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●「情緒外交」今日も行く ボクちゃんが気持ち好くなりたいの
東京新聞が珍しく、夜中に東京新聞TOKYOWEBが共同発の記事を更新した。どのような記事かと云うと、以下の通り。
≪ 米、安倍首相訪朝の自制要求 制裁解除にも不快感
ケリー米国務長官が7日の岸田文雄外相との電話会談で、日本政府の拉致問題対応に関し「安倍晋三首相が北朝鮮を訪問すれば、日米韓の連携が乱れかねない」と自制を求めていたことが分かった。首相訪朝を検討する場合は米側と事前に協議するよう要請し、拉致再調査の進展に伴い段階的に独自の経済制裁を解除するとの日本の方針に不快感をにじませた。複数の日米関係筋が15日、明らかにした。
核・ミサイル問題での日米韓連携を重視するオバマ米政権が「日朝接近」を警戒している実態が鮮明となった。拉致問題の早期解決と、日米同盟の強化を並行して実現したい首相は難しい立場に立たされた格好だ。 ≫(東京新聞、共同)
とまあ、そんなわけである(笑)。しかし、この記事でも判る事だが、安倍晋三の外交防衛の方向性には、潮流と云うものがない。隷米のようで、半年おきに、アメリカを苛立たせる行動に走る。特定秘密保護法、集団的自衛権閣議決定等々、アメポチぶりを世界に晒したかと思えば、アメリカの忠告をせせら笑うように靖国に参拝し、北朝鮮にも融和的態度を示すし、対露関係でも、オバマの短髪を逆なでし、ウッカリすると、今年中に、オバマの宿敵プーチンを国賓として迎えることまで考えているのだから、大変に難解な外交姿勢である。そもそも、安倍晋三の外交方針を解釈しようと云うのは、気まぐれオヤジの「情緒外交」なのだから、解釈と次元の議論そのものが成立しないのかもしれない。
筆者個人としては、この安倍外交の出鱈目ぶりは、実に好ましいと思っている(笑)。1年中、フェイントをかけ続けるドリブラーのようで、見ていて面白い。アメリカだけに限らず、中国、ロシア、北朝鮮、韓国など近隣諸国も、安倍外交の最初から最後までの「フェイント外交」の解釈に戸惑っているのは間違いない。未開国家の部族長、発展途上国の怪しい大統領と同じレベルで、ナショナルの「三つ又ソケット」をランダムICを加えたような感じで、どの国も、安倍晋三の外交姿勢を把握できていないだろう。筆者個人であれば、おバカ総理の「情緒外交」だからね、で済むわけだが、世界中がきな臭いわけだから、同盟国も隣国も安心できる材料がない。
オバマにすれば、「日本の首相?安倍なんぞ脅しておけば何とかなる」と高を括っていたのだが、どうも普通の脅しでは通用しないことを、漸く理解したようだ。手練れの催眠術師でも、ニヤニヤ阿呆には催眠術を掛けるのに、非常に苦労するらしいが、まさに、その状況に近いものがある。こんな首相の軍隊に、最後尾の守りを任せでもしたら、おちおち前ばかり見て戦うことは出来ないだろう。オバマさんよ、安倍自衛隊にモノを依頼する時は、背後からの袈裟懸けもあるので、ご注意あれ、と云うところだ。
弱小国の外交姿勢なら、それもありかなと思うのだが、痩せても枯れても、世界第三位の経済国家だ。どうなっているか、誰もわからない政府の外交方針ってのは、あまりにも怖いのではなかろうか。たしかに、上手く行く場合もあるだろう。しかし、外れたら最後だ。方向性がない夢遊病患者のようなものだから、何をするか判らん。それこそキチガイ刃物の状況を呈するだろう。北朝鮮訪問の土産に、拉致被害者と核爆弾でも貰ってきたら、そりゃ全世界が驚くだろう(笑)。H2ロケットに積み込めば、大陸間弾道ミサイルだ。プーチンに売ってくれと頼んだが断られたので、暴発するかもしれないが、取りあえず購入に至ったなんちゃって、嘘のような出来事さえ、筆者の夢の中には出てくる(笑)。
まあ今夜は、半分お遊びのコラム紛いだが、妄想だと思い、笑って読んでもらおう。ところで、アベちゃんは滋賀県知事選の自公敗北に、ことのほか傷ついているらしい。昨日の参議院予算委員会で、その怒りは、ヤジる野党や質問者の福山哲郎に向けられたようだ。福山が“自民党のある議員”として日米関係に関する発言を紹介すると、その答弁を座ったまま、ヤジのような口ぶりで「名前出してよ。分からない」と半答弁。それを咎めた福山に“首相が席でヤジを言わないで”と諌められる一幕があった。相当苛立ち、不安の連鎖が、アベちゃんの心の中では起きている、と推察できる。
福島県知事選は、福島県の県民性から推量するに、自公で勝ち名乗りだろうが、沖縄知事選は、ほぼ勝ち目なし。年末には最悪の気分が待っている。支持率も、凋落の一途を辿る。なんとかしないと、石破に美味しいところを持って行かれかねない。どうする?北朝鮮訪問は絶対に実行するぞ!プーチンにも来てもらおう。アメリカのオバマが、俺をどのように思おうと、知ったことか。日本の国民が、そうすることで「いよっ!アベちゃん!」と喝采すればいいのだ。アメリカに褒められても、怒られても、掠め取られる「金目」はいつも同じだ。この際だ、ぼくちゃんの為だけに政治をすればいい。どっちに転ぼうと、五十歩百歩。それなら、気分次第でケセラセラの方が、ほどいいよね。アベちゃんの、心模様はこんなもんでしょう(笑)ガンバレ!どんどん無茶苦茶に走り回れ、疲れてベッドにへたり込むまで。些か冗談すぎるコラムだったが、たまにはいいだろう。
大東亜戦争と高村光太郎―誰も書かなかった日本近代史 | |
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