acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

湯河原幕岩 '18-2

2018年01月16日 21時04分29秒 | 山行速報(フリ-)

2018/1/13(土) 天気:晴れ

メンバー:szt,他1名

 

 今週も湯河原幕岩.そして今回は1泊2日.2日あるからなんとか【ロールアップ】を落としたい~,と思いつつ厳寒のつくばを5:00に出発.いや~今年1,2を争う寒さでは?という程寒かった気がする.出発が早いから途中一眠りして目覚めたら水平線からの日の出.いや~いい景色だな~と寝ぼけまなこで湯河原を目指す.

あっつい思いをしながらサイレントヴァリーまでやってくれば,なんだか先週と比べてやけに寒い気がする.岩も冷たそー.

アップで前回触らなかった【ゆうきゃん】をトライ.どれどれ,おや?おやおや?1つ目のボルトにヌンチャクがかけられない.発射できないではないか!もじもじしてても埒が明かず,足元に打ってあったRCCボルトをフットホールドにしてひとまずヌンチャクを掛けプリクリップ.さて気を取り直しても一度トライ.ふむ,ふむふむ,き,キビシーぞ!岩に陽も当たっていないから冷たいうえにホールドが細かく指先がどんどん冷えてくる.おっ?引っかかるホールドがあった~,これで2つ目のボルトにヌンチャク掛けて,そのヌンチャクにロープを掛けて~,,,ってだっ,ダメだ~!!と,たくり落ちが怖かったのでヌンチャク掴みました.ええ,テンションです.そしてこちらのテンションはだだ下がりです.

ホールドを確認してみれば,確かにこのグレードなのかな~?ただ壁も寝てるのでホールドが良くわからかった.今日の目的は別のところにあるのでこれにはこだわらず,1便目で終了.それにしても,先週の【夜行人】に続きこのグレードでテンションがかかるとは..まだまだ修行が足りませぬ.

続いてお目当ての課題のヌン掛けとアップを兼ねて【まりや】に取り付き無事再登.このエリアでアップをするなら,やっぱりこのルートかなぁ?

【ロールアップ】×7,RP×10(2日)

1便目.何だか岩に指が吸い付くような感じで体があがる.おっ?と思って右手を出したがうまく保持できずフォール.保持できなかったホールドも,もう一度確認してコツを掴む.そこから上もなんとかつながりトップアウト.おお~何か登れそう!

2便目.出だしのムーブが1便目と違い必死になってたら2ピン目にロープを掛け忘れてムーブを起こしフォール.パートナーのU先輩に言われるまでヌンチャクにロープ掛けていないことに全く気付いてませんでした.やれやれ.

3便目.思ったより下部で落ちたので少し休んで再トライ.今度は2ピン目にクリップするが,あれあれ?何か変だ??と思っているうちにまたしてもフォール.1便目に何げなくホールドを持っていたことに気づき,親指の位置を効くところに当てないと保持力が出ないことを確認.だからフットホールドにしっかり体重載せられないんだね~.

4便目.そんなに消耗していないのでちょっと休んですぐにまた出す.今度は体が引き上げられ1便目で落ちたところもしっかり保持できた.しかし次の足さばきでうまくいかずフォール.壁も温まってきてどうやら1便目の時と条件が違う印象.

5便目.今度はしっかり休んでから出す.感覚的には実質3トライ目.しかし壁に陽が照り付けられて,汗ばむ私の手にはつらいコンディション.結局4便目と同じあたりで落ちる.う~ん,何かしっくりこないな~

6便目.今度もたっぷり休んでからの感覚的には4回目のトライ.結局ここでも4,5便目と同じような高度で落ちる.そしてその後のムーブも壁がホカホカしているとぬめってしまってチョットつらい.ここでフットホールドへの足を置く順番を確認し,その後の足さばきも整理する.ふむふむ,何かつかめたかな?

7便目.陽がかげってしまうと急に気温が下がる印象.何でも外気温は6℃くらいって言ってたかな?これならもしかしたらいけるかも?取り付きからスタートし高度を上げていって,今まで落ちていたポイントでも足さばきを整理しておいたおかげか何とか手を出せた.そして空気が冷え始めてきたせいか体勢的にはイマイチだったものの出した手がうまいこと止まる.後のムーブも思ったより余裕をもって組み立てられて無事RP.

おお~この課題,2日で片づけられちゃったよ.初日の2便目を終わった時にはもうやめようかと思ってたのに.

やっぱりクライミングに諦めは禁物だね!それにしても,今回の完登できたのは先週の”海人”Tさんのあのムーブとあの一言.登るためにはこれからも貪欲にパクって行きますぜ~

 

szt



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。