世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

民主・小沢代表辞任!

2009年05月11日 | 日記

筆者の予測に反して、民主党小沢代表が辞任!
離党、議員辞職などは簡単に否定、今後とも民主党の政権交代を目指すと、強い意志を表明。読売新聞の「小沢辞めるべし」が71%は相当堪えた模様である。民主党における立場については言及を避けたが、誰が次の代表になろうと無視できない存在であることには変わりない。
以下は毎日新聞速報の抜粋だが、マスコミへの怒り、検察への怒りを含んだ小沢一郎の感情的言葉として捉えたので添付しておく。

≪・・・・・・Q:離党や議員辞職はしないのですか。
小沢代表:なぜ議員辞職しなければならないんですか。
Q:献金事件というカネにまつわるイメージを民主党から離すために離党すべきじゃないかと。
小沢代表:(質問をさえぎるように)私は、政治資金の問題についても一点のやましいところもありません。法律に従ってきちんと処理し報告してあります。また今回は、政治的な責任で身を引くわけでもありません。みなさんのお力添えのおかげで、私が3年前に代表職を引き継いだ時には(民主党の)支持率は1けた台だったと思いますが、今みなさんの懇切丁寧な報道ぶりにもかかわらず、20%以上の支持をもって自民党とほぼきっ抗しております。私はその意味において国民のみなさんのわが党に対する理解、そしてやはり政治は変えなくてはならないという理解が進んでおる調査だと思っておりまして、私も微力ながらそのことに多少なりとも貢献してきたのではないかなと思っております。あなたどこだっけ、会社?
 (質問者:日本テレビです。)
小沢代表:日本テレビでもよく国民のみなさんの調査をしてみてください。
Q:3月の西松報道以来、バッシングもあったと同時に小沢総理を求める声も多数あったと思います。その声に応えられなかったという無念の思いは?
小沢代表:あのー、個人的に私を強く支持してくださる方は、私が 民主党代表として総選挙に勝ち、総理大臣になることを願っていてくれたことと思います。しかし私は、私自身が何になる、ならないということはまったく自分にとっては問題ではありません。民主党が中心に、とにかくこの長期政権、腐りきった政権を代えなくてはいけない、政権交代、それが果たされれば私自身にとりましては、まったく本懐でありまして、それ以上の期待をしてくれた支持者の方がおりましたら、それは申し訳ないことではありますけれども、私の政治家としては、まったくこの政権交代、国民生活第一の政治、国民サイドに立った政治、そして日本における議会制民主主義の確立、これが樹立されれば、少なくともそのスタートを切れるということを自分の目で確かめることができるとしたならば、それはまさに政治家の本懐、男子の本懐、そう考えております。  
(司会:はい、ありがとうございました)  
小沢代表:はい、ありがとう、ありがとう。≫(毎日新聞・抜粋)

13日の党首討論は見送りであろう?何時民主党の代表選が行われるかも未定だが、岡田を中心に動くものと思われる。
また、検察の動きが注目に値する。小沢を狙うのであれば、その前に二階問題へ波及をさせてからではないと辻褄が合わない。結局、官邸としては目的を達したので、これ以上の捜査を望まない可能性が高い。しかし、民主党の勢いが復活、民主代表の人気沸騰とでもなったら、何をするか判らないが、そこまで赤裸々なことは出来ないだろう。
この民主党小沢問題、及び自民の下野を阻止しようとする政治的行動は官邸・官僚・検察を中心に注意深く見守っていくことにする。


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