今日は八ヶ岳の権現岳へ。
天女山への道は冬季閉鎖ですので、ゲート手前に車を駐車します。(6~7台可)
最初は一台も止まっていませんでしたが、後から山梨ナンバーの車が一台。
私より準備が早く先に出発されました。少し遅れて6時20分出発します。
今日は先に行かれた方と一緒に、この後一日雪と奮闘することになります。
天女山への道は冬季閉鎖ですので、ゲート手前に車を駐車します。(6~7台可)
最初は一台も止まっていませんでしたが、後から山梨ナンバーの車が一台。
私より準備が早く先に出発されました。少し遅れて6時20分出発します。
今日は先に行かれた方と一緒に、この後一日雪と奮闘することになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b7/4864cc141373b16aa238eeda8bfbffec.jpg)
1時間ほどで天の河原に到着。
さほど冷え込みもなく、天気も良い。
さほど冷え込みもなく、天気も良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/0d/5a69ba9ec7205f935f1e34f0838e2010.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3a/f6c5cbd8ce98c27fd8c89875e28e3880.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/6d/92527e37bbf8cf5d9e3630fb0cd3789f.jpg)
天女山までは凍結した道でしたが、次第に雪深くなってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/4f/68f82b82dfd48defc51264926561c400.jpg)
先に行かれた方の深い足跡だけが、点々と続いています。
先日の南沢のようなパウダースノーではなく重い新雪です。
前三ツ頭へと傾斜が増すにつれて雪も増えていき、深くハマった足を抜いて
一歩一歩登って行くのは、ボディブローのように徐々に体力を奪っていく感じがします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/4f/68f82b82dfd48defc51264926561c400.jpg)
先に行かれた方の深い足跡だけが、点々と続いています。
先日の南沢のようなパウダースノーではなく重い新雪です。
前三ツ頭へと傾斜が増すにつれて雪も増えていき、深くハマった足を抜いて
一歩一歩登って行くのは、ボディブローのように徐々に体力を奪っていく感じがします。
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先に行かれた方に追いつきました。ここで先頭を交代。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5e/7d52bf2970284eb728594bff19ff549e.jpg)
何となくトレースの形跡を登っていきますが、途中でわからなくなり
適当に前三ツ頭まで、樹林帯をラッセルして何とかたどり着きました。
・・・・私の付けたトレースは、本来の道を外してします・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5e/7d52bf2970284eb728594bff19ff549e.jpg)
何となくトレースの形跡を登っていきますが、途中でわからなくなり
適当に前三ツ頭まで、樹林帯をラッセルして何とかたどり着きました。
・・・・私の付けたトレースは、本来の道を外してします・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/0f/7f2b844cb5aa9b1e8109b9075ef88d7a.jpg)
稜線は風が強く、雪も飛ばされています。
今日は南西の風で、午後は徐々に曇ってくる予報です。
少しガスも上がってきますが、今はまだ遠くの山々まで良く見えます。
今日は南西の風で、午後は徐々に曇ってくる予報です。
少しガスも上がってきますが、今はまだ遠くの山々まで良く見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/44/b87fbaea02408be3d51806a3efe91a2d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ac/7f9dc7d6e4aab8cdc7dc1504c8bd6992.jpg)
富士山は雲に浮かぶという表現がピッタシですね、雲海の下は何も見えません。
中央アルプス、御嶽山もよく見えます。
中央アルプス、御嶽山もよく見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/83/1bbf98036b8c78383cdc8b672b17bf34.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/fc/aa865a98795b01ad320fa432937caba4.jpg)
ここから見る三ツ頭。
トレースがあれば30分程度で行けますが、ここからが大変でした。
トレースがあれば30分程度で行けますが、ここからが大変でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/0e/40bed7bd7b8726a83ab1e85cc7aa0cbf.jpg)
だいたいのルートは尾根の上で、所々に赤いリボンがありますが
以前あったトレースの後はなく、真っさらな雪の斜面が広がっているだけです。
以前あったトレースの後はなく、真っさらな雪の斜面が広がっているだけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/2d/65cd32224f026095a1ae4245a2daf88f.jpg)
クラストしていて、あまり深く沈まない斜面もありましたが、
股下まで深く沈む場所もあり、2人で三ツ頭まで奮闘します。
股下まで深く沈む場所もあり、2人で三ツ頭まで奮闘します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d3/b4ccee5659a4e8564b43e35fbf06152f.jpg)
・・・・写っている画像をお借りします。 m(_ _)m
深い雪に阻まれながらも、時々振り返って見ると良い景色です。
今日は富士山と南アルプスが印象的でした。
深い雪に阻まれながらも、時々振り返って見ると良い景色です。
今日は富士山と南アルプスが印象的でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/1b/7e1836d180cd1a380a89ab8ab80a7088.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/d7/5e83032e526adac1c4c36dffcaa191b6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/93/57593bc7dfd08b38f29d3ec8681eb25f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/7a/df0ac27bcf7cdcb3a7e6b709aef5a196.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/c9/18f785edc0cdcdc451b44a232ec9aa40.jpg)
樹林帯の中ですが風紋が見られます。
そうとう吹き荒れたようです。
これじゃトレースも無くなりますね。
そうとう吹き荒れたようです。
これじゃトレースも無くなりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/d3/2d90a61049d5551df4e6f53167517041.jpg)
ようやく深雪の森を抜け出しました。甲斐小泉へ下る分岐に到着です。
当然下るトレースなどはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/54/ce46474dcb7c46ecd16fbecab2993643.jpg)
雪も締まってきてアイゼンが効いてきました。三ツ頭までは、もうすぐです。
時計も見ると、もう12時を過ぎていました。
こんなに深い雪をラッセルしながら雪山を登ったのは、いつ以来かな・・・・
たぶん、まだ20代の頃、一人で奥美濃の山々を歩いていた頃以来じゃないかなと思います。
ようやく三ツ頭、到着です。
いつ見ても雄大すぎる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/13/12ac51a2e04a8aa48ed99fa98c343d8e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/39/e536061c570816904e4931f32f282a00.jpg)
これから向かう権現岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e3/193f68dedb349c5def4228ed4b4e35db.jpg)
いつもは雪庇の左側にトレースがありますが、見当たりませんです。
ただ上は、程よくクラストしていてアイゼンが効くのではと・・・希望的観測。
ただ上は、程よくクラストしていてアイゼンが効くのではと・・・希望的観測。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/18/613db2bbfed8ef8c6c2a3d2d3e83bab0.jpg)
ここで、先ほどの男性と別れて、一人権現岳へと行きますが
時間的には厳しい状況です。トレースさえあれば1時間で行けますが
今回は無理かもしれません。2時到着が無理な感じなら引き返そうと思います。
三ツ頭から一度下って登り返します。
三ツ頭を振り返る。
時間的には厳しい状況です。トレースさえあれば1時間で行けますが
今回は無理かもしれません。2時到着が無理な感じなら引き返そうと思います。
三ツ頭から一度下って登り返します。
三ツ頭を振り返る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f5/60853f53ac45a41ee9a2aaba04438400.jpg)
権現岳との鞍部は樹林帯で、距離は少しですが
再び深い雪のラッセルが待ち構えていました。
一度、深く股下までハマり、抜け出すのに四苦八苦しているうち
行くぞという意気込みも少々折れてきました。
ここまでかな・・・・・・・
今回は敗退です。ここで帰路に就くことにしました。
風はありますが、気温はそれほど低い感じではないので
三ツ頭の広い山頂では、しばらく景色を眺めていました。
権現岳まで行けませんでしたが、この景色を見ることができただけでも良かったかな・・・
普段あまり経験がない達成感もチョッピリありますし・・・・・・
再び深い雪のラッセルが待ち構えていました。
一度、深く股下までハマり、抜け出すのに四苦八苦しているうち
行くぞという意気込みも少々折れてきました。
ここまでかな・・・・・・・
今回は敗退です。ここで帰路に就くことにしました。
風はありますが、気温はそれほど低い感じではないので
三ツ頭の広い山頂では、しばらく景色を眺めていました。
権現岳まで行けませんでしたが、この景色を見ることができただけでも良かったかな・・・
普段あまり経験がない達成感もチョッピリありますし・・・・・・
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3e/5aa027941b561758b7998ccdd830d8fb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/fd/2c855d3148ba285fef207da5840dabe3.jpg)
奥秩父方面
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/5c/400c3842fd627bf5854871c7d9b75c12.jpg)
タイマーで・・・・・また来ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/6d/56557e067f275478fd9242a17fda739b.jpg)
帰りの天気は下り気味で冷たいガスが吹き付けて
樹々に霧氷が付き始めていました。
樹々に霧氷が付き始めていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1f/4aad1cd4db1b931ee61ec2251ac50834.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f7/14be24715829c3d3c77a03bc468a1b5c.jpg)
帰りは早く、4時半に着きました。
今回は春2番が好き荒れた後でしたので、自分でもネットで可能な限り情報を
集めたつもりでした。
前日の調べでは、2イン1スキー場では積雪が20cm。
上でも30cm位だと思っていました。多少は苦労するだろうけど
何とか行けるだろうと、気楽に考えていました。
帰ってきてから、赤岳鉱泉のブログを見ると、行者で50cmの積雪だったようです。
強い風と50cmの積雪ですと、稜線は風である程度は飛ばされてしまいますが、
樹林帯の中ですと、しっかりしたトレースも消えてしまいますね・・・・・・
ワカンを持って行くとか、暗い時間から歩き初めれば何とか行けたかもしれませんが
体力的に厳しかったかもしれません。
毎回、トレースのあるコースばかり歩いているので、なかなか対応できませんでした。
今回はエキスパートオブジャパンの10本アイゼンを使いましたが
つま先と踵の間をつなぐ金属にスノープレートが付いていないので
深い雪にハマると雪が団子状に付いて重くなり、毎回雪を落とさなければ
ならないので、非常に面倒でした。
このアイゼンは深い雪には向いていません・・・・ワカンを付ければ
そんなことには、ならないのでしょうけどね・・・・・
今回は、いろいろ良い経験になりました。
冬の権現岳は何回も登っていますが、平日は今回のように2人だけとか
多くても5~6人、もしくは自分だけ・・・・・なんて事もあります。
車でのアプローチが良く、赤岳周辺と比べると。とても静かで
なによりも展望が素晴らしいので、私はとても好きなコースです。
ただ今後、週末に何人かパワーのある若者達が入山しなければ、
トレースは期待できないのではと思います。
2月22日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f7/7daa269c38d0e7eb938f031355a3ec46.jpg)
今回は春2番が好き荒れた後でしたので、自分でもネットで可能な限り情報を
集めたつもりでした。
前日の調べでは、2イン1スキー場では積雪が20cm。
上でも30cm位だと思っていました。多少は苦労するだろうけど
何とか行けるだろうと、気楽に考えていました。
帰ってきてから、赤岳鉱泉のブログを見ると、行者で50cmの積雪だったようです。
強い風と50cmの積雪ですと、稜線は風である程度は飛ばされてしまいますが、
樹林帯の中ですと、しっかりしたトレースも消えてしまいますね・・・・・・
ワカンを持って行くとか、暗い時間から歩き初めれば何とか行けたかもしれませんが
体力的に厳しかったかもしれません。
毎回、トレースのあるコースばかり歩いているので、なかなか対応できませんでした。
今回はエキスパートオブジャパンの10本アイゼンを使いましたが
つま先と踵の間をつなぐ金属にスノープレートが付いていないので
深い雪にハマると雪が団子状に付いて重くなり、毎回雪を落とさなければ
ならないので、非常に面倒でした。
このアイゼンは深い雪には向いていません・・・・ワカンを付ければ
そんなことには、ならないのでしょうけどね・・・・・
今回は、いろいろ良い経験になりました。
冬の権現岳は何回も登っていますが、平日は今回のように2人だけとか
多くても5~6人、もしくは自分だけ・・・・・なんて事もあります。
車でのアプローチが良く、赤岳周辺と比べると。とても静かで
なによりも展望が素晴らしいので、私はとても好きなコースです。
ただ今後、週末に何人かパワーのある若者達が入山しなければ、
トレースは期待できないのではと思います。
2月22日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f7/7daa269c38d0e7eb938f031355a3ec46.jpg)