世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

鳩山代表の疑心暗鬼

2009年08月25日 | 日記
鳩山代表の疑心暗鬼 

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以下は昨日の読売新聞の記事だが、単に選挙情勢に浮かれるなというだけではなく、「敵は民主党のゆるみを期待してほくそ笑み、起死回生の一撃を狙っている。現実に目覚めよ」と言う辺り、民主党候補者への気の緩み以外に言外のメッセージも込められている雰囲気が漂っている。

『 民主党の鳩山代表は、党公認の衆院選全候補者に対して、「惑わされることなく、現実の勝利をつかめ!」と題した文章をメールで送った。 全国で100小選挙区が激戦となっていると位置づけ、終盤戦に向けて引き締めを図っている。 メールは23日付。冒頭で「民主党300議席という真夏の夢の如くの報道が踊るが、候補者諸君は自らの勝利を確信できるか」と問いかけた。報道各社の情勢調査については「全国100の激戦区において、民主党候補全員が勝利するならばという『たられば』の仮想報道」として、「敵は民主党のゆるみを期待してほくそ笑み、起死回生の一撃を狙っている。現実に目覚めよ」と訴えている。』(2009年8月24日20時23分 読売新聞)

「民主党300議席という真夏の夢の如くの報道が踊るが、候補者諸君は自らの勝利を確信できるか」と経験不足の民主党候補者への慢心を諫めている。あらゆるマスメディアが民主党の圧勝を予測しているだけに、心境は複雑だ。
しかし、どうして此処まで郵政選挙の真っ逆さま現象が起きているのか素直に歓び当選に向けまっしぐらと行かないのには訳があるだろう。今までのマスメディアの姿勢をつぶさに観察してきた民主党幹部にとって、「たられば」報道が世論操作の一種と云う警戒感もあるのに違いない。所謂「揺り戻し効果」を期待していたり、投票率低下を期待しているという疑いである。
まして自民党が此処に来て「真のマニフェスト」と思われる「民主ネガティブチラシ」の死に物狂いの配布事情を考慮すると疑心暗鬼になる心境も理解できる。
半年前には前小沢代表秘書が、次には自分の故人献金で散々マスメディア及び自公政権に叩かれた記憶が鮮明なだけに、最後の汚い仕掛けがないとも限らないという疑心暗鬼が生まれるのも理解できる。
事実、新型インフル騒動もその傾向があり、水曜、木曜辺りに自公政権に味方する何かが起きないとも限らないという不安は投票日が来る30日まで、尽きることはないのだろう。 

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