一 注意して通過します。

写真は、帰りに、上から見た感じですが、何とか人、一人通過できる
トレースがあります。

何もなく、切れ落ちていれば、きっとピッケルを出した
と思いますが、下には、ダケカンバがあり、高度感がないので
それほど緊張はしません。

今日はピッケルを使いませんでしたが、ここがクラストして
緊張する時は、使った方が安心でしょうね。













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トラバースを通過して、岩場を登りきると山頂に到着です。




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前回の阿弥陀岳より、風がありますが、空が青く澄んでいて

とても透明感のある景色です。



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左に阿弥陀岳、右に赤岳









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今日、私より先に出発したはずの先行者に、まだ会っていません。

キレット方面に、赤岳に向かって、単独行の足跡が点々と続いています。
凄いな~ 今日は、できたらギボシまで行きたかったのですが
すぐ隣のギボシまで行く気力すら、私には、もう残っていません。



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南に続く稜線にギボシ、また次の機会に・・・・・

風を避けて、しばらく休憩します。

今日は、もう一人、単独の青年に会っただけでした。
その青年も先に下山。

もう誰も来なさそうです。



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ギボシの右には、乗鞍岳

直下には、権現小屋があります。











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風があり、寒いわりには、長い間、山頂周辺にいました。

静寂で、澄んだ景色が素晴らしく、なかなか帰るのが、もったいない
感じだったからだと思います。

もうすぐ、2時になります。
私の八ヶ岳帰還の時間になりますので、冨士山を見ながらもどります。


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三ッ頭に登り返す。



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思ったとうり、ここの景色、午後の陽射しの方が、

コントラストが効いて

いいですね~



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金峰山~奥秩父方面



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前三ッ頭へ

このあたりは、ズボズボ沈み、下るのにも時間が掛かります。



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どんどん、下ります。


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朝日を眺めた、天の河原に下りてきました。
ここまで下りれば、あと30分位です。

帰り、今度は、夕日の時

いいタイミング (^^




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このルート、ずっと富士山を眺められる貴重なコースですね
ここあたりからですと、左右、対称のシルエットです。

先週に登られた方は、大雪で、撤退したり大変だったらしいですが
ようやく、トレースもでき、気楽に楽しめる感じですね。

天気が良いと、陽射しを浴びますので、汗もかき
思った以上に、飲み物が必要となります。

日焼け止めも、必要です。

2年前も今回も、ピッケルは使用しませんでしたが
状況によっては、必要な時もあると思いますので
もって行った方が、良いと思います。



1月29日













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雪の高尾山

2013-01-16 17:50:21 | インポート



都心に大雪が降った14日、一日おいて
本日16日に高尾山を歩いてみました。

丹沢でもと思いましたが、
車では、まだ幹線道路も早朝は凍結していそうですので
電車で行ける、手ごろな高尾山に決めました。

軽く城山まで行ってこようと思います。


ケーブルの駅の脇を通り



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脇の車道を進み

稲荷山コースか6号路で行くか迷いましたが
しばらく歩いていない稲荷山コースにしました。


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写真の左の階段を登ります。

7時30分スタートです。電車から降りた登山者は
3人くらいでした。










少し階段を登り、後ろを振り返った様子です。

階段の雪が踏み固められ、コチコチに凍結しています。



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階段を注意して登り、登山道に入ると
なぜか、雪がなくなってしまいました。


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稲荷山を過ぎると、再び、バリバリの凍結路に。

昨日は、それなりに人が歩いたのですね
さすが高尾山です。











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山頂が近くなると、積雪も増えてきました。


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山頂に到着。

私を入れて4名

静かな高尾山山頂です。
ここまで1時間15分、今日は、風邪も抜けて、体調は良い感じです。


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こんな大雪が降らなければ、ほんとうは昨日から 冬山講習で八ヶ岳
でしたが、この大雪で中止になってしまいました。
体調も良いだけに、残念です。

今回は、レベルを上げてバリエーションルートを、かなり早くから
お願いしていましたが、この大雪では、近づくことさえ不可能のようです。

ガイドの方が、14日、厳しい天候の中、下山したら
車が、雪で埋まっていて、掘り起こし出すのに
日が暮れてしまったそうです。

しばらく、八ヶ岳は厳しそうですね。

















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見わたすと、丹沢もかなりの積雪でしょうね。
厳しいのは、八ヶ岳だけではないです。

もし今日、マイナーなコースでも行っていたら
ラッセル三昧で撤退していたかも、しれませんね。

昔、岐阜にいた頃、大雪が降ると近くの千メートル級の山に
よく行きましたが、ありえないような所でデブリを見たり
吹き溜まりにハマリ、脱出するのに四苦八苦したことを思い出しました。

黒岳、本社ヶ丸あたりも、うっすら見えますが、ベットリ雪が付いて
かなりの積雪だと思います。

今日のところは高尾山で、正解でした。 (^^)












よく見てみると、白馬尾根らしき尾根が見えます。
雪が降ると、草原ですので、わかりやすいです。










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少し休憩したら、城山へ

雪も増えて、階段も埋まり、歩きやすくなりました。
この感じですと、丹沢あたりも階段が埋まっていそうです。



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城山に到着!

あれ、誰もいないです。 こんなこともあるのですね。



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と思ったら、茶屋にネコが2匹、丸まっていました。

普通のネコより毛が厚そうな感じ・・・



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天気は相変わらず曇っていますが、かすかに、スカイツリー
が見えます。



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今日は、最初から 4本刃アイゼンを付けています。


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帰るとき、だんだん人が増えてきましたが
多くの人は、6本アイゼンでした。

なかには、付けていない人・・・持ってきていない感じでした。
なぜか12本の人も見かけました。

私は、高尾山なら、この4本が、丁度いい感じがします。

早足でも、気にならないし、傾斜も緩いので問題ないです。
途中で雪がなくなっても、根っこを踏まないように注意して
歩きやすいです。

もちろん付けなくても、注意して歩けば大丈夫ですが
けっこう気をつかいますので、快適ではない感じです。












10時になり、引き返します。

もう少し歩きたいのですが、2時までに帰る約束をしたので
しかたが、ありません。

きっと影信山から先は、もっと静かで良さそうな感じでしょうね。

今日は雲っていますので、サングラスはいりませんでしたが
これから晴れた時は、日焼け止めと共に必要なかんじでした。




1月16日








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1月の阿弥陀岳 ~ 八ヶ岳

2013-01-10 06:02:34 | インポート




今年、最初の山登りは、阿弥陀岳に行こうと決めていました。
昨年も同じ頃に登っています。

今日の天候は快晴、風も弱く最高の天気予報です。
こんな良い天気は、なかなか巡ってきませんので、上機嫌で
夜中に起きて出発するのですが、なんだか体が重い・・・・

風邪がまだ治っていないのか? 仕事の疲れが溜まっているのか・・・
実際に、体重も2キロ増加。
正月に食べ過ぎたかな・・・・

顔を洗って、車のエンジンをかけるまで、どうしようか迷いましたが
今日を逃すと、登れるチャンスが、何時来るかわかりませんので
思い切って出発!











美濃戸口を7時に歩き出す。
迷っていたせいもあり、スタートが、少し遅くなりました。

林道から、今日行く、阿弥陀岳が正面に見えます。
















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今日は、寒気も去り、八ヶ岳にしては、暖かい朝です。
顔を刺すような寒さがありません。

体調のせいか、林道歩きが、長く感じました。
さらに長く感じたのが、南沢の歩き。
なかなか、足が前に進みませんです。

年末に降った雪で、すっかり冬らしい雪景色になりました。











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南沢を登って行くと、いつもと変わらない寒さになってきました。

枝に付いた氷の結晶が宝石のようです。



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南沢ルートは、冷凍庫の中を歩くような感じです。

10時を過ぎると、ようやく陽射しが入ってきました。
行者小屋までは、もう少しです。



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何度も立ち止まりながら、やっと行者小屋に着きました。

天気は、文句をつけようがないくらいに快晴です。
陽射しが、とても眩しいので、小屋の軒下を借りて
準備します。

この景色を見て、ようやく、行くぞ~という元気が、出てきました。




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少し休んで、11時 出発。

分岐を右に、中岳沢ルートで行きます。



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冬の中岳沢ルート、過去には、3月に雪崩で大きな遭難が起きています。

1月でも、降雪の後や、気温が高くなった日はもちろん
積雪も増え、雪が緩みはじめる3月には、絶対に入ってはいけないと
ガイドの方からは、教えてもらいました。

今日は、しばらく積雪もなく安定していると判断して
私は、このルートを選択しました。

ただ、どんないいコンデションでも100%安全なことはないという事も
教わりました。













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コルまで、もう少しです。

傾斜が強いルートですが、コルまでは、ストックで登りました。











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後には、横岳~硫黄岳



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このルートの上部から、阿弥陀岳の斜面を見ます。

この周辺が危険でしょうね、早く通過します。











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やっと中岳と阿弥陀岳のコルまできました。









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キレットの奥に冨士山が見える、ビューポイントです。



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これから登る阿弥陀岳を見上げます。

ほとんど直等する感じでトレースもあり
迷うようなことはありません。

赤岳の文三郎ルートのような複雑な岩場を登るわけではありませんが
傾斜が強く、高度感があり、それが、また魅力で登りがいがあります。









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前半が、特に急な感じです。








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岩場を慎重に通過








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権現岳方面、

だいぶ登りました。  

今まで、ずっと日影でしたので陽射しが当たり暖かいです









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傾斜が、緩くなってきました。

もう少しです。











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頂上に着きました。 

何とか、登れて良かった。  (^^)

正直、あまり疲れて具合が悪くなったら、引き返すことも
考えていました。










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快晴、無風の山頂です。

阿弥陀岳は急傾斜な山ですが、山頂は、広く
こんな良い天気ですので、ゆっくり休んで、贅沢な時間を
満喫します。

タイマーで自分を写して見ると・・・・
あれ~、やっぱり疲れている感じで、情けない雰囲気です。 (--;



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景色は、最高です。

北アルプス方面



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40分位、ボーと景色を眺めてたり、写真を撮ったりして
誰もいない山頂で、ゆっくりできました。

午後2時を過ぎたので、ゆっくり帰ることにします。
赤岳を正面に見ながら、慎重に下ります。













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コルまで下りてきました。
しっかり雪が、しまっているのでアイゼンがよく効いて
安心して下りてこられました。

山頂を振り返って見る。

積雪が増えると、この急傾斜が雪壁になり
昨年、中岳から見たとき、とても危ない感じでした。

今の時期が、一番 登りやすいのではないでしょうか。











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影が長くなりました。

時間が遅いので、南沢から帰ります。







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南沢ルートで帰るのは初めてです。

積雪も増えて、思っていたより歩きやすい感じです。
樹氷や霧氷に西日が当たり、とても綺麗でした。


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山に日が落ちる。







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落ちました。







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雪灯りの中、美濃戸口に帰ってきました。

今日は、ほとんど人に会うことがない、静かな八ヶ岳でした。

体調が、今ひとつでしたが、何とか、行ってこられ

ほんとうに、よかったです。



1月8日






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2013年 元旦

2013-01-02 23:05:09 | インポート





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昨年中、ブログに訪問、コメントしていただき

ありがとうございました。

今年も、休日は、マイペースで山を歩き続けることができ

季節の風景や貴重な花など紹介できればと思っています。











大晦日から元日にかけて、久しぶりに

郷里の岐阜県関市に帰りました。

よく登る、安桜山から見た市内の風景です。

天気が良いと、恵那山が良く見えるのですが、少し雲があり見えません。



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大晦日の夕日が沈むまで、ずっと眺めていました。

しかし、どうやら、これが良くなかったのか、汗で体が冷えてしまい

元日は、風邪で寝正月になってしまい、初日の出の写真はボツ。


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深夜の新東名を走り、今朝 戻ってきましたが

初山歩きは、来週になりそうです。





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