世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

菅直人5月連休中の訪米断念 オバマが日本を相手にする暇はないはずだ

2011年01月30日 | 日記

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菅直人5月連休中の訪米断念 オバマが日本を相手にする暇はないはずだ


ダボス会議出席が菅直人の海外恥さらしの旅の最後になる事は良い事だ。この記事の真偽のほどは不明だが、充分考えられる訪米断念である。

記事では、ネジレ国会を理由に、5月連休中は国会審議の紛糾と政局になる可能性が高く、訪米が困難になりそうだから、と云う理由。

そもそも筆者などは、オバマが「来年春に『菅首相』を米国に招待したい」と発言したこと自体奇異に感じていた。実際は「来年春に『日本の首相』を米国に招待したい」と言ったのではないかと邪推している。(笑)

誰が考えても、菅直人が内政運営を理由に、大人の判断を急にするなどあり得ない。多分延期を言いだしたのはアメリカだ。 民主党の政権交代から、日本の民主主義が「システム独裁権力」によって形骸化された「張り子の虎」であることが明白になった今、「システム独裁権力」のボスである米国が、菅政権の命運がどの辺を漂っているか判らない訳がない。来るなら、次の日本の首相の方が時間の無駄にはならない。 菅直人が延期を申し入れるなどあり得ない。米国が延期を申し入れてきた可能性の方が高い。

先の拙コラムでも書いたように、世界に点在する親米政権の弱体化は顕著で、エジプト・ムバラク大統領政権も風前のともし火状態になっている。アルジャジーラの暴露で、PLOとイスラエルのマッチポンプの情報漏れがあり、パレスチナ情勢にも大きな変化が生まれそうになっている。

このような各地で起きる親米政権側の混乱は、米国が世界戦略を見直す必要に迫られているわけで、日本の事は“後回しで良いだろう”と判断した可能性の方が高い気がする。菅君は最大の擁護者アメリカ様にまで見放されかけているのかもしれない。

どこまで生き恥を晒せば満足するのだろう、この男。国会運営で頓挫する前に、潔く内閣総辞職だけでも実行したらどうなんだ!

≪ 首相訪米、6月下旬へ延期検討…国会情勢理由に
 菅首相は、オバマ米大統領と「今春」の開催で合意していたワシントンでの日米首脳会談を今国会閉会後の6月下旬まで延期する方向で検討に入った。
 与党が参院で過半数割れしている「ねじれ国会」のもと、2011年度予算関連法案の年度内成立のめどが立たないなど、 国会情勢が極めて厳しいとの判断に基づくものだ。複数の政府筋が29日、明らかにした。政府はすでに、米側にも延期の可能性を非公式に伝えた。
 菅首相の訪米と次回の日米首脳会談は、一昨年から不安定化してきた日米関係立て直しの切り札として、日米双方が重視してきたものだが、日本側の内政混迷の余波を受け、遅れる可能性が強まったことになる。
 首相訪米は、昨年11月に横浜で行われた日米首脳会談の際、オバマ大統領が「来年春に菅首相を米国に招待したい」と表明したことで決まった。首相 は「招待を大変うれしく思う」と応じ、会談後の記者発表で、「来年春ごろの訪米の招待を受けた」と語った。
 関係筋によると、米ホワイトハウスからは今年に入り、オバマ大統領の日程調整のため、5月の大型連休時のワシントンでの日米首脳会談実施に向け、 非公式な打診があったという。 しかし、政府内で検討した結果、5月の連休前後には国会審議と政局が緊迫し、首相が日本を離れるのは難しくなるのでは、との判断が強まった。このため政府は、「訪米延期の可能性がある」と米側に伝えたという。 ≫(2011年1月30日03時09分 読売新聞)

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