acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

東海谷 前烏帽子岳スキー

2013年02月11日 21時10分27秒 | 山行速報(山スキ-)
東海谷山塊・前烏帽子岳
2013年2月10日 雪のち曇り
メンバー Nak, 会員外S氏

8:41 焼山温泉ー9:34 新田山林道の分岐ー10:52 昼闇谷750m地点を横断終了
11:36 谷を横断ー 12:09 吉尾平林道で沢を横断ー13:40 前烏帽子岳
14:08 山頂の東斜面滑降開始ー14:21 850m平坦地ー14:30 トラバースして尾根に上がる
14:52 下山する谷の頭ー15:10 林道の最高地点付近ー16:09 早川左岸の林道シールをつける
16:44 焼山温泉


焼山温泉から入山する。S氏は革靴のテレマークである。雪が結構降り出した。このまま降り続くとやばいと思うぐらい。


アケビ平よりも手前、杉林がいかにも人里近くの山を感じさせる。雪は小やみになってきた。



連続する治山砂防ダムがふとんのような雪に埋まって不思議な景観である。ひとつめの西尾野川支流は林道がつづいていて簡単に渡ることができた。


昼闇谷を750m付近で横断して上がった台地から、烏帽子岳東壁を望む。もう少しはれるともっと豪快な景色が見られたかもしれない。


前烏帽子岳南西側の沢状をトラバースしていきます。ラッセルが大してないのでこのようなルートどりができる。


前烏帽子岳から北東側へ下った緩傾斜帯。前烏帽子岳東斜面は雪が良くて気持ちよく滑ることができました。


前烏帽子岳東~北面を振り返る。北東側の無立木斜面は麓からもよく見える。


段々畑または水田が深い雪に覆われて不思議な景観です。



なかなかルートファインディング能力の試されるところでした。

根子岳スキー

2013年02月11日 21時04分39秒 | 山行速報(山スキ-)
2013年2月9日 根子岳 晴れ。
メンバー Nak
奥ダボス第一トリプルリフトトップ1600m(10:00)-(10:46)避難小屋の付近-(12:14)根子岳頂上(12:46)滑降開始-(10:56)2080m付近から沢状パウダー(13:02)1945m登返しスタートー(13:40)2100m登り返し終了ー(14:07)1600mリフトトップ

奥ダボス第一トップからキャットツアールートの脇を歩き始める。風が強くて、気温も低い。素手での作業は不可です。キャットのエンジンがうるさくて、排ガスのにおいもいやなので、右の沢に近いところにルートをとるようにする。風あたりも弱くなって、このほうがずっと快適だ。


1800m付近から、背後を振り返ると、遠くに北アルプス、白馬から穂高まで見える。冬型のはずだが、いい天気のようだ。今日登っている人はみな雪山を満喫しているだろう。


2000m付近になると、樹氷も見られる。ちょっといい雰囲気。2100m越えるとカリカリの斜面になる。


根子岳山頂から四阿山方面、鞍部の西側”大明神沢源”頭斜面は樹木がまばらで滑降してみたいが、今日のところは止めておく。


ごく浅いパウダーを楽しむ。ときどきクラストがまじっていて板をとられる。良かったのは1950mから2080mぐらいの間の沢状斜面でした。


下ってきた根子岳の西面を望む。もう少し南側(写真の右側)にルートをとっても良さそうである。


足尾・松木沢 黒沢アイスクライミング

2013年02月11日 09時00分34秒 | 山行速報(雪山・アイス)
2月10日松木沢の黒沢に行って来た。メンバーはYさんとG。
ゲート手前の銅親水公園駐車場に23時着。軽く一杯やり就寝。駐車場には車が4台駐車しており、皆松木沢に行く予定なのかもしれないので、明日の朝は早く出発することとする。
5時半に起床。明るくなるのを待って出発。天気は晴れていて寒い。黒沢までのアプローチで松木沢左岸の道をひたすら歩く。道は荒れている。帰りに地元のクライマーの方と話す機会があったが、荒れているのは新潟地震の影響らしい。又、道すがらあちこちに鹿がいる。途中カーブの所で至近距離でいきなり鹿に遭遇した。鹿もビックリしただろうが、こっちはもっとビックリした。心臓に悪いですな。
松木沢左岸の道。荒れている。

松木沢の鹿。

松木沢左岸の道を1時間半程歩くと黒沢に着いた。対岸から黒沢を見ると凍っているように見えたので、黒沢を登ることにする。堰堤の河原で登攀準備をし、黒沢に入渓。F1もしっかり凍っている。
黒沢を対岸より。

氷は非常に硬い。何度かアックスが跳ね返される。F1だけでアックスの先端が丸まってしまった。
F1を登るYさん。

そのままコンテでF2の取り付きへ移動。F2もしっかり凍っている。
F2も氷は硬くリードしたYさんも苦労していた。
F2。

F2をリード中のYさん。

F2を登るとすぐにF3。F3も全面凍結しており、右側左側どちからでも登れる。真ん中やや左側より登り始める。
F3も氷は硬く、表面の氷は剥がれしまう。表面の氷を剥がしながら登るのも疲れる。
F3。

F3を登るYさん。

F3を登りきった所で、時間的にはまだ余裕があったが、とにかく寒いのでF3から降りることにした。
懸垂下降3回で黒沢の取り付きへ。

黒沢の氷は硬かったが、アイスクライミングの良い練習となりました。

By G