acc-j茨城 山岳会日記

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千代田アルプス

2017年02月25日 18時24分42秒 | 茨城の山

2017/2/15 千代田アルプス


職場から見える錐立った山が気になった。
筑波山から東側に連なる山々のほぼ末端に位置する。
どうやら「浅間山」(せんげんやま・344m)というらしい。

陽春に誘われて、予備知識もないままの散策も楽しかろうと、車を走らせた。

まずは、登山口探し。
閑居山の中腹にある「百体磨崖仏」への道標が良い目印になる。
道標に誘われて、登山口まで。

途中に金掘穴。15mほど奥まで掘られているらしい。
興味本位でライト頼りに入ってみる。
しゃがみながら、前進。

最奥に至った所で、唐突にライトが切れる。
!!!
霊的な何かがそうさせたのか?

狭い場所で、全く灯りがない。足元は決してよくない。
これは、ちょっと、、、ピンチかも。
出口から差し込む陽が見えた時は、心底ホッとした。

岩に穿たれた、百体磨崖仏
鎌倉時代に穿たれたものだそうだ。
そこから先は、足元も悪いので、要注意。

尾根に乗ると、一転して広い尾根道。
途中「綿石」や「布袋桜」「大黒桜」などの見所も散見。

近年、雪入探検隊により”千代田アルプス”として一帯が整備され、快適なハイキングを楽しめるようになったようだ。

ゆったりとした尾根道をそぞろ歩き、少しの急登で浅間山。
筑波山の眺めがイイ。

急な下りを行くと突き当り、右へ。
あきば峠への道標にしたがって行く。
「あきば峠」は漢字で「青木葉峠」と書くらしい。
どうしても”アオキバ”と呼んでしまう。

あきば峠の舗装路を渡り、雪入山(345m)へ。
途中、霞ヶ浦方面の眺望がすばらしい。

雪入山から剣ヶ峰をすぎ、巨大なアンテナを見送ると、縦走も終盤。
舗装路をすすんで朝日峠に至る。

復路は、いやしの里を経由し保沢新道を行く。
途中、「金鉱山跡」の道標を見つけて立ち寄ってみる。

沢水滴る奥に金鉱山跡の洞窟。
きらめく金を探しに、、、、と言いたいところだけれども、今日は霊的な何かが起こるかもしれないので入り口でやめておく。
(本当は、崩落の危険もあるので、入らなかったわけですが。)
このあたりは雪入探検隊の道標の御陰で、楽しい散策となる。

拾光寺観音を経由し雪入ふれあいの里。
ここで、ハイキングコ-スマップを入手。(製作協力:雪入探検隊)
ここからしばらく車道をボトボト歩いて閑居山登山口に帰り着いた。

半日ほどのハイキングだけれども、地元のなんてことない山歩きも良いものだ。
そんな発見をした一日だった。

sak