コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

エビネかナツエビネか・・・・新緑の房総丘陵を歩く

2018-04-18 13:08:19 | 登山


・・・・・・前回の続きです。

エビネがすでに見頃になっていたので、昨年見つけた自生地に行ってみることにします。
毎年冬に探索していると群生地に出会う機会が多いのですが、花を見に行くことは稀で
いつも同じような場所ばかり見に行っていました。

これから行く自生地は、ナツエビネかエビネなのか分らない株が多かったので
花の時期に行って、とちらなのか確認しようと思っています。



薄暗い沢沿いから登っていきます。
タニギキョウ、ミヤマハコベが咲いて、ナツエビネもいます。
沢沿いの場所ですし、この周辺のエビネは、どう見てもナツエビネに違いありません。









よく分からないのは、この沢を上り詰めた照葉の森の林床や斜面に自生している株です。














立派な株も多いのでエビネなら間違いなく花が咲いていると思います。

どうかな・・・・・















花がない!

やはり、ナツエビネでしたか・・・・・・なんとなく自分もそう思っていました(^^

周辺の株、どれも花がなくて新しい葉も立ち上がっていません。
これは、とても嬉しいです。 夏にまた来なければ・・・・・


その先の自生地はどうかな・・・・・

















ここはエビネでした。
花も咲いて見頃です。

しかし、場所によっては立派な株ですが、先ほどと同じような感じで
葉ッパだけの株が何株かいました。どうやら、この周辺は混在しているようです。

何となく分かったので、スッキリしてエビネの観察を・・・・

ワサワサと群落で咲いているのは豪華ですけど、森の中に一株ポツンと咲いている
小さな株は、かわいらしくて撮りたくなります。

















急に暖かくなったので、花茎が伸びる前に咲きだしてしまいました。















花の色はエンジからピンクが混じる株~白っぽい株など様々ですが、
私のお気に入りは、新緑のような緑と純白の組み合わせです。
薄暗い中で咲くと、とても美しく別物のような雰囲気です。



















今日は少し肌寒いくらいの気温ですので、山を登って探索しながら花を観察するにはとても心地よいです。
山里は新緑で美しく、野の花も咲いているので山深い集落を周回するように歩いて戻ろうと思います。




・・・・・・・つづく




















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