acc-j茨城 山岳会日記

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八ヶ岳 南沢大滝、ジョウゴ沢右ルンゼ、アイスキャンディー

2014年03月24日 06時53分13秒 | 山行速報(雪山・アイス)
八ヶ岳 南沢大滝、ジョウゴ沢右ルンゼ、アイスキャンディー
3月21日、22日八ヶ岳の南沢大滝、ジョウゴ沢右ルンゼ、アイスキャンディーに行ってきました。
3月21日に南沢大滝&小滝を登り、3月22日にジョウゴ沢右ルンゼ&アイスキャンディーを登る予定で入山。

参加メンバー:GとYNさん

3月21日
天気:曇りで風あり
美濃戸口から美濃戸までの林道は雪が多く四駆&スタッドレスタイヤでも冷や汗ものでした。チェーンもあった方が良かった。美濃戸から南沢沿に約1時間で南沢大滝、小滝への分岐。トレースはしっかりあります。分岐から5分くらいで南沢小滝。幅広滝で高さは10mぐらいか。自分たちを含め3パーティー幅広い滝なのでそれぞれトップロープを設置して各自5、6本登る。飽きてきたので南沢大滝へ移動する。南沢小滝より10分くらいのアプローチ。先行パーティーは1パーティーのみでほぼ貸切の状態。南沢大滝はでかい。幅もあり高さもある。幅80m高さ40mぐらいか。大滝の中でも比較的登り易そうな滝の右側は先行パーティーがトップロープで練習していたので、滝の左側にルートをとる。滝の中間部から上部は垂直で難しそうだ。YNさん渾身のリード。スクリューをセットする際にフィフィテンションがあるもトップアウト。セカンドもスクリューを抜く際にフィフィテンション。垂直の氷はとても片手では耐えられません。練習が必要ですな。トップロープを設置するも既に腕はパンプしており、各自1本づつ登り終了。全身筋肉痛となりました。

3月22日
天気:無風快晴
2日目は前日の筋肉痛が残っているが、体に鞭打って赤岳鉱泉よりジョウゴ沢へ入渓。赤岳鉱泉より硫黄岳への登山道を進み、三本目の沢がジョウゴ沢出合。ジョウゴ沢5mF1雪で埋れている。続く15mF2も氷と言うより雪壁と成っている。F3はどこにあるか解らなかった。しばらく本谷を進むと25mの大滝に着いた。雪が付着しており、易しく感じる。フリーソロでも行けそうだ。YNさんと協議し、途中で見えた右ルンゼの氷柱に行くことにした。
25mの氷柱は迫力がある。ほぼ垂直の氷で雪にも殆んど埋まっていない。通称乙女の滝と呼ばれているらしい。氷柱の右側から登りはじめるが、氷がやたら硬い。アックスを打ち込むと頭ぐらいの大きさの氷がどんどん剥がれ落ちる。下のビレーヤーは注意が必要だ。スクリューの効きは良いが、寒さのせいかスクリューが凍り付いてしまい、回収するのも重労働だ。40mぐらい上の灌木でビレイ出来る。トップロープの設置も考えたが、ビレイ点から下までロープが屈曲するので、トップロープはやめた。空中懸垂で下まで戻ったが、後で確認したらビレイ点より少し上に登ってからジョウゴ沢本谷に向って左側へトラバースすれば懸垂下降なしで下まで戻れる。ジョウゴ沢はここまでとし、ジョウゴ沢を下降し赤岳鉱泉に12時前に着く。まだ時間もあるのでアイスキャンディーを登ることにした。アイスキャンディーは垂直からハングの氷で難しそうだ。高さは15mぐらいか。コンペクライマーも練習している。約3時間ぐらい練習するが、難しいし1本登るだけで腕がパンプする。練習が全然足りませんわ。コンペクライマーの上手い登り方を見て頭ではイメージして登ってみるが、体が全然ついて行きません。今日も全身筋肉痛となった所で終了。

南沢小滝


南沢小滝を登るYNさん


南沢大滝


南沢大滝を登るYNさん


ジョウゴ沢右ルンゼ氷柱(左側)


ジョウゴ沢右ルンゼ氷柱(右側)


ジョウゴ沢大滝


ジョウゴ沢からの阿弥陀岳


アイスキャンディー



今季最後であろうアイスクライミングは2日とも充実した山行となりました。

By G


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