東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

砂利と雑草とわたし

2018-06-06 23:00:28 | ノルウェー山暮らし fjellgård
「彼とYシャツとわたし」っていう歌、ありましたね
わたしはいまYシャツともアイロンがけとも無縁の生活です
かわりに砂利と雑草にまみれています

4月後半から早々と庭仕事に従事しているのですが
今年のスタートダッシュは砂利がメインアイテム

まずなにはさておき家の周囲に雑草よけの砂利を敷き詰めます


(作業を始めた1ヶ月前)

他の場所と違ってここの草は
刈らないと建物に良くないので優先順位が高いにもかかわらず
機械では届かず手作業ですごく大変という不条理を
去年実感しての今年の改革です

さて
ほぼ一晩中明るい6月になり
草はものすごい勢いで伸びていますが
砂利が機能しているようでひとまず成功!



ただし
雨どいより向こう側は砂利が足りず掘り起こしただけになっているので
すぐにまた芝生と雑草に侵食されるかも…
来年以降に持ち越しになりそうです

そして
並行して進めている小川の両サイドの手入れ
去年敷きつめた石の隙間をこれまた砂利で埋めていきます


(こちらも1ヶ月前の様子)

砂利は以前何かの工事で使った残りが敷地内にあったので
それをじゃんじゃん使っていたのですが
2ヶ所の作業を同時進行していたら
どちらも終わらないまま砂利が尽きてしまいました

数キロ先に良い砂利場があるので
そこへ車かトラクターで行ってひと山ほど運んでくれば
あと少しで作業が終わるのに
家の最寄りの橋が完成していなかったためやむなく中断
(自宅が一本道の行き止まりにあるためどこへ行くにもその橋を渡る)

そうこうするうちに
小川のほとりは石と石の隙間から
雑草が顔を出し始めてしまい



こうなると掘り返したほうが早い…



深めにシャベルで土を掘り起こし
深めに石を敷き詰めなおし
工事中の橋のそばから川原へ降りて小石を拾い集め
隙間を埋めていきます

ひととおり埋まったらトップレイヤー用にも川原の石を調達
丸く磨かれてきれいな石がたくさんあるので
つい欲張ってたくさんリュックに入れてしまい
背負った重みにビビるというのを懲りずに繰り返しつつ
地道に進めていましたが

こちらも満足に完成と呼べるところまで来る前に
なんと時間切れ

来週には日本に一時帰国するので
(そして戻ったらもうやる気がしない状態になっているかも)
砂利がらみプロジェクトは共に来年以降に持ち越しの見通しです



それでも
草が覆いかぶさってどこに水が流れているか見えず
たびたび足を濡らすハメに陥った一昨年を思えば進歩!

ここでは「庭仕事は気長に」が肝心
仕事の全体量が膨大すぎて
サクサク進めすぎると身体をこわしかねません



鳥の巣作りを見習って
コツコツ、マイペースでね
(と自分に言い聞かせる日々)

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