オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

最高の賛辞、クロスいくつですか?クロスがわからない

2020年08月29日 17時34分20秒 | オーディオ



長年オーディオを楽しんできて、様々な友が訪ねてきてくれます


一緒に音楽を楽しんで、共に自らのオーディオ感を語りながら


楽しいひと時を過ごし、



捨て台詞をはいて帰られる方


また来るね〜、と言いながらも

「二度とと聞きたくない!」感たっぷりの方、等々


様々です^_^

 

でも、ほんとに褒めて下さる方もたまにはいらっしゃいます

 

しかも今回頂いたコメントは、

長年オーディオやってこられた大先輩で

元プロでもあった方から出た言葉です


正直これほど嬉しかった言葉は今までありませんでしたね

マルチスピーカー愛用者にとって最高の褒め言葉です

 

ウーハーとドライバーのクロスが分からない

 

 

 

様々なお客様方が訪れ、共に音楽を楽しみひと時を過ごしますが


実は聞き手の警戒レベルも、もてなすのに必要な事なんです

 


注、某横須賀の大先生のFBでは、来るゲストのレベルで真空管を差し替えるとありました

そこそこマニアレベル、チャイナ300B(持ってないな、そこらの300B)

生意気マニアレベル、レプリカ300B

いっちょまえレベル、70年代300B

ハイレベル、刻印300B

超ハイレベル、300Aマグネシュウムゲッター

自分が聴きに行ったときな何が刺さっているかよーく見たほうが良いですよ、

たぶん私は、そこらに転がっている300Bレベルだと思いますが




注、冗談で〜す

 

 


でもまあ、聞く曲でその方の警戒レベルがだいたい分かります

 

お好きな曲かけますが、何聴きますか?

 

 「女性ジャズボーカル」

 

と言われる方は多く、まあ女性ボーカルだと割と簡単

一安心できる方です

 

だいたい雰囲気で聞かれる方が多いですね

口がでかいとか言い出す方もいらっしゃいますが、


それは大型スピーカーを使ったことがない方だなーと、思ってしまいます

スタジオ録音のボーカル・オンマイクで撮ったレコードは、


音が大きくなれば当然口もでかくなります

 

 

女性ボーカルでも、LIVEのオペラ、などと言われる方は、

ちょっと慎重になります

 

 

 弦楽器と言われると


 中高域を重視され、音の響きにもうるさい方が多いですね

 

 

迫力のあるものなら何でもいい、と言われれば、

まかしてください、得意なド迫力サウンドでお迎えします

 


でも、「ピアノの曲をかけて下さい」

 

と言われる方は要注意!です

 

なんと言っても音階が一番わかりやすい楽器です

単にピアノの曲が好きだったら問題ないのですが

 

オーディオ・マニアをにおわす風体で、

 

ソロのあるピアノの曲をかけてくれ!

 

という奴はちょっとヤバイお方、

 

 

目的は、そのスピーカーシステムの構成を見抜き

的確にコメントを残そうとする方です

 

 

ちょっとした気のきいたオーディオ販売店のスタッフならやりそうなことです

 



このスタッフさんすげー

的確で信用できるコメントだ

この人なら信用できる

この人の勧めるものは信頼できる


 

と、

思わせることが、オーディオ販売業界の鉄則なんです

 




注、うっそで~す

 

 

 

 


 

先日のとある会合の後、久々に我が家に寄って頂いたオーディオの大先輩の方

 

使っている機器も皆さん似た様な機器の方

 

ウオーミングアップに女性ボーカルをかけ

 

 

 

ウオーミングアップ完了、何聴かれます?

と聞くと

 

一人の方、S氏が「ピアノが入った曲をお願いします」

  

 

えっつ、きた〜、ヤバイ、本気だ

 

確かにS氏は同じようなユニット構成のシステム

 

15インチ励磁ダブルウーハーにコンプレッションホーンと22Aホーン

ほとんど同じだが、

 

 

選んだ低域ホーンが違う、

私はミラフォニックホーンを選んだが、氏はシャラーホーンを選んだ

 

たぶんその違いに興味ががあるのだろうと直感した

 

 

 

緊張しながらピアノのジャズをかけた

難しそうな表情だ

 

 

クラシックも掛けてみました

無言

 

 

他の方々は、良いですね〜、リアルですね〜

とのコメント、

 

ありがとうございま~す、^_^冥利に尽きます

 

 

だが一人S氏だけは、ノーコメント

 

遅いからまたね、一組の方々が帰っていった

送り出し

 

 

じゃあ僕も帰るよとの事、コメントなしか~、残念と思っていたが

 

帰り際に立ち上がってやっと呟いた言葉が、

 

「これ、クロスはいくつなんですか?わからない」

 

「一体感があって、ウーハーの紙の音がしないですね」

 

「何処でクロスしているのか判断できませんでした」

 

 

 

やった〜、(もちろん声には出しませんが)

嬉しい!、これぞマルチスピーカーの最大の賛辞です

 

 

正直、紙の音がしないウーハーは無いと思います

 

コーン紙なんだから「紙の」の音は出てると思いますが

それを聴かせない工夫

 

それがわかってもらえた様です

 

高域、金属振動板、金属ホーン

 

中域、金属振動板、金属ホーン

 

低域、紙振動板、木製ホーン

この三つの帯域を合わせて聴く、マルチスピーカーシステム

 

 

合わせるものは何か

 

今まで何度も書かせて頂きましたが

ようやくその成果が出ていたように思えます

 

 

 

 

翌日電話が入って

うちのはやっぱりクロスが分かります、私もネットワーク等も作り直してもう一度一からやり直してみます

との連絡が入りました、近いうちに聞きに来いとの連絡が入るものと思っています

 

オーディオは仲間がいて、また良きライバルがいて、様々な個性的な音を奏であい

 

お互いを高めあえる楽しい趣味ですね

 

連絡が入るのが楽しみです


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