acc-j茨城 山岳会日記

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山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

陣馬山-高尾山 縦走

2016年02月08日 17時50分40秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2/7(日) 天気:晴れ

メンバー:szt,他4名

去年の12月に企画していた筑波山ハイキングが雨で中途半端な形となり,そのときに今回の日程を決めたのだが,あれから早いもので2か月が経ってしまった.その間にもちょいちょい筑波山は登っていたが,私以外のメンバーは30歳未満というユースチームによる久々の遠征である.

このユースチームによる遠征の参加希望者はなかなか多いのだが,諸事情により実際に参加できたのは4名であった.残念ではあるが致し方ない.

 4:40につくばを出発し約2時間で高尾駅そばの駐車場に到着.7:11発甲府方面行の電車には余裕で間に合った.

藤野駅を7:30に出発しいよいよ行動開始である.予定では7~8時間くらいで抜けられればと思っていたが,前日の夜に降雪があり山の木々は白くなっている.さてどうなることやら.

トンネルを抜け登山口のバス停を過ぎ,陣馬山の登山口に到着したのが8:17.ここで地元の猟友会の方々にお願いして写真を撮影してもらい,いよいよ高尾山に向けて歩き出す.

 前日降った雪により思いがけない雪景色が見られ,一同楽しみながら登っているようだ.

「頂上にはなんか馬みたいなのがあるんですよね~」と事前に情報をチェックしているような発言も飛び出す.この発言の主,雨が降りしきるなか筑波山の頂上に雲がかかっているのをみて「やっぱりあそこまで行くの厳しいですかね~」と山に登りたくてかなり残念そうな表情でつぶやく強者である.今回の山行でも風邪で体調を崩しながら,気合で当日に間に合わせるという意識の高さ.もはやユースチームのエースである.

冷え込みがなかなか厳しく歩き始めは温かい格好で登っていたが,歩いていくうちに体も暖まるとともに各々の会話も暖かくなってくる.いやむしろ鼻歌,小歌まで飛び出し,さらにはDJ風に自ら合いの手まで入れ熱く?なっている人も・・・.DJ,熱くなっているのはいいが,「この床滑りますよね~」って日本語何かおかしいぞ.言葉にかかわる職についているのだから,もっと言葉選びは考えて.

そんなボケをかますDJに,的確なツッコミも入り道中の会話は終始にぎやか.まるで姉弟のようなツッコミ&ボケのやり取りをみせていたアネゴの方は,当方に以前「私アウトドア女子になりたいんです!」と宣言したこれまたアツイ娘なのである.

 

ちなみに積雪はこんな感じ.

頂上に近づくにつれ雪の量も多くなっていく.

「関東にいる気がしないね」

ホントその通り.筑波山での積雪後のハイキングでも思ったが,今回の山行に来られずこの景色を経験できなかった面々のことを思うとつくづく残念でならない.

ちなみに上述の発言の主,「山の中でご飯を作ってみんなの笑顔を見るのが目標なんですよ~」とのこと.これでユースチームの料理番は彼で決まり,と言いたいところだがそのための道具は全く持っていない.残念ながらそれでは料理番見習いである.

などと思いながら進んでいくと,頂上直下の木々の合間から富士山も顔を出す.

で9:50陣馬山に到着.小休止をして次に目指すは景信山.

ご覧の通り士気は高い高い.

明王峠に着いたのが10:52

途中で架線集材をしているポイントがあった.昔取ったなんとやらではないがやはり血が騒ぐ.

各々の装備はしっかりしたトレッキングシューズからバッシュもどき?の者までいろいろいて,慎重に足元を選びつつワイワイ言いながら進んでいく.

12:12景信山到着.さすがに高尾山に近いだけあって人も多い.ここで小休止をとり,この後どうするかを確認すると「高尾山を目指します!」との熱い言葉が返ってくるのであった.

景信山を過ぎたあたりからは,日当たりのいいところでは標高が低いことも重なってか道がぐちゃぐちゃしてきて下りはさらに慎重になる.頂上直下などあまりにもひどいものだから登山道とは全く違うところを降りてしまった.年配のハイカーは心配そうに一行を見ている.

コース外れてすみません.だって泥の中をすっころぶより,雪の上の方がまだましかと思いまして・・・

そんな年配ハイカーの心配などよそにみな転ぶことなく下りてきた.

小仏峠に来たのが13:04.

相模湖を見て歓声があがり・・・

高尾山へ向かう意欲は衰えることなく士気は高いままである.

高尾山直下の階段もものともせず,

14:19高尾山に到着したのであった.

ここで記念撮影をして,さすがにみんなおなかが空いてきたらしく会話に出てくる単語に「そば,うどん,団子,ラーメン」と食べ物ワードが増えてくる.

高尾周辺の地理に明るくないため下山後はただちにつくばに向かうということで,

ちょっとだけ茶屋で腹ごしらえをすることにして・・・

ケーブルカーの誘惑にも負けず・・・

 

15:58無事下山となったのでした.自信をつけた方,まだまだ余裕そうな方,靴が貧弱で疲れてそうな方といろいろでしたが,足元が悪くすべり止めもない状態でこの時間は上出来ではないかな?と思います.

そして帰りの道中に念願のラーメンを食べ,つくばにて解散となりました.ちなみに帰りの車内はDJの独壇場であった・・・

次の遠征はどこですかね~??

szt


足尾 松木沢 大岩沢 アイスクライミング

2016年02月08日 10時02分57秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2/6(土) 天気:晴れ

メンバー:szt 他1名

アイスキャンディや南沢大滝でトップロープの練習をしたので,Y野さんにお願いしリードの練習をするべく松木沢へ向かう.

予定では黒沢へ行くということだったが,Y野さんの勘違いで予定していたのは大岩沢ということで8:23そちらへ出発.

 

でF1の取り付き始めたのが9:28.Y野さんの話では前回来た時よりも雪が多いとのこと.リードの練習をするにはF2がいいということであったが・・・

F2を見てみると上部にはぽっかり穴が.これでは登れないので早々に撤退.

黒沢なら登れるということで,Y野さんは行ったことはないがひとまず黒沢にむかってみる.

黒沢対岸より確認すると,10人くらいは入っていそう,この時点で12:20.とにかく取りつきまで行ってみる.

12:30よりF1を登り始める.F2は薄くて登れないという情報だったが,ほかのパーティも登っておりY野さんも取り付き私もセカンドで登る.F3はF2より寝ていて確かにリードの練習をするにはよさそうな感じであるが長い.Y野さんも始めてきた場所ということでさすがにいきなりリードをする自信は全くなし.

ということで,F3もY野さんにリードしてもらい自分はセカンドで登る.1回登ってみれば今度はリードで登れそうな気もするが時間も気にかかる.翌日は別の山行で朝も早いし,今回はここで撤収となる.

アイスクライミングのリードの練習ができなかったのは残念だったが,手袋をしての懸垂下降,スクリューの回収時の注意点などいくつかの成果はあったかな?セカンドで登ることに関しても,今回くらいの傾斜であれば特に恐怖は感じなかった.

そんなことを思いつつ17:06に駐車場に到着.Y野さんと次の日程を確認し家に帰るのであった.

szt