東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

一時帰国〜オスロから成田〜

2021-04-13 11:27:33 | 一時帰国 temp. return
1ヶ月の間
日本に一時帰国をしていました

長引くコロナで
いつもと違うことがいろいろありましたが
最初にびっくりしたのはオスロ-ヘルシンキ間の飛行機



小さい!
歩いてこんなに短いタラップを上るなんて
一時帰国の旅では初めて



窓からの景色もプロペラが見えたりして
いつもとは違うどこか知らない場所へ旅行にでも行く気分

ヘルシンキからはいつもの大型旅客機でしたが
乗客は相変わらず少なくて10人いるかいないか
ジャンボジェット機で飛ぶのはもったいなく感じます



でも長距離を飛行するには
このサイズが必要なのかな…

機内エンターテイメントなんてもう
提供してもらうのも申し訳ない気分なのに
ちゃんと新作の映画やドラマシリーズがインストールされていて
食事と一緒にアルコールも提供してくれています

おまけに成田まではたったの8時間55分
9時間切るとはこれまたビックリ
乗客や荷物が少なくて軽いからなの?
(関係ないか…)

さて
成田に着くと
機内から出るとすぐに係りの人たちがいて
客室乗務員と確認の言葉を交わすと皆を先導します



気のせいかもしれませんが
この先導する係の女性たちが社会人に見えないくらい若くて
まるで学生さんみたい…
(特に左のピンクのスカートの女性)

それにしてもさすが日本
全ての準備が整っている
ちゃんとしている
どこもかしこも隙がない

その反対の国から来ると
日本の凄さがよくわかるわー
感動

うん、確かにこのものものしさなら
空港職員と検疫官だけでは管理しきれないだろうから
臨時で大勢の人を雇うよね
場所柄、地元の学生さんや若い人が多いのだとしてもうなづけます

そういえば去年
日本からオスロに戻ったときには
春と秋の2回とも水際対策が何もないことに逆に驚いたけれど
それって人手がなかったからなのかも…
(臨時雇いが難しいのか人件費が高いせいかは謎)

などと考えているうちに
手際良く書類記入、コロナ検査、そして隔離ホテルへ移動です

ホテルへ行く前に喉が渇いたのでコンビニで飲み物を買いたいと言うと
係りの人がコンビニまで案内してくれて
買い物の間スーツケースをみていてくれて
そしてバス乗り場まで案内されました
ああ、サービス大国だわ…とふたたび感動

ホテルもすごい数の人が働いていました
そしてやっぱりお肌がツルッツルの若い男女が大勢
みな腰が低くて丁寧で謝ってくれてばかり

ホテル内にはローソンがあったんですけれど
隔離中は部屋から一歩も出られないとのことで
コンビニの利用はできないと申し訳なさそうに言われ

「でもお電話をいただければお金をお預かりに伺って
代わりに買い物をしてお部屋へお届けします」

って、それ
すごく嬉しいけど…
なんでしょう、このホスピタリティ

本来なら来るべきじゃないのに来てしまった外国人とか
自分の立場を勘違いしてしまうのでは?
といらぬ心配をしてしまうくらいです

案内された部屋はツインで広々としており
もちろんバスタブ付き(嬉しい!)
食事は1日3回、ドアの外に届けられます



食事を届けてくれる前にまず館内放送があって
全ての部屋に届け終わるとドアを開けて食事をとって良いという放送が入ります

この放送は日本語と英語の両方なのですが
それを聞いているうちに
働いている人の中に外国人がいることに気づきました
(日本語の発音がおかしい)

ううーむ
こんなところも外国人労働者に頼らざるを得ないのね…

入国前には成田でホテルに隔離されるかどうかはハッキリわからなかったものの
そうなった場合に備えて多少準備しておいたので
特に困ることもなくスムーズに3日が過ぎました


(切手の仕分けもはかどった)

編み物をしたりiPadでドラマを見たりもしましたが
1番楽しかったのは仲のいい友人とのオンライン飲み会
(ホテル滞在中はアルコール禁止なのでジュースで)

彼女は水戸に住んでいるので
今回の滞在中も会えないと諦めていたけれど
オンラインでも顔を見て話せるとやっぱりいいなーと改めて思いました
時差がないって最高!

隔離3日目の朝早くに検疫官が部屋まで来て唾液を採取
その日の午後には検査結果を知らされて
空港行きのバスに乗る頃には時差ボケも解消されてスッキリ
予約していたレンタカーで実家へと向かいました



高速道路からは遠くに富士山が見えて
河口湖にもいつか帰省したいなーとボンヤリ思いつつ
口元がゆるんで幸福な気持ちになるのでした

(つづく)

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