世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
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小沢政倫審、仙谷大臣報道陣公開を主張、悪意の罠だ

2010年05月15日 | 日記

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小沢政倫審、仙谷大臣報道陣公開を主張、悪意の罠だ

原則、衆院政治倫理審査会は非公開で、その議事録も公開はされない。筆者は小沢幹事長が「国民にしっかり話す」と云う趣旨として、腐れ新聞やテレビの捏造偏向編集による危険を避けるためにも、小沢幹事長の政倫審への出席は公開の方が良いのだろうと考えている。(*フルオープンの報道陣とテレビ・ネット中継必須)

仙谷や前原が「公開が望ましい」等と発言した時点で、非公開になるかもしれないと危惧している。筆者はこいつ等の逆張りで生きているので、理屈抜きに逆らいたくなる。(笑)

この仙谷発言の中で気をつける部分は ≪「次の焦点は政倫審の公開問題。最低限は公開した方が、国民に対する説明としていい」と、報道機関に公開すべきだと主張。≫

コイツの発言には意図的「罠」がある。我が国の腐れマスメディアに小沢幹事長の政倫審公開をしろと言っているのだ。国民にではなく、マスメディアにだけ公開しろと言っている。

つまり、マスメディアが如何様にも編集可能な「国民への知らせ方」の悪意な手助けをしようということだ。

実際問題実現可能かどうか判らないが、現政界の大きなテーマである「政治とカネそして国策捜査」の真実を「国民にしっかり話す」と云う小沢氏の趣旨に沿って、公共放送NHKは実況生中継をする責務があるだと思う。NHKが無理なら、ネット中継を必ず導入する計らいを民主党は主張すべきである。

報道陣への公開のみを主張する仙谷や新聞論調には悪意がある。自分等の都合が良いように切り貼り編集、「小沢幹事長の疑いが更に深まった」と報道するのは火を見るよりも明らかである。少なくとも筆者は切り貼り無しの小沢氏の折角の説明を聞かせて頂きたいものである。

仮に仙谷やマスメディアが望むような「公開」であれば、断固政倫審の原則を貫く事もやむを得ないと考えている。本当に仙谷という男は民主党の癌だ、何故この男を鳩山首相が重用するのか、筆者には皆目見当がつかない。


≪ 小沢氏「国民にしっかり話す」政倫審、5月下旬で調整
 民主党の小沢一郎幹事長は13日、広島市で記者会見し、自らの政治資金問題に関する説明について「選挙民、国民の皆さんにしっかりと話をすることによって、理解と支持を獲得することができると思っている」と述べ、衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席と東京地検特捜部の聴取要請に応じる意向を表明した。
 小沢氏が出席する政倫審は今月下旬に開催する方向で民主党内の調整が始まった。小沢氏に近い党幹部は「再来週だろう」と指摘。党執行部は、政倫審の民主党委員の一部を中堅や小沢氏側近と差し替えることを検討している。
 また、小沢氏は会見で、昨年の西松建設の違法献金事件を念頭に「1年前においても今年以上に大変過熱した報道だった。そのなかで選挙の責任者として戦い、308議席を国民の皆さんからいただいた。きちんと説明し、お話しすれば、必ず国民の皆さんは理解していただけるものと信じている」と語った。(朝日新聞) ≫


≪ 仙谷戦略相と前原国交相「小沢氏の政倫審、公開を」
 民主党の小沢一郎幹事長が自らの資金管理団体の土地取引事件をめぐって衆院政治倫理審査会(政倫審)に出席する意向を固めたことについて、14日の閣議後会見で閣僚から政倫審の公開を求める意見が出た。公開は野党が要求しているものだが、民主党側は今のところ否定的だ。
 仙谷由人国家戦略相は「次の焦点は政倫審の公開問題。最低限は公開した方が、国民に対する説明としていい」と、報道機関に公開すべきだと主張。前原誠司国土交通相も「国会の正式な機関で説明されるということについては評価すべきだ」としながら、「野党側から非公開はいかがなものかという意見が出ているので、できる限りオープンにするのがいいのではないか」と歩調を合わせた。(朝日新聞) ≫


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