コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

霧雨の高尾山

2015-05-21 19:39:30 | 登山
今日も午後に用事があるので、お昼までには帰宅しなければなりません。
運動不足解消にと、高尾山でも半日歩けば少しは筋肉も付くだろうと
3時半に家を出て5時前には、もう歩きはじめていました。
林道沿いには、以前サイハイランが多く咲いていましたが
薄暗い中、周りを見渡してもそれらしい花は見つかりませんでした。
登って行くと霧が深くなり雨も降りだして、カメラを出しづらくなってきました。









高尾山で最後に咲くスミレ、コミヤマスミレの花が一つだけ残っていました。
薄暗い沢沿いや、湿り気のある斜面が好きなコミヤマスミレ。
葉っぱや咲いている場所の感じがラン科のような雰囲気を少し感じます。










薄暗い中、マルバウツギの花が目立ちます。














縦走路に出ても霧雨が降っていましたが、7時を過ぎると止んできました。












丹沢も降っているかな・・・











縦走路に咲くエビネには、よく目立つ白い札が置いてありました。












以前に見つけたクマガイソウ、4年前には踏み跡もなく遠回りして戻りましたが
今では見学コースの道ができています。
やはりクマガイソウも名札付に。










林道沿いでは見かけなかったサイハイラン、尾根に咲く花は大丈夫だろうと行って見ると・・・・






自生地は綺麗に掘り返されて更地になっていました。








以前ここ、一丁平のトイレ裏には多くの株が群生していました。






多くの人が来るようになりトイレ不足を解消するための工事でしょうか・・・

takigoyamaさん流にいえば、所謂ひとつの観光開発ということですか。




周辺にも何株か咲いていたので探して見ると、一株だけ見つかりました。









根本に白い札はありません。

高尾山ではサイハイランは冷遇されているようです。


再び山を下りて、別の自生地に
ここは、以前と同じように咲いていました。















北信あたりに咲く花と比べると発色が今一つですが、エビネと違い薄暗く湿っぽい所に
スッと姿勢良く咲いている風景が好きです。






最後に一番冷遇・・・ではなく、この時期一番多く見かけるフタリシズカを一枚。
何時もは、写すことが少ない花ですが、素朴でシンプルな美しさが隠されている
・・・ちょっとオーバーかな
今日は何だかそんなふうに感じました。









5月20日

 










コメント (4)
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