子宮頸がんワクチンを接種してから、カラダの不調を訴える女の子がいる。もしかして、ワクチンの副反応?
そんなワクチンへの疑問を訴える親たち200人の声ということが、新聞に掲載された。
もちろん、今の段階では、因果関係ははっきりしないとされている。
ただ、ワクチン接種後、全身性エリテマトーデスという難病になってしまったとか、全身の痛みで眠れないほどという症状を訴える娘さんの話が掲載されていた。
妊娠すると、この全身性エリテマトーデスという病気を発症する女性が結構いるという。妊娠すると、赤ちゃんという半分パートナーのたんぱく質をもつ異物が、おなかの中で成長していく。異物を敵とみなし闘う免疫系は、妊娠すると同時に見て見ぬ振りがうまくなる。赤ちゃんをしっかり見てしまうと半分敵(異物)なので、攻撃してしまい、流産してしまうからだ。
だから、見て見ぬふりをして、攻撃しないようにする。何という大自然の驚異。感謝。
よって、妊娠中は、免疫が弱まってしまう。そうすると、もともと全身性エリテマトーデスのような自己免疫疾患(自分で自分の体を敵とみなし攻撃してしまう)になりやすい遺伝的なものを持っている人は、妊娠により発症してしまう。
子宮頸がんワクチンは、グラクソスミス社のサーバリックスと尖圭コンジロームという性病の予防ワクチンも含むガーダシルという2種類のワクチンがある。
抗体価を長期的に維持するために、グラクソスミス社は、免疫増強剤というものをワクチンに添加している。一方、ガーダシルは、従来から使われている( )というものを添加している。
どうなんだろう?
この免疫増強剤が、もともと免疫のバランスをとりにくいような体質の女の子の免疫システムに、妊娠したのと同じように、何らかの影響を与えてしまったのかもしれない。
だって、推定免疫維持期間が、20年だもの。20年持つって相当強力なはず。
新聞に掲載されたような重い症状の出た人は、どっちのワクチンを接種していたのだろうか?
もちろん、ワクチンとの因果関係は、はっきりしていない。
でも、今まで、いろんなワクチンで健康被害が出ても、結局、因果関係があるというような話を聞いたことはほとんどない。
ないともいわないし、あるともいわない。はっきりしないとしか言わないし、言えないだろうと思う。
そんなもんだ。
国を頼っていてもダメだ。
あとは、自分たちの直感で選ぶしかない。
少なくとも、被害に遭った娘さんを持って訴えている親たちは、直感で因果関係があると信じているから、訴えたはず。
その声を、どう解釈するかは、人それぞれ。
その記事の左隣には、産婦人科の専門医が、『このような報道に左右されず、子宮頸がんで哀しい思いをする女性が一人でも減るように、接種しましょう。』と呼びかけていた。
このようなお医者さんは、一生懸命、子宮頸がんを減らすために頑張ってきた方だろうと想像する。
多くの涙を
つづく
そう、現場で多くの女性の無念の涙を見てきて、『ほんとうにどうにかしたい。子宮頸がんになる可能性のあるものは、ずべてシャットアウトしたい。もう、女性の涙は見たくない。』という一心で、患者さんと向き合ってこられた良心溢れるお医者さんなのだと思う。
最近、しみじみ思う。
みな、それぞれ、一生懸命やっている。
私は、個人的に、免疫増強剤への疑問が払拭されていないので、わが子にもし、娘がいても接種させないだろうなぁと思う。だいたい、100種類あると言われるヒトパピローマウイルスって、どこにでもいるような常在ウイルスで常に感染しては除去されるようなしがないウイルス君。ごく普通の生活を送っていれば、感染してもすぐ跳ね返されるような・・・・・・。
つづく
人は、精神的ストレスや肉体的ストレスや不規則な生活、そして、不摂生が続くと、免疫力が低下する。そうすると、元々生まれながらに持っている弱い部分が表に出てきやすくなる。人によって、高血圧になる人もいれば、痛風になる人もいるし、私みたいに胃がんになる人もいる。
すべての病気は、まず、『元を正しなさい。』『カラダと心をいたわりなさい。』というカラダからのメッセージだと思う。
メッセージを聞く前に、ワクチンを打つって、なんだか本末転倒。
もし、かりに子宮頸がんにならなくても、もし、何らかの理由でストレス負荷状態になり、免疫低下すれば、別の病気がメッセンジャーとして、その人のもとにやってくると思う。
そう、もし、私が、かりに胃がんにならなくて、あのまま、強気わがままな存在に言い返せない=自分を自分らしく表現できない状態が続いていれば、うつ病になっていたかもしれない。
胃がんになって、死が目前に迫ったとき、背に腹は代えられない状況に追い詰められた時、いやだとはっきり自分表明する勇気がみなぎってきた。
大概の病気は、ほんとうの自分の気持ちから自分が離れてしまって、結果、不摂生をしたりして免疫低下になり発症するような気がする。
ワクチンって、元々集団発生の予防のために開発されたもの。つまり、国がそのウイルスにより危うくなる可能性を防ぐため、国防のために国が取り組むものだった。
しかし、子宮頸がんワクチンは、人に感染させないほどの微力なウイルスが、将来、自分自身の免疫力の低下により発症することもごくごくまれにあるかも・・・という世界。もう、個人防衛の範疇としかいいようがないものに国は、国のお金を使うことを決定した。
私の住む小さな街でも、その予算は、約3,000万円という高額なものである。
確かに、確かに、わかるのだ。
現場のお医者さんは、子宮頸がんになり、子宮を摘出せざるを得なくなった女性の哀しみや命を失ってしまった女性やその家族の哀しみに直面し、どうにかして、哀しむ人を一人でも救いたいという、ただ、ただ、その思いだけで、日々、診療にあたられている。
たぶん、世の中のいろいろなことが、『現場の一生懸命』と『人間としての正直な生き方』の二つの側面で成り立っていると思う。
どっちも、正しいのだ。
あとは、選ぶ人の価値観みたいな・・・・・・。
つづく
新聞に副作用で苦しむ娘さんをもつ親の方々が、訴えるという記事が掲載されたその日に、市役所に日本の産婦人科学会関係のコメントがメールで送られたきた。『子宮頸がんワクチンを受けましょう!』というメッセージが、日本全国の市町村に一斉送信されてきた。
もちろん、因果関係なんてわからない。
でも、怪しいと思う直感ってあると思う。
素人の親は、専門家とやりあうことは不可能だ。
わが子が痛みで苦しんでいる姿をみて、疑問や不信感が渦巻いて何かにすがりたいときに、子宮頸がん予防にワクチンを受けましょう!と頼りの専門家が断言してしまったら、頼るところがなくなってしまう。
子宮頸がんになる人を減らすことは、正義なのか?
正義の前では、もしかしたら、副作用?という不安は、簡単に無視されていいのだろうか?
いつも思うこと。
子宮頸がんになって哀しんでいる目の前の患者さんを救うためならなんでもしていい。だって、それは、正義だから・・・。となっていないだろうか?
なんでも、正義という大義名分で堂々と生きてゆくことほど危険なことはないと思う。
お医者さんたちも、ワクチンを打つことだけが正しいというような思考で、ワクチンにまつわる不安や疑問を排除しないよう謙虚に受け止めてもらえたらいいなと思う。
私は、数年前、たまたま見たNHKのドキュメンタリー番組で、予防接種に対して慎重になっても損はないということを学んだ。予防接種反対というのではない。ほんとうに必要なものを選ぶチカラを身に着けようと決心したのだ。
それは、湾岸戦争に派兵される隊員たちが、1か月の間に、何十種類というワクチンを接種したことによる副作用で、病棟から出られない一生寝たきりに近い生活を強いられるという信じられない姿であった。頭痛などもひどく起き上がれないのだ。
病名は、ワクチンによる免疫不全症候群。
つまり、せっせと多種多様なワクチンを短期間で接種したことにより、免疫がてんてこ舞いになって再起不能に陥っていまったのだ。
まだ、若い男性女性が、この病棟で一生寝たきりに近い状態で生きてゆくのかと思うと胸が張り裂けそうになった。
はさみと紙は使いよう・・・。
なんでも、上手に使わないと・・・・ワクチンも上手に使わないと・・・・そう決心した。
そして、子宮頸がんワクチンを受けてから、全身性エリテマトーデスになってしまった少女の今回の記事だ。
免疫増強剤って言葉も、なんだか、もともと人間に備わっている免疫にも強力にちょっかいを出しそうな名前だ。
お医者さんの中に、ただただ子宮頸がんワクチンを接種しましょう!と唱えるだけでなく、どんな人が影響を受けやすいのか接種前に判断できるような研究をしようと思うお医者さんが出てほしいと切に願う。
個人的には、全身性エリテマトーデスは、自己免疫疾患という自分の体を敵と勘違いして、自分の免疫システムが自分を攻撃してしまうという病気、つまり、アレルギー疾患であるので、アレルギーのある人は、少し、用心した方がいいのかなと直感として感じているけれど、そうともいえないかもしれない。ぜひぜひ、研究してほしい。
今年度から、子宮頸がんワクチンを含む3ワクチン(肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン)が、任意予防接種から定期予防接種になった。
つづく
そんなワクチンへの疑問を訴える親たち200人の声ということが、新聞に掲載された。
もちろん、今の段階では、因果関係ははっきりしないとされている。
ただ、ワクチン接種後、全身性エリテマトーデスという難病になってしまったとか、全身の痛みで眠れないほどという症状を訴える娘さんの話が掲載されていた。
妊娠すると、この全身性エリテマトーデスという病気を発症する女性が結構いるという。妊娠すると、赤ちゃんという半分パートナーのたんぱく質をもつ異物が、おなかの中で成長していく。異物を敵とみなし闘う免疫系は、妊娠すると同時に見て見ぬ振りがうまくなる。赤ちゃんをしっかり見てしまうと半分敵(異物)なので、攻撃してしまい、流産してしまうからだ。
だから、見て見ぬふりをして、攻撃しないようにする。何という大自然の驚異。感謝。
よって、妊娠中は、免疫が弱まってしまう。そうすると、もともと全身性エリテマトーデスのような自己免疫疾患(自分で自分の体を敵とみなし攻撃してしまう)になりやすい遺伝的なものを持っている人は、妊娠により発症してしまう。
子宮頸がんワクチンは、グラクソスミス社のサーバリックスと尖圭コンジロームという性病の予防ワクチンも含むガーダシルという2種類のワクチンがある。
抗体価を長期的に維持するために、グラクソスミス社は、免疫増強剤というものをワクチンに添加している。一方、ガーダシルは、従来から使われている( )というものを添加している。
どうなんだろう?
この免疫増強剤が、もともと免疫のバランスをとりにくいような体質の女の子の免疫システムに、妊娠したのと同じように、何らかの影響を与えてしまったのかもしれない。
だって、推定免疫維持期間が、20年だもの。20年持つって相当強力なはず。
新聞に掲載されたような重い症状の出た人は、どっちのワクチンを接種していたのだろうか?
もちろん、ワクチンとの因果関係は、はっきりしていない。
でも、今まで、いろんなワクチンで健康被害が出ても、結局、因果関係があるというような話を聞いたことはほとんどない。
ないともいわないし、あるともいわない。はっきりしないとしか言わないし、言えないだろうと思う。
そんなもんだ。
国を頼っていてもダメだ。
あとは、自分たちの直感で選ぶしかない。
少なくとも、被害に遭った娘さんを持って訴えている親たちは、直感で因果関係があると信じているから、訴えたはず。
その声を、どう解釈するかは、人それぞれ。
その記事の左隣には、産婦人科の専門医が、『このような報道に左右されず、子宮頸がんで哀しい思いをする女性が一人でも減るように、接種しましょう。』と呼びかけていた。
このようなお医者さんは、一生懸命、子宮頸がんを減らすために頑張ってきた方だろうと想像する。
多くの涙を
つづく
そう、現場で多くの女性の無念の涙を見てきて、『ほんとうにどうにかしたい。子宮頸がんになる可能性のあるものは、ずべてシャットアウトしたい。もう、女性の涙は見たくない。』という一心で、患者さんと向き合ってこられた良心溢れるお医者さんなのだと思う。
最近、しみじみ思う。
みな、それぞれ、一生懸命やっている。
私は、個人的に、免疫増強剤への疑問が払拭されていないので、わが子にもし、娘がいても接種させないだろうなぁと思う。だいたい、100種類あると言われるヒトパピローマウイルスって、どこにでもいるような常在ウイルスで常に感染しては除去されるようなしがないウイルス君。ごく普通の生活を送っていれば、感染してもすぐ跳ね返されるような・・・・・・。
つづく
人は、精神的ストレスや肉体的ストレスや不規則な生活、そして、不摂生が続くと、免疫力が低下する。そうすると、元々生まれながらに持っている弱い部分が表に出てきやすくなる。人によって、高血圧になる人もいれば、痛風になる人もいるし、私みたいに胃がんになる人もいる。
すべての病気は、まず、『元を正しなさい。』『カラダと心をいたわりなさい。』というカラダからのメッセージだと思う。
メッセージを聞く前に、ワクチンを打つって、なんだか本末転倒。
もし、かりに子宮頸がんにならなくても、もし、何らかの理由でストレス負荷状態になり、免疫低下すれば、別の病気がメッセンジャーとして、その人のもとにやってくると思う。
そう、もし、私が、かりに胃がんにならなくて、あのまま、強気わがままな存在に言い返せない=自分を自分らしく表現できない状態が続いていれば、うつ病になっていたかもしれない。
胃がんになって、死が目前に迫ったとき、背に腹は代えられない状況に追い詰められた時、いやだとはっきり自分表明する勇気がみなぎってきた。
大概の病気は、ほんとうの自分の気持ちから自分が離れてしまって、結果、不摂生をしたりして免疫低下になり発症するような気がする。
ワクチンって、元々集団発生の予防のために開発されたもの。つまり、国がそのウイルスにより危うくなる可能性を防ぐため、国防のために国が取り組むものだった。
しかし、子宮頸がんワクチンは、人に感染させないほどの微力なウイルスが、将来、自分自身の免疫力の低下により発症することもごくごくまれにあるかも・・・という世界。もう、個人防衛の範疇としかいいようがないものに国は、国のお金を使うことを決定した。
私の住む小さな街でも、その予算は、約3,000万円という高額なものである。
確かに、確かに、わかるのだ。
現場のお医者さんは、子宮頸がんになり、子宮を摘出せざるを得なくなった女性の哀しみや命を失ってしまった女性やその家族の哀しみに直面し、どうにかして、哀しむ人を一人でも救いたいという、ただ、ただ、その思いだけで、日々、診療にあたられている。
たぶん、世の中のいろいろなことが、『現場の一生懸命』と『人間としての正直な生き方』の二つの側面で成り立っていると思う。
どっちも、正しいのだ。
あとは、選ぶ人の価値観みたいな・・・・・・。
つづく
新聞に副作用で苦しむ娘さんをもつ親の方々が、訴えるという記事が掲載されたその日に、市役所に日本の産婦人科学会関係のコメントがメールで送られたきた。『子宮頸がんワクチンを受けましょう!』というメッセージが、日本全国の市町村に一斉送信されてきた。
もちろん、因果関係なんてわからない。
でも、怪しいと思う直感ってあると思う。
素人の親は、専門家とやりあうことは不可能だ。
わが子が痛みで苦しんでいる姿をみて、疑問や不信感が渦巻いて何かにすがりたいときに、子宮頸がん予防にワクチンを受けましょう!と頼りの専門家が断言してしまったら、頼るところがなくなってしまう。
子宮頸がんになる人を減らすことは、正義なのか?
正義の前では、もしかしたら、副作用?という不安は、簡単に無視されていいのだろうか?
いつも思うこと。
子宮頸がんになって哀しんでいる目の前の患者さんを救うためならなんでもしていい。だって、それは、正義だから・・・。となっていないだろうか?
なんでも、正義という大義名分で堂々と生きてゆくことほど危険なことはないと思う。
お医者さんたちも、ワクチンを打つことだけが正しいというような思考で、ワクチンにまつわる不安や疑問を排除しないよう謙虚に受け止めてもらえたらいいなと思う。
私は、数年前、たまたま見たNHKのドキュメンタリー番組で、予防接種に対して慎重になっても損はないということを学んだ。予防接種反対というのではない。ほんとうに必要なものを選ぶチカラを身に着けようと決心したのだ。
それは、湾岸戦争に派兵される隊員たちが、1か月の間に、何十種類というワクチンを接種したことによる副作用で、病棟から出られない一生寝たきりに近い生活を強いられるという信じられない姿であった。頭痛などもひどく起き上がれないのだ。
病名は、ワクチンによる免疫不全症候群。
つまり、せっせと多種多様なワクチンを短期間で接種したことにより、免疫がてんてこ舞いになって再起不能に陥っていまったのだ。
まだ、若い男性女性が、この病棟で一生寝たきりに近い状態で生きてゆくのかと思うと胸が張り裂けそうになった。
はさみと紙は使いよう・・・。
なんでも、上手に使わないと・・・・ワクチンも上手に使わないと・・・・そう決心した。
そして、子宮頸がんワクチンを受けてから、全身性エリテマトーデスになってしまった少女の今回の記事だ。
免疫増強剤って言葉も、なんだか、もともと人間に備わっている免疫にも強力にちょっかいを出しそうな名前だ。
お医者さんの中に、ただただ子宮頸がんワクチンを接種しましょう!と唱えるだけでなく、どんな人が影響を受けやすいのか接種前に判断できるような研究をしようと思うお医者さんが出てほしいと切に願う。
個人的には、全身性エリテマトーデスは、自己免疫疾患という自分の体を敵と勘違いして、自分の免疫システムが自分を攻撃してしまうという病気、つまり、アレルギー疾患であるので、アレルギーのある人は、少し、用心した方がいいのかなと直感として感じているけれど、そうともいえないかもしれない。ぜひぜひ、研究してほしい。
今年度から、子宮頸がんワクチンを含む3ワクチン(肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン)が、任意予防接種から定期予防接種になった。
つづく