オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

秘儀、低音、音色コントロール

2023年06月27日 09時03分10秒 | オーディオ


オーディ最大の難関「低音コントロール」

自然界の音楽で聴く低音は「弾んでリズミカル」

 

 

だがオーディオ機器が再生する低音で

「弾んだ低音を殆ど聴く事は無い」

 

音楽を聴いて「心が弾む」「心が躍る」「わくわくする」興奮する音は躍動感が伴うと思う

音楽を再生し楽しむオーディオ、その最大の難関は

 

「この躍動感を演じる事だと思う」

 

躍動感を感じる音で大切なのはやはり低音を弾ませる事だと思う

 

簡単に低音を弾ませには

超低域、「重低音」のカット

膨らむ「量」をカット

帯域と量をカットすれば、心地よいヌケの良い低音をある程度奏でるが

 

カットすればするほど、今度は物足りなさも出てしまう

 

特に反応の良い高能率スピーカーでこれに拘ると

尚更、低音のコントローは難しい

 

 

我が対策としては、まずは物足りなさが出ないように、ある程度の量を出してから

滲み、淀を無くす方式です、これって結構難しんですよ

 

低域ユニットは、

フロントホーン型のバッフルで、BOXではないので後面開放となっている

これをコーナーに設置して、両サイドの壁を使って量感を出している

 


 

昔のクリプッシュコーナーホーンの原理です

 

それに加えて後面開放の後方から出る音を、横や上から出る板をねじ止めして塞ぎ

下方からのみ後面の逆位相の音を出している

 

背圧の逆相の音を四方に出さないのは、音の濁りを出さない為です

出来るだけ音が濁らないように、背圧はバッフルの下方からのみから前に出ます

バスレフともバックロードとも違いますが

 

 

結果としてこのバッフル下部の音の通り道は

低音のコントロールにはとても大切になりました

 



何も置かないでフローリングの板だけだと反射が強く、

音も強くなり、賑やかで音の濁りも出てしまいました

 

これを弱めるために、グラスウールや、タオル、凸凹の反射材など試しましたが

最も効果が有ったのがこの吸音材でした

 

これは素晴らしかったです、

 

スポンジ系の吸音材は、吸音効果は高いのですが「肝心の音が死んでしまう」と思います

音が死なない乱反射板が好きなのですが、このスピーカーの下の狭い空間では音を濁します

 

音を殺さず上手く吸音してくれるものを探していましたがこれは良いですね

以前から乱反射版の中に入れたりして使っていましたが

 

試しに200円分買ってきてスピーカーの下に置いたら効果覿面

 

中低域の音がスッキリした、これは良いと

 

 

翌日、三軒ある百均やホームセンターから全て買占め、我が街から金たわしが消えた


我が家に集まったのです

 

お店に補充されるとまた買って、知らぬ間に随分沢山入れていたようだ

 

 

気が付くとかなり音が重くなってしまったので

 

いったんすべて取り出してみたら、一体何袋買ったのやら

ほんとにすごい量が入っていました

 

 

改めて、金たわし無しで聴くと「音が軽く、賑やか」です

これもでもいいかと思うが・・・、音の重さが足りない、物足りない

 

音に比重の重さは無いと云われるかもしれないが

私は低音には重さが有ると思います

 

この金たわしは、その音の比重も上手くコントロールできます

 

最終的に低域のフローリング面には、重ねてすいてあった金たわしを

重ねずにちょっと隙間がある程度に敷き詰めました

 
このちょっと余裕がある程度の敷き詰め方のほうが、良い感じで音に張りが出ました
 
低音コントロールは大変ですが、美味くコントロールすると
 
 
音全体に躍動感が出ます
 
 
 
私は、まず量を出すことを考えてから絞りましたが
 
他にも沢山アイデアはあると思いますので、また機会があったらやってみます
 
 
 
そんな訳で、だいぶ吸音材が余りましたが、また使う事も有るかと思いますので取っておきます
 
何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしですね