東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

日本でウクライナ

2022-05-15 13:05:06 | 一時帰国 temp. return
日本での滞在は
飛ぶように日々が過ぎていきます

ノルウェーへ引っ越してすぐの頃のように
多くの友人に会ったり買い物に出かけたりもしていないのに
この「あっという間」感ときたら…

おかしいなあ…
年のせいかしら…

そして滞在のたびに長くなっていく
ヒコと日向ぼっこの時間



通りがかる近所の人になでてもらったり
よく知っている人からはオヤツをもらったり



ちょっと通りへ出ると
登下校中の小学生に囲まれてこれまた楽しい〜



でも8割くらいは駐車場でマッタリ
庭の方が芝生で気持ちいいのにナゼ…



わたしは本やiPadやレターセット
それから座布団を持って出て
車止めのブロックに腰をおろして番人です

この1ヶ月のあいだヒコと表にいる以外は
家でメルカリをしたり実家の片付けや修繕をしたりで
恒例の富山行き以外はほとんど出かけませんでしたが
ゴールデンウィーク中にたまたま
近所の区民ホールでイベントがあったので行ってみました



ウクライナ人の伝統工芸品を作っているというソロツカさんは
なんとビックリなことに同じ区内に住んでいらっしゃるとのこと
在日16年でとても流暢かつ丁寧な日本語



個人でたくさんの展示用写真を用意されて
またウクライナの伝統文化の紹介のために
それはそれは美しいろう結染めの卵をたくさん展示して
作り方や伝統についての話も聞かせてくださいました



イースターエッグに似ていますがそれよりもずっと古く
単なるデコレーションではなく「お守り」のピサンキ



仕事帰りに駆けつけたという2人の娘さんとご主人の4人
家族総出で一生懸命に理解と支援をお願いする姿に
胸が熱くなったのはわたしだけではないはず



会場からのどんな質問にも全員で全力で答えてくださり
ときどき笑いも

1日2回の講演には合計130人ほどが足を運んで
32万円超の寄付金が集まったと後で新聞のローカル記事で知りました

日本ではノルウェーほどあちこちで「ウクライナ」を目にしないな…と
成田空港に着いた時から少し淋しく感じていたのですが
自己主張をしないからといって関心が薄いわけではない、という
日本の奥ゆかしさを改めて思い出しました

息子の顔を見に職場のカフェへごはんを食べに行ったときにも
特別メニューの案内や募金箱がそっと…
店員さんからは一言もなくても伝わる支援の気持ち



グローバルダイニング・グループの飲食店でお食事される方
この "SLAVA UKRAINE" オススメです

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