オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

魅惑の「励磁」の世界へようこそ、第二回オフ会

2023年06月22日 09時54分01秒 | オーディオ


Facebookには、マニアックなグループが沢山あるが

 

その中でも超マニアックなオーディオグループ

 

 

魅惑の「励磁」の世界にようこそ、と唱い

 

オーディオマニアを黄泉の世界へ誘うかの様なグループが存在する

 

 

4年ほど前に作られ、メンバー200人を記念して第一回オフ会が開催れたが

 

その後、コロナ流行となり、

感染すれば、即・・・の方々ばかりの、ご年齢の方が多い会だった為

 

なかなか二回目が開催出来なかったが、メンバーも600人近くなりようやく第二回目が開催


前回と同じJazz Bar T にて皆さんと久しぶりにお会いする事ができました

 

このグループ管理人の弁によれば、

「俺の好きな励磁の良さは言葉ではなかなか伝わらない」

 

 

との事で聴く機会を多く設けて、仲間を増やして、普及させるのが主旨のようだ

なかなか立派な管理人だと思わないですか~笑

 

 

第二回の趣旨は、「身近な励磁」、「励磁の更なる発展」と題して行った

(誰にも言わなかったがそんなつもり

スピーカーの上に乗せられたWE16μコンデンサーと

黒テープで巻かれた乾電池も今回の主役です

 

 

 

素晴らしいサウンドを奏でる励磁が、何故か今ひとつ普及しない理由は・・・、

励磁を使ってるユーザーが因業者ばかり!

 

 

違った

励磁ユニットは値段が高い

お金持ちしか使えない、との声をよく聞く

 

 

確かに、古のWEは馬鹿高い

私もあんな骨董品によく高額を払って買う奴がいるものだと感心するばかり

出て来た音は、大きな声では言えないが、ボワーンと優しく広がった音

 

 

全く励磁の良さを奏でていないWE・・・の方々

そんな音を聞く度に

 

 

「やめてくれ〜励磁が誤解される〜」と心で叫び

 

「上品なサウンドですね〜」と語る、二重人格のグループ管理人

 

 

 

 

そんなお金持ちしか使わない、励磁では無く

今回は誰でも手が出せる最もリーズナブルな励磁スピーカー

 

TV CMの「部長のお小遣い程度ですよ~」の

 

ダイヤトーンP610の励磁改良モデルを紹介しました

いつもは我が、キャンピングカーに取り付けられている、カーオーディの

励磁スピーカーだが、その実力はなかなかのものですよ

 

制作はいつものTオーディオ製

このP 610の励磁改良は素晴らしいと思う

 

というか、元々D62励磁ユニットがアルニコになってP610となったのだから

 

P610を励磁に戻せば良くなるに決まっている、これはALTEC 288や515も同じ事が言える

 

 

励磁だった287や415が簡易型のパーマネントになり288や515となったのと同じです

 

ちなみにこの進化は、音の進化では無く、コストと使い易さの進化でしかないです

残念がら確実に音は退化しています

 

 

この話題に触れると一晩中書くことになるので止めるが、P610の励磁は良いです

 

 

何が良いのかと言われれば「紙の音がしない」

 

パーマネントの歪み、特にP610の紙臭い歪は

アルニコマグネットで紙臭い異臭を放つ

 

これが励磁にすると、見事に無くなる

元々の設計が励磁であったのが良くわかります

 

 

オーディオで難解なのがこの紙の異臭音の除去フルレンジよりもマルチユニットの方が

その異臭を感じられる、かといって、重く鈍くるると音楽性が奪われる

紙臭さをどう処理するかでコーン型の良さは発揮されると思います

 

 

そんな、P 610を本気で鳴らすには大きなBOXが必要なのだが

カーステレオ用なので、にそんな大きなBOXは積めないので

JBLの4350のミニチュアBOXに入れている

空気抜き程度のバスレフだが、ちょっとしたフロントロードも掛かりなかなかのもの

熱を持つ励磁だが、結構な量の吸音材を入れて調整している

 

私はコンプレッションドライバーが好きだがこのBOXに入れると、ユニットより穴が小さいので

強制的にコンプレッションが掛かり、私好みの音になる

 

昔のP610の説明書では後ろから取り付けるのを前提としており

エッジ部分は隠すように、小さめの穴が指示されています

 

そんな励磁P610コンプレッション・フロントロードBOXを使った今回のオフ会だが

大きな声では言えないが、友達甲斐のないメンバーばかりで残念ながら写真が殆ど無い

一枚だけ撮ってくれたEさんありがと~

 

MJ誌でも写真と記事を送ってくれれば、と言って頂けたが

私は酒もそんなに飲まないで一人で延々と喋っているのに

 

誰もメモを取らないし写真もないので、結局投稿もできなかった

仕方がないのでこんなブログに綴っている

 

 

試聴まずは、励磁P610は「真空管アンプが似合」うのか

「デジタルアンプの方が音が良い」のか聴き比べ

 

真空管アンプはキャンカー搭載のWE300BシングルのEKジャパン

 

WE 91型といきたいが、持ち出すのが大変なので、普通のシングルアンプだが

出力トランスをタンゴに変えたり多少は手を入れてある、音のいいアンプ

 

 

対するデジタルアンプは160Wの激安アンプと

デジタルアンプの最高峰、幻のFOB SD05アンプ

(今回初参加のPSD大山さんの提供)

クッキリすっきりの激安デジタルアンプは、ちょっと煩く感じるが、

まあこれはこれで値段相応で良いと思う

 

SD05の音はちょっとヤバイ、デジタル正確な音の表現の良さがよく出ていて、かなり良い感じ

 

300Bの方が音が悪い、といえば悪いが、音は楽しいと思う、

やっぱり音楽を聴くにはこっちかな〜

 

皆さんの表情も、ビミョー

 

 

 

どちらが良いかの答えは各自で出してもらう事にしてさて、

お次は励磁コイルにコンデンサーを入れてみる

WEの16μのコンデンサーを励磁コイルと並列に入れてみる

 

おっ、良い低域の量感が良い感じで伸びて出て来た

 

 

私:これ良いでしょ〜

M氏:ちょっと待てこのコンデンサー今いくらすると思ってんだ、ユニットよりコンデンサーの方が高いだろ!

私:・・・・・・

 

 

 

じゃ次の実験、

今度は励磁電源は、定電流か、定電圧のどちらが音が良いか聴き比べましょう

CVとCCの二つの電源の聴き比べ

 

これぞ励磁の会ならではの聞き比べ、励磁の会らしくなってきたぞー

ワイワイ・ガヤガヤ・・・・・・・、おーいみんな聴いてるか〜

お酒が入って、ほとんど皆さん聴いてない

 

 

 

誰かの、「どっちも変わらないよ〜」の一言で

 

私:ぶつッ!、じゃあいいよ!

こんなに違うのに・・・・・、

俺も飲も〜

 



てなわけで、私が飲みだしたので店の立派な励磁スピーカーに切り替えられた

 

 

 

 

 

そうだ、忘れてたもう一つ実験があったんだ

 

かのJBLの最高峰スピーカーエベレストで行っている

「チャージカップル・リニアディフィニッシュ方式」

知ってる?

 

励磁とは関係ないけど、

昨日徹夜して作って来たから聴かせてやるよ

 
何のことは無い中高域ドライバーの低域カットのコンデンサーに、
乾電池でバイアスをかけて見ると
(注、JBLでは最新コンデンサーなので9Vで行っていますが、この回のメンバーと同じご高齢のコンデンサーだと、活性化させるのに9Vでは足りないだろうと18V強力タイプと、27VのAEDタイプを用意)(笑)

 

 

酔っ払い:あれ?何したの?

私:だから~、JBLのエベレストでやってるチャージカップル・リニアディフィニッシュやってみたの

私:変わった?

 

酔っ払い:変わったよ、なんで変わるの?どんな理論なの?

 

・・・・・・・、

私:そんなこと聞かれても、私にわかるはずがないでしょ~!

 

酔っ払い:お前は理論も解らないでやってるのか

 

私:ぶちッ!理論で音が良くなるのかよ~?、オーディオは実践やってみなきゃ解らないよ

皆:・・・・・・・・・

 

 

 

そんな、事をみんなで楽しく論議した励磁の会第二回オフ会でした~

 

 

因みに第三回オフ会は、

9月か10月に山形のGIP本社に殴り込みをかける事になりました

最高峰の励磁サウンドの体験して

そのあとは上ノ山温泉で宴会かな?、楽しみで〜す

 

 

追伸、P610励磁に興味のある方は

https://saneimusen.wixsite.com

三栄無線ファンクラブへ連絡してみてください

昭和の気合の入ったオーディオ猛者が待ち受けています

制作の指導も行っているようです

恐がらずに連絡してみてください、