コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

安部奥

2010-09-23 23:19:37 | インポート

    午前中の涼しい時間に、チャボホトトギスを見ることができ、午後は

    ゆっくり帰る予定でしたが、東名高速が、大きな事故で、清水インターから冨士インター

    まで、早朝から閉鎖しているようです。

    影響で、一般道が、かなり渋滞しています。 

    これでは、冨士インターまで、そうとう時間が、かかりそうです。

    今日は、猛暑で ながい渋滞は、辛い・・

    いろいろ考え、唯一の迂回ルート 安部峠を越えて身延に抜けてみよう

    と思いました。              

    梅ヶ島温泉によって、のんびり

    汗を流して、帰るのもいいですし、安部奥は、前から気になっていたところです。

    それと、Mさんから お聞きした 大滝のシラヒゲソウも、見ることができます。

    それにしても、かなりの迂回です。 いくら暇だからといって 渋滞を避けて

    このルートを選択する人は、少ないでしょう。

    北に進路を変更し、安部川の上流に向います。

    お風呂は、 日帰り温泉の 黄金の湯に入りました。 ( 3時間 ¥500 )

    ここの方に、安部の大滝の場所と駐車場を、くわしく教えていただきました。

    温泉から、車で5分も行かないうちに、右に、 葵の森の看板がある場所に

    着きます。

           Photo_6

            この前に、数台 止める事ができます。 ここに止めます。

           Photo_7

      

            車道を 5分ばかり、登っていくと、看板が、あります。

            滝まで、1.2キロ 私の好きな、渓流沿いの遊歩道です。

   Photo_8    Photo_9

    つり橋が、3箇所あって、南アルプス南部の雰囲気です。

                 Photo_10

     安部の大滝です。   水量も多く、水しぶきが飛び あたりの岩が濡れています

     

     ホトトギスの花が、何本か垂れ下がっています。  周辺の濡れた岩の上に

     白い花が、いっぱい咲いていますが・・・

     もしかして、全部 シラヒゲソウ?  滝つぼに、降りてみました。

           Photo_11

      ほんとうに シラヒゲソウ の群落でした。  

      丹沢で、ポツポツ咲いているのを見たことは、ありましたが・・・

              Photo_15

 

              きたかいが、ありました。 

              大満足で、車にもどり 安部峠に向います。

          

              Photo_17

         

     梅ヶ島温泉を過ぎると、道は安部峠に向って、登っていきます。

     全面舗装の道で、走りやすく快適です  山梨県側に抜けると、富士山が

     見えてきました。  

     もう少しで、日が落ちるところです。

     車で楽に来てしまいましたが、驚くほど、ずいぶん山深いところです。

     南アルプス 南部の山は、手ごわい山ばかりですが、

     ほんらい そういう山を苦労して登りつめた人だけが、見ることができる景色です

     ちょっと 気楽にきてしまって、申し訳ないような 素晴らしい眺めでした。

           

           この林道は、12月2日までは、通行可能と、書いてありました。

                

                                           9月22日

     

                     

                  

    

    

    

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チャボホトトギス

2010-09-23 20:04:19 | インポート

   今日は、静岡市のMさんに、地元、安部川流域の安部城跡と高山を

   案内していただきました。

   安部城跡は、植林が多く 裏高尾のような雰囲気です。   林床には

   初めて見る、ハナミョウガ が多くあって 新鮮です。

   関東に多い、アオキなどは、見当たりませんでした。

   歩き始めてすぐに、チャボホトトギスを見つけましたが、まだ 蕾が多く

   花は、遅れているようです。

   そういえば、ヒガンバナも、まだ 咲き始めたばかりです。

   中腹あたりで、ようやく 咲いている株を見つけました。

   秋の花は、上から咲くのですね

       

          Photo_2

    暗い森の地面に、明かりを灯したように、黄色い花を咲かせます。

    野草好きの私には、たまらない魅力です。

    Photo_3

     昨年、竜爪山で、はじめて見て以来、毎年見たくなる花です。

     ここは、まだ蕾が多く、高山に向います。

     

   Photo_4

 

     これが、高山で見た、チャボホトトギスですが、咲いている環境が

     まったく正反対でした。  よく日差しが、ふりそそぐ 乾いた地面や斜面

     に咲いていました。

                            Photo_5

     日当たりが良く、生育が、いいのか 何段にも葉が重なり蕾が、いっぱいで

     上に伸びています。

     う~ん・・  どちらかというと、薄暗い中に咲いているチャボのほうが

     私は、好きです。

   

   

   

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スルガジョウロウホトトギス

2010-09-08 20:19:08 | インポート

     昨年 見つけることができた スルガジョウロウホトトギス

     今年も、そろそろ咲きはじめているだろうと思い、出かけてきました。

     サガミ と同じように、 日が当たらない沢沿いの岩などに咲きます。

      沢靴ではないので、大きな滝は、高巻きながら行きます。

     Photo_5

     Photo_6

     沢沿いは、この時期、ほんとに涼しく 快適です。  そして岩を見上げると

                                 Photo_7

     今年も、咲いていました。  ツボミの株も、多く  丁度 咲き出したところ

     みたいです。  普通の草花と違い、見上げながらの観察になります。

           1

     近ずいて見ることが、できない株も多く 写真の撮影は苦労します。

    

           Photo_8

     丁度、手にとることができる、花もありました。

     Photo_9

     よく見てみると、岩の割れ目に沿って、咲いています。

              Photo_10

     102

   なんとも、風情があります        言葉では、うまく言い表すことができませが

   何時間でも、見ていたい心境です。

      年に1回だけの楽しい、ひと時でした。               9月7日  

     

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酉谷山 (とりだにやま )

2010-09-02 07:26:38 | インポート

     連日の猛暑で、まる1日歩くのは、私には無理かなと思います、都心から近い所

     できれば、涼しい木陰の沢沿いを歩くルートで、半日コース

     いろいろ検索した結果、以前から行って見たかった 奥多摩の酉谷山

     に行ってきました。

     日原鍾乳洞の先からは、ダートの小川谷林道を、車で、ゆっくり進みます。

     先週の戸沢林道と違い、ゴツゴツしている所もありますが、全体に

     フラットなダートの道で、普通車でも、ゆっくり行けば、問題ありませんでした。

          Photo

     6キロほどで終点、 林道にしては、とても広い駐車スペースがあります。

     奥多摩の駅から、ここまで 1時間位かかりました。

     6時にスタート、 道は最初、傾斜の強いノリ面を、トラバースする

     ように付いています。   濡れているときは、要注意です。

     Photo_8 Photo_9

     20~30分ほどで三叉、ここからは、沢に沿って登っていきます。

     Photo_10 Photo_11

     傾斜も緩く カエデ、シオジ、カツラ、など 深い緑の中を歩く道は、沢音を

     聞きながら涼しく、快適です。  花は、テコバモミジガサ、ヒナノウツボ

     トリカブト、クロクモソウ などが咲いていましたが、全体に少なめです。

     

         Photo_12

     これは、クマの爪あと、でしょうか?  このあたりは、奥多摩でも最深部

     山深さ を感じます。

         Photo_13

     最後は、沢を つめるように登ると、避難小屋につきます、

     初めて、視界が開け  遠くに、冨士山や大岳が望めます。

     今日も、日差しは強そうです。

        Photo_14

        Photo_15

     ここにも、美味しい水場があり、終始 水の心配は、ありませんでした。

     尾根道ですと、この時期 2リットル以上の水が必要となりますので

     ありがたいことです。  リュックの中には、水もありますが、

     ほとんど、減りませんでした。

        Photo_16

     すぐに尾根に出て、左に登ると、山頂です。

     登りは、3時間 帰りは、 同じ道を引き返し 降りは、2時間位でした。

     この暑い時期なのか、奥多摩の最深部だからでしょうか

     誰にも人に会うことが、ありませんでした。

     奥多摩で、人に会わなかったのは、初めてです。

     このルートは、これから紅葉の時期が最高ではないでしょうか

                                        8月31日

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