東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

季節移動

2023-10-20 14:31:59 | 一時帰国 temp. return
9月半ばすぎの秋晴れの日に
オスロのガーデモエン空港へ向かいました



気温は一桁
薄手のダウンジャケットでちょうどいい感じです

オスロから飛行機でヘルシンキへ
乗り継ぎを待つ間に軽食をとって
少し休んでからヨガで日本までの長距離フライトに備えます



フィンエアーのキャビンアテンダントの
古い制服の展示があったのでちょっと見て回ったんですが
昔はファーストクラスのアテンダント専用のコスチュームがあったようで
まあなんともファッショナブル

南回りで羽田へ着くと
聞いてはいましたが30℃超えの蒸し暑さ

暑い…
ヒコ、だいじょうぶ?


(14歳8ヶ月、けっこうな高齢)

今年はあまりの暑さに
母が保冷剤を背負わせてくれていたそうです



時差ボケからようやく立ち直って
恒例の富山日帰り旅行へ行く頃には
少ししのぎやすくなってホッとしたのですが…


(環水公園に新しいオブジェ出現)

また暑さがぶり返してしばらく往生しました
何もしないでじっとしていてもベトベトする感じ
久しぶりだわ…



でもシャワーを浴びていただくお刺身とビールとか
息子の勤め先のレストランでのエスニック料理なんかが
おかげでひときわ美味しい気もします


(息子よ、料理の腕をあげたわね)

いつもは運動不足を解消すべく
どこへ行くにもなるべく歩くんですけれど
あんまり暑いのでときどき母の愛車の電動アシスト付き三輪車を借りました


(足の悪い母80歳の愛車と、腰の悪い父83歳の愛車)

かかりつけ歯科医での健診では
久しぶりにレントゲンで虫歯チェックをしてもらい
整体や整形外科のリハビリにも結構通ったので
自費でかかる医療費がかさみましたが
それでもやっぱり日本の医療は細やかで丁寧、その価値があります

滞在中の最大のミッション
ヒコの爪切りも苦戦しつつもなんとかクリア


(赤ちゃんのおねしょシーツを愛用)

あっという間の1ヶ月が過ぎて
羽田からまたヘルシンキへ

行きは珍しく南回りでしたが
帰りはお馴染みの北極圏ルートで12時間5分

早朝のヴァンター空港のシェンゲン外発着のターミナルは
いつものことですが人が少なくひっそりしていて
一休みするのにもってこい



身体を伸ばしてしばしリセット
360度のスクリーンに映るフィンランドの自然の景色に癒されます

こういう静かな場所が羽田空港にもあるといいのにな…
(知らないだけでどこかにあるのかもしれませんが)

パスポートコントロールを抜けると
賑やかなシェンゲンエリア



クリスマスを先取りなのか
それともサンタのふるさとでは一年中こんなディスプレイなのか…



1時間半のフライトでオスロ空港に着くと
気温をお知らせするデジタルパネルに見慣れた絵画の姿
「オスロの天気はいまこんな感じ:」


(旅行者に寒さを注意喚起しているのか?)

空港に迎えにきてくれた相方に頼んで持ってきてもらった
セーターや帽子、ジャケット、ウィンターブーツを着用して表に出ると
予期していたものの身が引き締まる寒さです

オスロは1℃って書いてあったけどもっと寒く感じる、と言うと

プラス1℃?
ああ、オスロはね
空港付近はいまマイナス1℃だし自宅のほうはもっと低いよ

と容赦のないリターン

ですよね…
数日前に相方から送られてきた写真では
すでに雪が結構積もっていましたし…



空港から自宅まではノンストップで約6時間のドライブですが
急ぐ必要もないのでこまめに休憩をとりながらのんびり走ります

北上し続けて3分の2くらいまで来ると
景色に雪が混じるように



さらに
途中スーパーで少し買い出しをしたときには
マガジンラックにずらりとクリスマス(JUL)テーマの雑誌が…


(JULがクリスマスの意)

あ、そう
もうクリスマス全開なのね
サンタのふるさとフィンランドのお土産売り場並みね

家まであと20分の場所に到着すると
そこからは車を置いてATVでの移動になるので
更なる防寒具を身にまといメンタルを冬仕様にセット



秋の一時帰国のあとは
一段飛ばしで季節の階段を上がったような気分になります

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