世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

しぶとい自民・清和会ゾンビの如し

2009年08月29日 | 日記

しぶとい自民・清和会ゾンビの如し


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いよいよ衆院選も本日29日土曜日を残すのみとなった。マスゾエのインフル騒ぎは厚労省の「流行シナリオ」なるものまで登場させ、有権者の意識話題を選挙から遠ざけようとしている唐突感も否めないが、もはや此処までだろう。北朝鮮のミサイル着弾もなく(笑)無事30日の投票日を迎えそうである。

現時点での選挙予測は民主党の300議席、自民党の100議席云々が主流になっているが、現実はそんなに劇的な差がつかない可能性もある。出来ることなら明らかな政権交代に相応しい議席差がつき、心おきなく民主党にマニフェストを実現に向かう行動を見たいものである。出来ない、或いはしようとしない時は来年の参議院選で惨敗させれば良いだけのことだ。

筆者は未だに民主党が過半数は取るだろうが、それ以上は票が読めていない。何故かと云うと、自民公明支持票の投票率と民主支持票の投票率に差異があるという部分だ。
自民公明支持票は殴られようと蹴られようと「亭主の好きな赤烏帽子」という按配の有権者を有しており、絶対的支持票なのでインフルが猛威を奮っていても投票所に足を運ぶ支持層である。
それに比べ民主の支持層には「是々非々感覚」の傾向が強く、嫌なら離婚です!という色彩を帯びていると云うことだ。その上此処に至って、自民党町村派(清和会)の面々のなりふり構わぬどぶ板悪口戦術が功を奏しつつあるという情報が気にかかる。

森喜朗、阿倍晋三、町村信孝、中川秀直、細田博之、小池百合子、高市早苗、馳浩、無所属だが中山成彬などが挽回優勢になったという情勢らしい。麻生太郎は正直どうでも良い人になっている。
問題はこの清和会グループなのである。この清和会、あの「日米安保の生みの親」岸信介に由来し、佐藤栄作、福田赳夫、森喜朗、小泉純一郎、阿倍晋三、福田康夫を輩出、超親米政治グループと云う事が出来る。
官僚政治、米国従属政治、財界癒着政治の典型的考えの持ち主たちがたむろしている。しかし、非常にシステマチックな面で政治手法に長けており、検察等司法との関係も良好で、滅多に検挙者を出さない政治グループである。

早い話、この清和会的自民党が今の自民党であり、これからも国際金融組織や米国の利益の為に日本の政治を支配しようとするグループである。改革、改革と叫び、改悪の限りを尽くし、結局国民生活を疲弊させた悪しき自民党のシンボルなのである。

筆者は麻生太郎は当選しても良いが、この清和会政治家は国会に来てほしくないと思う一人である。中には小選挙区で苦戦を強いられている候補者もいるようだが最終的に比例区で這い上がってくるような気がして仕方がない。
この清和会系議員が生き残ると民主党政権が行おうとしている司法の透明化や霞が関の改革、外交安保で鳩山民主党の足をあらゆる汚い手を使った邪魔をする可能性が高いのである。
彼らを見くびってはいけない。紳士面をして裏で何をするか判らん連中なのだから。筆者としては清和会(町村派)が半減すると計算しているが、自民党が三分の一になることを考えると負けブリは悪く、しぶといのである(笑)

さて今日一日で選挙も終わる、当分世相を斬るのネタも様変わりさせなければならないようだ。 

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