コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

景信山~陣馬山

2023-02-23 20:35:47 | 日記
冬山へは良い条件でしたが、足の具合が本調子ではないし
午後から用事もあったので、近場の奥高尾を歩いてきました。

小仏峠下の駐車場に5時過ぎに到着。自宅から約1時間で着く登山口というのは
とても便利なのですが、最近は利用するのが年に1度くらいです。
準備をして、ヘッデンのスイッチを入れてスタートしようとすると
一瞬光ったと思ったら、その後明かりが付かない (-_-;)
どうやら壊れたみたいで、車にある懐中電灯を出してスタートしました。








中央高速の小仏トンネルの上を通り・・・・








尾根に出たのかな・・・・









スタートの準備で戸惑いましたが、何とか日の出に間に合いました。













遠くに筑波山がみえます。関東平野が一望できますね。

以前にも書きましたが、景信山から眺める夜明けの景色は素晴らしいです。
標高こそ低いですが遮る藪もなく、東の方向には山もないので
地平線から登る朝日が見られます。
登山口から45分くらいで到着できますし、早朝なら駐車場も空いています。













足の影か長~い。

じっとしていると寒いので、巻道は使わないで陣馬山へ縦走スタート。



















見慣れた景色ですが、朝日がまだ昇りきらないので
山々が青く澄んで透明感があります。













シュンランの蕾はまだ固いです。





8時半、陣馬山に到着。
陣馬山の手前までは誰にも会うこともなく
ヒンヤリした空気の中、気持ちがいい縦走ができました。












奥多摩の鷹巣山~雲取山方面。







丹沢方面、右から大室山~檜洞丸~蛭が岳。
北側を見ていますが雪がありません。
今年は八ヶ岳や太平洋側の山々には雪が少ないです。
毎年これから3月になると積雪が増えてきますが、今年はどうかな・・・・







10分休憩して帰路へ。

11時には駐車場へ戻りたいので少し足早に歩きますが
先を歩く年配の方との距離がなかなか縮まることがないです。
毎日歩かれているのかな・・・・・

トレランの人は軽快に通過していきます。
今日は登山靴を履いてきましたが、今度来るときは
自分も軽いスニーカーで軽快に歩きたくなりました。

予定どうり11時前には何とか帰れました。
次はもう少しパワーアップして、夜明け前の石尾根を歩いて
雲取山からの日の出を見てみたいです。

 
2月22日










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今日も房総丘陵 ~ 半日探索

2023-02-22 19:04:47 | 日記
風が強く寒い一日になりそうでしたので房総を半日歩いてきました。
ただ今日は低山でも風が冷たくて日陰では凍える寒さでした。







花粉で赤茶色になった杉林が広がり、あまり探索日和ではないですが・・・・・













まだまだ蕾が固いコチョウショウジョウバカマ。









空中湿度が高い湿った森へ・・・・

古木に着生するコクラン。







マメヅタを目線で追いかけていくとヨウラクラン。

もう花芽を持っています。








目線の位置もよく見ていくと小さな株が点々といます。








ここには中心の黒い所に大株がいたのですが
3年前に剥がされてなくなってしまった・・・・・
久しぶりに来てみると、周りに小さな株が復活していました。
また大株になると持っていかれるので、小さな株のままで良いです。









2年前、カシノキランが多く着生している樹がチェーンソーで
切り倒されて何十株も引き剥がされてしまいました。
昨年、有名な道の駅で珍しくカシノキランが小鉢で多く売られていました。
凸凹道さんも書いていましたが、絶対に買わないようにしましょう。




クモランは無事に育っています。
ちょっと簡単には探せない場所ですから・・・・・













足元にコセリバオウレンが咲いている所に出会いました。













コショウノキの蕾は固く、ヒメフタバランもまだ
半月後でしょうか・・・・・  そのころ、また来てみます。

2月21日




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房総沢探索 ~ コセリバオウレン、ムギラン

2023-02-08 13:09:50 | 日記
奥多摩を一日歩こうかと思いましたが、青空がなく
高曇りの天気予報でしたので、のんびり房総探索にしました。

房総特有の隧道を抜けて、適当な所から沢へと降ります。









イオウのしみ出しがあると温泉の香がします。








沢沿いの法面に自生するコセリバオウレン











  




沢沿いの削られた露岩には着生できないので
水面から2~3m位上がった段差のある場所に羊歯などと一緒にいます。
















珍しく右奥には昨年のガラのような物が残っています。









山奥の尾根や法面に自生するコセリバオウレンは
とても小さくて繊細な感じがして、杉の枯葉などの隙間から顔を出したりして
よく見て行かないと見落としてしまいそうですが、沢沿いに自生する
コセリバオウレンは、とてもサイズが大きくて花茎も長く、
下から眺めてもよく目立ちます。薄暗い沢床から見上げる
花景色は深山幽谷の雰囲気がして、水量の少ない冬の沢歩きは
ヒルなどの心配もないので楽しいです。

もう少しするとスハマソウも咲くと思いますが
これも少し高い位置のため今日は確認できませんでした。

目線の低い位置には苔などに混じって、コチョウショウジョウバカマ
ベニシュスランなどがいます。








蕾は固く、開花は3月ですね。








房総の沢にはベニシュスランも多く、ここには密生して
何十株もいるポイントがありますが、花の時期には来ていません・・・・
・・・・・指折りのヒル自生地のため。









↓ テイカカズラもいるので紛らわしい・・・・







・-・-・-・-・-・-・-・





今日は比較的暖かい日ですが、長く沢床にいると体が冷えてきます。
前回近くで見られなかったムギラン、この上にも自生地があって
目線で見られるので、冷えた体を温める為にも一汗かいて岩場を登ります。

















マメヅタランとちがい果実は多くできます。









少し増えていっているような・・・・
ムギランはマメヅタランより自生地が多く、房総では崖地でなくても
比較的身近な所で見かけることもあります。








展望を求めてコナラ、ミズナラの森を歩く奥多摩も良いけど
早春の植物探索を兼ねて歩く房総は楽しい・・・・・2月7日





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久しぶりに房総へ ~ リバビリ・・・

2023-02-02 18:31:30 | 日記
12月は右足に違和感がありながらも奥多摩を歩いていました。
明けて元日に歩いた時は問題なく一日歩けたので、次は冬山へ行く予定でしたが
三ヶ日が終わった4日頃、寝ていると夜中に袋剥ぎあたりが攣ったように痛み
眠る事もできなくなり、しだいに足の親指あたりがシビレて針で刺すような痛み
も出るようになってきました。

これって座骨神経痛なのかな・・・・何だかんだ少し無理をして歩いていたのか・・・
すぐに整形外科へ行き、MRIも撮ってもらい診察してもらいました。

結果・・・股関節には異常はなく、脊柱にもヘルニアなどの異常はないです。
しいて詳しく見ると4番と5番の間に少し影があるので炎症を起こしている
のかもしれないということで、痛み止めのロキソニンをもらって帰りました。
しかし寝る前に飲んでも明け方に強い痛みが出てきて眠れないので
次の週に再診してタリージェを追加してもらいました。
これで少し傷みは収まってきましたが、とうぶん山は無理そうな感じでした。


次の朝だったと思いますが、シャワーを浴びた後に足の指を見たら
小指を囲むように湿疹が3~4個出来ていました。
翌日に皮膚科を受診して、今までの経緯を説明しながら
足の湿疹を見てもらうと、先生は見てすぐ、これは帯状疱疹ですと・・

・・・帯状疱疹でしたか・・・・・(-_-;)
整形関係を疑ったのが失敗でした。もっと早めに湿疹が出ていたら
帯状疱疹も疑っていたのに・・・・抗ウィルス薬のファムビルは
家にストックしているので、すぐに飲んでいたと思います。
広い見識がある整形外科医なら帯状疱疹を疑ってくれたかも
しれないと思うのですが、こればっかりはしょうがないです。

処方された抗ウィルス薬を飲み終えてから1週間経ちましたが
右足のシビレや痛みは残り、相変わらず眠りについてから3~4時間
すると痛みがでるので就寝前にタリージェを飲んでいます。
ただ起きて歩いていると、足裏にシビレは残りますが痛みはないので
日常生活に支障はなく、先生も運動はした方がいいと言ってくれたので
久しぶりに今日は房総を半日歩いてみることにしました。

・-・-・-・-・-・-・-・-




房総探索は11月末あたりからヒルがいなくなるので
その頃になるとよく探索していました。
昨年の11月に歩いた時ですが、帰ってから足を見ると何ヶ所かダニに噛まれたような
赤くなった痕が何ヶ所もありました。スパッツも付けているのに何にやられたのかと
いろいろ調べてみると、どうも原因はツツガムシのような気がします。
目には見えないくらい小さいので分りませんが、10月末から12月までは
ツツガムシ病の感染時期になります。南房総あたりは風土病だった時期もあり
今年になって感染して亡くなられた人もいます。
以前のような心配はもう御免ですので、房総探索は10月末から12月の間は
行かないようにして、年明けの1月半ばくらいから行くことにしようと決めていました。
今日は1月31日ですので、もう心配ないかと思います。



・-・-・-・-・-・-・-・-・-・



早朝に登山口についてヒンヤリした空気を吸うと
久しぶりなので何だかとても新鮮な気持ちがしました。

右足裏が少しシビレていますが運転に支障はありませんでした。
登山靴を履くと少し接地感がないですが、幸い歩くことには問題なさそうです。

まずは浅間様に寄り道、無事に歩けますように・・・・・・








廃仏毀釈の仕業か、子犬の狛犬の首も無くなっています。







オニシバリの花が咲き初めていました。








このあとコセリバオウレン、スハマソウ、
コチョウショウジョウバカマなどが咲いてきます。

久しぶりに歩く房総の森、奥多摩のコナラ、ミズナラ森と違って
色々な種類の樹々が見られます。

このケヤキの樹の樹皮を見ると、大木になると樹皮がウロコ状になっていく様子がわかります。







沢沿いを歩くと冬でも羊歯や苔の緑が美しく新鮮ですが
岩場では乾燥しているので羊歯はちぢれていて
苔もからからに乾燥して、枯れた模様が幾何学的です。












イワヒバも固く丸まった状態で、イワタバコには
グーしている新芽が見られます。












岩場の上を見上げると、着生する環境が良いのか
広範囲にムギランが多くみられます。
















何とか岩場を回り込んで目線の位置で見られる
場所へ行けないかと・・・・・







いろいろ試してみましたが、ザイルがないと難しく、今日はリハビリ登山ですので
無理はしないことにします。

岩場周辺にはナツエビネも見られます。
ナツエビネというと沢沿いがメインですが、岩場周辺にも多く見られます。







ムギランには近づくことはできませんでしたが
岩場からの眺めはよく、日射しが暖かいテラスで簡単なランチ・・・・・








脇に生える樹もトベラで房総の山らしい景色です。

半日ですが岩場も問題なく歩けたので、次はロングコースを歩いてみようと思います。

1月31日



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