昔々、愛情測定器ラブテスターなるものがあったのをご存知だろうか?
45年くらい前のことだろうか二つ上の姉が、買ってもらったのか
誰かのを貰ったのか忘れましたが、これを持っていました
私が小学四年か五年くらいだったのかな?、
姉が好きな子がいればその子と手を繋げるよ、と言われて貸してもらった魔法の道具
姉と試した時はかなりの高い数値だった、「兄妹だからね」と言われて
いつもイジメられた記憶しかなかったが、
姉ちゃん俺のこと思ってくれてんだなーと思った様な記憶があります
大昔の事だが、覚えてるのはお目当のこと繋いだ柔らかい手の感触と
チョ〜低かったラブ❤️メターの数値
たしか、それ以来そのこと話しが出来なくなっってしまった
そう言えば、また嫌な思い出を思い出した
その頃悪ガキ達の間で、女の子のスカートめくりが流行っていて、
クラスのみんなやっていた、気がしたが
俺も一緒になってその子のスカートをめくりをやったら、
俺だけ先生に言いつけられて、親が学校に来たのを覚えてる
いつも、何だかんだとたくさん怒られていたので、そこの事で怒られたかどうかは記憶にないが
なんで俺だけ、こんな目に合うの〜、
みんなやってるのに・・・・
子供ながらにその不条理を覚えている、そしてその原因は
ラブテスターだってこともなんとなく覚えている、あれ以来テスターは嫌いになった
中学生になってからだったか、また誰かが懐かしのテスターを持ってきた
部活で、先輩に練習あと部室で男同士で握らされた、当たり前だが高い数値
お前らホモだろ〜と、からかわれた記憶もある
あとでわかったが、練習後の汗をかいた手で強く握れば数値は高い
あの小学生の時もっと強く握れば、
数値も高く
スカートめくり事件で親が呼び出されることもなく
もっと幸せな俺の人生があったかもしれない
・・・、、、
ん?
なんの話をしようとしたんだっけな?
そうだ、
タンガーバルブのアノードクリップの話
m教授のためになるホームページによれば
上に飛び出てるアノードに繋がっているプレートとフィラメントの隙間を大電流の熱電子が飛び交うのだそうで
*注、関係ないですがこのフィラメントはタングステンで出来ていて、中に充填されたガスはアルゴンガスで、タングステン+アルゴンがタンガーの由来だそうです
この大電流が流れているアノードにワニ口クリップで電流を供給していたのですが
先日のブログでバッテリーをやめて、タンガーに戻します
と書いたら、そのM教授のから、真っ先に
容量の取れないワニ口クリップをやめろ!
とのコメント
実は今までも何度もご指摘頂いていたが
正直繋がっていれば、電流は流れると思っていました
変えれば音は良くなるとは言われていましたが
たかが接点の接触面積を増やしてもそんなには変わらないだろうと
たかを括っていましたが
M教授すみませんでした
他の真空管と違いタンガーのアノードに接続する端子は圧がないと全くダメです
ネジ式の端子を探しましたが良いものがなく、仕方なく平型端子のメスを改良して作ってみました
かなりしっかり、ぎゅーっと、締め付けるて接続して
音を出したところ、
えっ!
クリア、音がまとまってる、滲みが消えた
えっこんなに違うの、
そうか大電流が流れるところは、しっかり繋がないと電流が流れないくてダメなんだ〜〜
そうだ昔もしっかり握らなくて、電流が流れなくて痛い目にあったんだ〜
で、冒頭のラブテスター❤️の話でした
もし私の様にタンガーの頭をワニ口でつまんでる方がいれば
すぐやめたほうがいいです、
長いことタンガーの素晴らしさを誤解していました
このクリアーで力強い音はバッテリーにも引けはとりません
m教授ありがとうございました、感謝感謝