世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

パンク寸前の菅の脳内 自爆は許すが国民巻き添えは許せない 

2011年01月07日 | 日記
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パンク寸前の菅の脳内 自爆は許すが国民巻き添えは許せない


  まさか筆者のコラムを読んで決めたわけではないだろうが、岡田幹事長が党大会の前に両院議員総会の開催を提唱したようである。 おそらく、12日辺りに開く両院議員総会で、党大会に望む前の国会議員の意見表明の場とし、最終的に、民主党国会議員の一致した党大会に望む姿勢をアピールしたいと云うことのようだ。

小沢側から開催請求される前に、先手必勝の積りなのだろうが、疑心暗鬼な悪手が次々と正体を現しているともいえる。 議決議題のない両院議員総会を早々に開き、菅の政権運営へのガス抜きの場とし、みんなの意見を聞いている、と云うマスメディアが報道しやすい事実を重ねようとしているのだろう。

1/3以上の議員の開催請求は、とりもなおさず菅直人への党内逆風を印象づける、とマスメディアからのサジェスチョンがあったようだ。小沢から、奇妙な言い方だが「文句は言わないでおけ」と云う指示は当然出るだろう。ガスは溜めるに限る(笑)

小沢の政倫審招致の問題に集約した話で終わらせようとするだろう。しかし、小沢の招致問題は、小沢個人の問題だ、というスタンスに徹するべきだろう。賛成も反対もしない事だ。

本来、大会前に両院議員総会は開催されるべきものだが、「核弾頭」がちらついて口に出来なかったことを、漸く原理主義者の口から発信出来た。この事実は、小沢一郎が当分動かないと読み切った証左だろう。小沢の現状は、菅直人君がどのように政権運営をするか、見守る状況だ。どうせ、何もかもグチャグチャになるのは自明だ。それからでも遅くはない。

現状の腐れマスメディアスクラムの勢いは強固だ、息の続く限り吹かせた方がいい。必ず、マスメディアでも、言い抜けられないドジを菅政権は踏む。ここで一矢放つことは無駄だ玉だ。 早晩マスメディアでさえも、ヨイショし切れない大チョンボの連続が菅政権を襲う。

国会会期中にも起きるだろうし、統一地方選では “サバ眼” が “死に眼” になる惨状を見せる点は、想定内以上に確実な話。それまでは、動いても、動かなくても良いのだろう。

その所為もあるのだろうが、最近の小沢一郎からは闘争のオーラが消えている。否、隠しポケットに入れてしまった。極力、原理原則を言い続ける、街頭演説のような雰囲気で、確固たる政治理念を哲学者のように語り続けている。まるで迫害を受ける殉教者のような様で、ネットメディアの中で、日本の将来を語り続ける腹だろう。

これは一種の洗脳的行動かもしれない。しかし、殊のほか効き目があるようだ。ボディーブローに思わず菅直人もモジモジし始めている。 どれ程正しい政治の方向性であっても、国民に充分正しく伝わっていなければ、力は得られず、政治的追い風とはならない。愚衆と云うか大衆と云うか、そのレベルまで、小沢の政治理念が行き渡る努力を重要視して始めた小沢一郎の姿が今あると見る。

これに危機感を感じたのが菅直人だ。もう得意の真似っ子戦術で、必死にテレビに出まくっている。ついには明日金曜日にはビデオニュースドットコムにまで、生出演だそうだ。まぁ宮台真司なら、オリジナル民主に厳しい質問はしないだろう。しかし、小沢の扱いではひと悶着ありそうだ。ただし、あの番組はビデオ編集するから、菅のドジは編集されるかもしれない?

非常に愉快な情報だが、小沢一郎の“まねっこ饅頭”で菅直人がテレビ朝日・報道ステーションに力んで乗り込んだのだが、その視聴率が何と!6.9%。あのツルン面のフルタチとボケナスオッサンのニュース番組だが、それでも常に13%以上だというのに、菅が出た途端に視聴率が半減!テレビ朝日内でも衝撃が走っているという。オマケのような情報だが愉快だ。

そんな事より、菅民主党は国会法で定められた、常会はその年の1月開催と定められている期限をチャンと守れるのだろうか?「今年から首相をやるぞ~宣言」の菅直人、小沢一郎を意識するあまり、小沢攻撃のカードを盛りだくさん、四方八方に繰り出したのは良いのだが、落としどころを考えずに、マスメディアの口車に乗ったものだから、その収拾に手間取りそうだ。本当に笑ってしまう体たらくだ。たしかに現民主党内閣・党に政権与党能力は皆無に等しいようだ。

菅はハレーションがどうこうと言っていたが、自らの脳内でフラッシュがたかれているのだろう。狂っているなら、北朝鮮にでも行ってくるがよかろう。北方領土に漁船で上陸するとか、国民の度肝を抜いて見せたら如何かな?にも拘らず、今月26~30日に行われるダボス会議に出たいと、トンデモナイ事まで言いだした。

本当に大丈夫か?半狂乱に既になっているのではないだろうか?怖い、非常に怖い。国家の長が狂ったら、周りはどのような危機管理が出来るのだろう?ふと真面目に考えた。(笑)

マスメディアは内閣改造と党内人事で騒いでいるが、此処に至っては、目玉人事は「菅直人の辞任」しか浮かばない。後は目くそ鼻くそ人事で、どうでも良い。やれるだけやって、衆議院で立ち往生して、不信任突きつけられ、民主党議員の欠席情報で、菅は狂い死にするのではなかろうか。 会期中のドジ(不信任)、統一地方選の大惨敗等々、スケジュール的に考えるよりも、あまりの盛りだくさん政治主導に突き進み過ぎて、1日が30時間ないと、事が進まぬ事態になりかけている。ハレーション起こして自爆は結構だが、国民を巻き添えにするなよな!おい!菅直人!


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