世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

ガンバレ原口総務相!検察を暴け!

2010年02月19日 | 日記

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ガンバレ原口総務相!検察を暴け!

原口総務相は17日、行政評価機能強化に向けた検討会で行政機関すべてを対象に裏金疑惑等も含め行政評価するようにと省内に指示したと表明。
外務省、検察庁、各地の警察を含む中央省庁の裏金問題もその評価対象である事を明言した。

この件に関して朝日新聞、産経新聞はスルーしている。(笑)
鈴木宗男議員による質問主意書で、検察庁の調査活動費が裏金として飲食など私的流用があるのではと云う質問に対し、政府は29日に閣議決定した答弁書で「調査活動費は適正に執行されている。調査をする必要はない」としているのだから、原口総務相もサインした以上、この政務三役への指示は矛盾すると日本テレビが報道。毎日、日経、時事も、その矛盾をちらりと指摘している。時事等は検察捜査への牽制球であり、波紋を呼びそうだとまで表現している。(笑)

つまり、そう云う答弁書を作った官邸の人間達が糞なのである。調べもせずに「そう云う事実はない」等と誰が言えるのだ。電話で「裏金つくりはもう止めてるよね?」と聞いたのか(笑)そのまとめ役が平野官房長官だ。
大阪高裁における三井環氏の判決においても、「検察の調査活動費の不正流用があったと言わざるを得ない」と一部認定しているのだ。
おそらく検察は、三井環氏の内部告発以降、ヤバイので止めたか、複雑な仕組みを作ったかのどちらかであり、調べられてやぶさかで有る筈がない。検察が悪いことをするはずはないのだ。

しかし、その三井環事件の裏金問題で安倍晋三、小泉(自民党清和会)らが検察の弱味を握ったからこそ、今の検察の政治絡みの捜査が存在すると云うのは事実だろう。余程自民党清和会に借りでもない限り、此処まで検察の信用を失う捜査を行う筈がない。日本の検察が此処まで血迷った行動に出るには、それ相当の内部的事情があるのだろう。

その借りを返すと云う行動と云うより、脅かされて捜査を継続させられている危惧さえあるのである。米国が自民党を切り、民主党政権と手を握る決断をしても、検察の動きが止まない理由はその辺にあると考えられる。

検察への現実的脅しは、松田光世氏のツイッターによると「週刊ポストが、検察を動かして小沢疑惑を仕掛けているのが小泉だと書いていたが、あれは間違い。仕掛け人は、安倍晋三元首相と小泉の秘書官だった飯島。安倍は、本命ではなかった樋渡を検事総長に据え、官房副長官に元警察庁長官の漆間を起用し、検察・警察を牛耳って国を動かそうとした」と述べている。おそらく事実に近いであろう。

その裏側には広域暴力団も控えているに違いないのだ。検事総長であろうが、検察上層部であろうが、検事一人ひとりは公的権力はあるが、庁舎を離れれば一人の生身の人間に過ぎない。いつ何時ダンプに轢かれるかは、彼等が一番身に滲みて知っているのだろう。

しかし、朝日新聞がスルーしようが、他のマスメディアが矛盾だと叩こうと、原口総務相の発言はネットメディアや週刊誌では大きく支持されるだろうし、、日を追うごとに検察バッシングがウネリとなり、怒涛の如く逆巻いてくるのは事実だ。

参議院選まで5カ月、3月の人事異動後までの脅しだろうが、何処まで検察が暴走するか、半分楽しみだ(笑)

筆者の推測では3月1日までに予算が通るはず。それ以降、小沢一郎の電光石火の検察改革、マスメディア改革、公務員改革が雪崩のように千葉法相、原口総務相、枝野行革相に発せられる筈である。場合によると、鳩山と刺し違えるくらいの勢いでやってくるだろう。もしかすると自分の幹事長辞任カードをチラつかせるかもしれない。(実際は5月の訪米後辞任するぞと言うのだろうが、本気で辞任する気はないだろう) (笑)


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