東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

来てよかった

2009-05-24 16:19:15 | 息子 my son
先日息子がしみじみと言いました
「ぼく、山梨に来てよかったよ」
それは川崎で新型インフルエンザ発症のニュースを見たときのこと

うーん…
なんだか母の思っていたのとは違う形なんだけど
まあいいか

もとよりあまり心配はしていませんでしたが
学校にもサッカークラブにもわりとアッサリと馴染んだ様子の息子
引っ越す前は
「地方は閉鎖的でよそ者をいじめたりするから」
と、心配してくれた人もいましたが
母子ともども周囲に温かく受け入れてもらっています

先日の家庭訪問では担任の先生からも
「すっかりなじんでますから心配ないです
 入学式の翌日から『みんな、静かにして~』
 なんて言っていましたよ
 もともと女子の人数が多くて男子はおとなしめだから
 いい刺激になっています」
と、言っていただいたところです

授業参観日のときも
教室の生徒の書いた掲示物を見ていたら
「新しい友達がきてくれてとてもうれしい」
と書いてくれている子がいて
こちらのほうが嬉しくなりました

サッカーでも息子の喜ぶことがひとつ
トレセン(トレーニングセンター)と呼ばれる
県の選抜のための集まりに参加させてもらえたことです

わたしはトレセンについてあまり詳しくないのですが
川崎では確かまず区のトレセンがありました
そこからひと握りが選ばれて市のトレセンに参加、
そして神奈川県のトレセン、と登りつめる狭き門らしいです

去年、息子が所属していた30人程度のクラブからは
4名が区のトレセンに召集されていましたが
その中で一番上手な選手でも
市のトレセンには行けても
県まで行くのは難しいと言っていました

神奈川県はもともとサッカークラブがとてもたくさんあります
クラブの種類も父兄のボランティアチームから
Jリーグのジュニアチームまでさまざま
選択肢が多いので
親が熱心だと多少遠くて大変でも
車で送り迎えをして通わせたり
毎月数万円の交通費や月謝で
塾よりもお金がかかる、なんていうことも
裾野が広いぶんトップのレベルは相当高いのだと思います

それに比べると山梨県は規模が小さく
サッカー少年の数も少ないわけですから
入部間もない息子が県トレセンに呼ばれたことは
それほど特別なことではないと思います
でも、神奈川にいたら経験できなかったことが
山梨に来てできるというのは
やっぱり引っ越してよかったことのひとつ

母としてはなんといっても
咳がほとんど出ないことが上位ランクですが
息子本人にしてみれば
学校に通う途中で綺麗な雄のキジを見た、とか
犬の散歩をしていて空き地でモグラを見つけた、とか
そっちのほうが嬉しそうという多少のギャップはありますが
なにはともあれ、来てよかったね

注※画像は本文とあまり関係ないですけれど
   甲府の航空学園グラウンドでサッカーの試合があったときに
   待っているあいだじゅう駆け回っていたヒコ、です
   わたしも芝生でゴロゴロ
   こういうのも神奈川では無理だったなあ…

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